小井土院長ブログ

緩和ケアと鍼灸

小井土 善彦 2024年12月20日

横浜は真冬の寒さに覆われています。昨日は初雪が降りました。風邪を引いた方や、治った後も咳が続いている方が、多いようです。保温と保湿で体調を整え、何かと慌ただしい年末を過ごしたいものです。

15日(日)は、スタッフとともに神奈川県鍼灸師会の研修会に参加してきました。

2024 緩和医療 パンフ

ものすごいスピードで進化し続けているがん治療や緩和医療の考え方の変化など、神奈川県立がんセンターで東洋医学部長として漢方薬や鍼灸を取り入れながら、奮闘しておられる医師や鍼灸師のお話は、分かりやすくとても濃い内容でした。当院にも、術後の諸症状の改善や体調管理を目的に受診される方が年々増えています。今後も学びを深め、臨床に役立てていこうと思っています。

 

学術大会に参加しました

小井土 善彦 2024年11月24日

朝から良いお天気の中、日本東洋医学会関東甲信支部の第32回神奈川県部会学術大会に参加してきました。

一般演題も含め、鍼灸の報告はありませんでしたが、漢方薬を取り入れて日々奮闘しておられる先生方のお話しは、鍼灸にも共通することもあり、有意義な時間を過ごすことができました。

現在の医学には、西洋医学で明らかな原因が見つからなければ、冷えは治療の対象にはなっていませんが、漢方医学や鍼灸医学では、冷えそのものが体調不良を表していると考え、治療の対象になります。寒さの邪気に侵入され、体の中に居座られしまうと、心身にさまざまな悪影響を及ぼします。風邪を引きやすい、疲れやすい、元気が出にくくなることもあります。女性では、月経や妊娠にも影響を及ぼすと、東洋医学では考えられています。月経や妊娠に関わることや更年期の諸症状、妊活中の困りごとなどの解決法の一つとして、鍼灸をお考えの方は、ぜひご相談ください。

急ぎ足

小井土 善彦 2024年11月20日

横浜は、朝から冷たい雨が降り続いています。4日前の日曜日は、東京都から委託を受け東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会が開催した講習会に講師としてお招き頂きました。会場となった都内の学校に向う際は、上着が要らないほどの陽気でした。

大任を無事に終えることができ、ホッとしています。

急激な気温の変化に、イチョウも大慌て。冬空に朝日を浴びて、光り誇っているように見えます。

寒邪に入り込まれないように、大袈裟でも結構ですので、暖かくお過ごしください。

子育て応援しています 

辻内 敬子 2024年11月15日

こんにちは せりえ鍼灸室です

横浜子育て応援マガジン「ベイ☆キッズ」vol.54 にて紹介いただきました

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コイド院長がインタビューに答えています。

鍼灸はどんな治療?などから、ストレス緩和に役立つ方法としてセルフケアの必要性をお話しています。ぜひ、手にとってみて欲しいです。

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今回の特集の中では、「こどもと一緒に楽しもう」が興味を引きました :-) 

それは滑り台長さランキングです 💡 

第一位:こどもの国役115m

第二位:金沢自然公園100m

第三位:県立四季の森公園54m

などです。行ってみたくなりますね

ベイキッズは、子育てに役立つ情報を発信している新聞です。

お得な情報やプレゼントもあるそうで、LINE登録もあります。

せりえ鍼灸室は、横浜のHAMAMAGUに登録して子育て応援している施設登録をしています。

#せりえ鍼灸室,#ベイキッズ

お知らせ

小井土 善彦 2024年11月01日

11月3日は、都内で現代医療鍼灸臨床研究会が開催されます。今回のテーマは、『心と身体の不調』です。専門医を交え、鍼灸が果たせる役割について、意見交換をしながらじっくり考える一日になります。

https://www.jsmamr.jp/wp-content/uploads/2024/09/745ab75f85f33f29495406e12886b78a.pdf

コロナ以来、久しぶりの現地開催。会場の周りは、大きなイチョウの木があり、黄色く色づいた木々の下を歩くのを、今から楽しみにしています。

秋の過ごし方

小井土 善彦 2024年11月01日

人の世は、様々な出来事で溢れていますが、季節は秋に入りました。


秋の雲

空気が乾燥して来ました。加湿と保湿で、風邪や肌荒れの予防を始めました。冷えの予防法で、ウール素材の靴下も出しました。

秋から冬に向けて、体のメンテナンスとコンディショニングをお手伝いをしています。

妊娠中や妊娠準備に、ツボを心地よい刺激で、自律神経機能を正常な状態に戻し、内臓や肌など、全身の血流を改善することが期待できる鍼灸を是非ご利用ください。

秋の疲れにおすすめしたいセルフケア

小井土 善彦 2024年10月04日

横浜は、涼しかった昨日から一変し、今日は朝から雨が降りジメジメ。天気予報では、秋雨前線の影響で、しばらくはこんな日が続くとのことです。

さて、このところ受診される方の中に、疲れやすい、食欲がない、眠れないなど主訴の他に体調不良を訴える方が目立ちます。みなさんはいかがでしょう?お体を拝見すると、例年なら梅雨が始まる前に出ているベタベタとした「変な汗」「ベタベタ汗」が、この時期に出ている方がいます。ご本人にそのことを尋ねると、イヤーな汗が出ているのが気になっているとおっしゃいます。はっきりとした原因はわかりませんが、この夏の暑さと、湿度と、エアコンによる影響のために、梅雨に向け準備をしていた汗をかく機能が、この季節になって再び活動し始めたのかも?と、考え、お勧めしている家庭でできるセルフケア法があります。同じようなイヤーな汗が気になっていた方は是非お試しください。

その方法は、入浴です。

入浴イラスト

かかりつけ医や、受診中の医師から、入浴について特に注意されていなければ、お湯の温度、お湯の深さ、入浴時間は、その時の体調や気分に合わせ自由です。その日によって、その人によって、気持ちの良い温度、気持ちの良い深さ、気持ちの良い時間は、様々。とりあえず、気持ち良いのが大切で無理は禁物です。

お風呂から出たら、出てきた汗は早めにふき取り、着替えた後で汗でぬれた衣類は、面倒でも着替えるようにしましょう。入浴時間帯は、朝でも日中でもOKです。何回か繰り返しているうちに、身体が軽くなり、汗の質がイヤーな感じから良い感じに変わったと感じたら普段の生活に戻りましょう。身体がリセットされたら、夏バージョンだった身体が、秋から冬バージョンに変わる準備を始めましょう。

もし、医師から注意されているときは、それに従ってください。

50代から始めるおとなの美容鍼

辻内 敬子 2024年09月28日

🌸【50代から始める「おとなの美容鍼」✨】🌸

オプションメニューとしてスタートしました!!

年齢を重ねるごとに、肌のハリやツヤが気になる…そんなお悩みを抱えていませんか?鍼を使わない「おとなの美容鍼」で、ナチュラルに美しさを引き出し、エイジングケアをしませんか?💆‍♀️

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当院では、マイクロカレントと鍉鍼(ていしん)を使用した、痛みのない美容鍼を提供しています。お肌の内側からエネルギーを活性化し、たるみやシワをケアすることで、若々しい印象へと導きます✨

🌿 こんな方におすすめ!

✔️ フェイスラインや目元のたるみが気になる

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50代以降の女性にこそ試していただきたい、「おとなの美容鍼」で、美しさと健康を両立させましょう!ご予約はお電話で045‐262‐5550

ご質問はスタッフにお気軽にどうぞ

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おとなの美容鍼

小井土 善彦 2024年09月24日

台風や水害など自然災害で被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

当院は、9月から火曜日も診療を再開するなど、改善を進めています。今回は、皆さんからのご要望が多い「美容鍼」のお知らせです。

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10月から本格的にスタートする予定です。

刺さない鍼で提供する「せりえ発 おとなの美容鍼」を是非お試しください。

 

 

 

秋に起こる腰痛 秋の季節の変わり目に腰痛が増える理由

辻内 敬子 2024年09月22日

秋が深まり、涼しい日が増えると、腰痛に悩む方が増えてきます。特に季節の変わり目には、体が環境の変化に適応しきれず、腰に痛みを感じることが多くなります。      腰痛の原因はさまざまですが、「冷え」が重要な要因の一つとして知られています。   今回は、腰痛と冷えについて、西洋医学と東洋医学の視点から考えてみましょう。

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西洋医学的な視点

西洋医学では、腰痛は主に筋肉や関節、神経に関わる問題とされています。      寒い季節になると、筋肉が硬くなりやすく、血行が悪くなることで、腰回りの筋肉が緊張しやすくなります。これが腰痛の原因となります。                 特に普段から姿勢が悪い方! デスクワークが多い方は要注意ですね。        秋風が吹いてくる頃、夜冷えて、朝には痛みで起きられない!という人もいます。   また、寒さに伴う血流の低下は、筋肉の修復や痛めた腰の筋肉の炎症の回復を遅らせるため、慢性的な腰痛が悪化することもあります。

東洋医学的な視点

東洋医学では、腰痛は「腎」と深く関わっていると考えられています。        腎は体のエネルギー源であり、特に寒さに弱いとされています。           秋の冷え込みは体の「陽気」(温める力)を弱め、腰部に冷えが集まりやすくなるため、痛みや不快感を引き起こします。                         また、冷えてくると「気血」の巡りが悪くなることで、さらに冷えた筋肉や関節を滞らせ、腰痛が生じやすくなります。

東洋医学では、冷えによる腰痛は「寒湿(かんしつ)」と呼ばれ、寒さと湿気が体に入り込むことで、痛みが発生すると考えられます。

腰痛予防と対策

腰痛を予防するためには、冷えから体を守ることが大切です。温かい服装や入浴で体を温め、血行を良くすることが効果的です。                      また、軽い運動やストレッチを日常に取り入れることで、筋肉をほぐし、体全体の血液循環を促進させましょう。東洋医学的なケアとしては、鍼灸やお灸を使って、冷えを取り除き、体の「気血」の流れを整える治療が有効です。せりえ鍼灸室では、冷えない足元をすすめて、足首ウオーマーを院内で販売しています。お声かけ下さい。秋の季節の変わり目に腰痛が気になる方は、ぜひ早めのケアを心がけましょう。

せりえ鍼灸室でお待ちしております。最初の予約は 0452625550 お電話でお願いします。

それ以降は問い合わせページからメールでも可能です。

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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