治療の流れ(妊娠中の女性を例に)
私たちは患者様に安心してケアを受けていただけるように安全性を重視しています。妊娠期は母胎の安全を優先させ、医師の了解や承諾のもとに治療を行っていきます。ケアの流れをご紹介します。
清潔で明るい室内環境を用意しています。来院時に不安がないように心がけて対応します。初めての方は、受付で問診票に記入していただきます。それをもとにカウンセリングしていきます。 身体の状態を東洋医学的にみた場合を含めて、わかりやすく説明します。わからないことや疑問などがあれば遠慮なく聞いてください。体調や週数に応じてケアの方法をお伝えします。 |
はりきゅうケアの方法や安全性と期待できる効果についての説明をします。同意いただけましたらお着替えください。当院では治療着を用意しておりますのでお着替えをお願いします。 |
お着替えの後は、お立ちになった姿勢でおなかや腰背部の状態を確認します。妊娠中の方には、妊娠週数に応じたおなかが、張っている、下がっているなどの状態をチェックします。 |
ベットに仰向けになって脈、舌、おなか、全身状態のチェックをして治療方針を立てます。膝下にクッションを用いて腰が痛くならないように、また、おなかが張らないようにします。 |
一般的には、マットを使いながら、仰向けやうつぶせで治療を行います。妊娠中の方には、側臥位や仰臥位にてケアを行います。おきゅうやはりを用いた後、15分程度リラックスしていただきます。体位を変えてまた同じように行います。 |
ベット上で仰向けにて脈や胎動の確認します。座っていただき肩や背中のコリの改善を確認します。立位でも体の確認を行います。 |
治療前後の変化や違和感がないかなどを確認して終了します。生活上にワンポイントアドバイスをして終了。お着替えをしていただきます。
お子様連れの方は手順は同じですが、お休みしていただく時間を省略しますのでお時間が短くなります。
2回目以降の方は施術時間が60分程度となります。
- 治療前後の入浴や過激な運動は控えましょう。
- 治療後は体がだるくなったり眠くなったりすることがあります。血行が良くなり緊張がほぐれたためです。翌日には解消しますのでご安心ください。
- 2回目の受診は、ご体調の変化を把握しやすい1週間以内の受診をおすすめしています。その後は、症状、ご都合に応じ、ペースをご相談していきます。