小井土院長ブログ

災害時備蓄品の点検

辻内 敬子 2018年08月30日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

災害への備えはお済みですか?

広報よこはまの1面には、災害への備えについて紹介されていました。

その中で特に、私が注目したものは、

備蓄品の点検についてです。

最低3日分は知っていたつもりでしたが、実際には!

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飲料水は一人3日分で9リットル

トイレパック一人3日分で15個

(こんな風にトイレに座ってできるといいですね)

食料(インスタント食品、缶詰など)

飲んで、食べて、出す!の基本ですから、準備しておきましょう。

インスタント食品も美味しくなっているそうですので、

期限前に食べながら、準備しておきましょう。

そして、忘れてならないのは、火を使わないお灸も役立ちますよ。

 

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快眠の目安は、朝の目覚めがよいことです!

辻内 敬子 2018年08月25日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

この夏は暑かったので、エアコンを夜間も使用した方がほとんどだと思います。

エアコンの使用により、朝がだるい、体が重い、

エアコンを付けては消してをして、寝汗をかいたり、蒸し暑かったりして熟眠感がない、などで朝を迎えた方は、快眠ではなかったということです。

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快眠とは、日中元気に活動できるという主観的な判断のようですよ。

人によって、必要な睡眠時間やぐっすり眠ったという時間は違います。

たくさん眠らなくても大丈夫!という方もおりますが、体がだるかったりする場合には、横になるのも必要と思います。

体が疲れた時と、脳の疲労というのでしょうか、精神的疲労によっても、疲れ方は違いますが、疲れた!気を遣いすぎた、と感じた時には、いつもよりも早くお布団に入ってみて下さいね。

起きる時間は変えないのがよいそうです。

体内時計は、朝の光を浴びて活動を開始します。毎日、朝日を浴びて、リセットしないと体内時計がずれていってしまいます。

寝付きが悪い人は、少し運動を取り入れたり、歩いたりしてみましょう。

不眠など、気になる症状の時にも、来院時にお伝えくださいね。

目の下のくまだけで判断している訳ではないですが、

お顔は明るいほうが美人さんに見えますよ。

肩こりや腰痛にもなりがちですので、マッサージもご利用くださいね。

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冷えは万病の元、不妊の要因にもなるかもしれません

辻内 敬子 2018年08月24日

こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。

冷えは万病の元について、不妊にもあてはまると東洋医学では考えています。

それについてご説明しますね。

東洋医学は、冷えは「冷え症|という病気になる一歩手前の状態を意味しています。

万病になるから、気をつけていきましょう。冷えは治療に値すると考えています。

冷えて、体温が低下すれば、細胞中の今話題のミトコンドリアの働きが低下してきます。

低体温、低酸素、 高血糖の環境になり、がんにかかる危険性も上昇してきます。

ミトコンドリアの働きは、生殖機能の働きにも影響してくると考えられています。

冷えによって、卵巣機能が低下して、不妊症にもつながりやすくなります。

妊娠すると、冷えは、早産はじめ異常分娩にもなりやすいことがわかってきています。

冷え症の改善や治療は重要な課題となっています。

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東洋医学では、体を気血水が充実し、バランスよく作られ、働いているときが健康と考えます。

そのバランスの崩れた状態は、不調につながり、冷え症は、バランスが崩れた状態と考えます。

冷えは、気にのって流れている血が上手く流れなくなる状態になりますから、

血が滞ってしまっていて、温める力の気血が流れていないので、冷えが進んでいきます。

冷えは、免疫力はじめホルモンバランスの異常をもたらし、自律神経のバランスの悪化も起こります。

冷えると、体の代謝機能も落ちてくるので、同じように食べていても太りやすくなりがちです。

冷えは免疫力の低下をもたらし、自律神経失調の状態は、体調を悪化させていきます。

自律神経不安定は、情緒不安定や頭痛、不眠はじめさまざまな体調不良を引き起こしていきます。

ホルモンバランスの崩れは、月経周期の不安定を引き起こします。

月経バランスが崩れてからではなく、

冷えを自覚していたら、はり・きゅう院に相談してみてくださいね。

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帝王切開や開腹手術後の傷の痛み引きつれにもはり・きゅう

辻内 敬子 2018年08月24日

こんにちは
 
せりえ鍼灸室の辻内です。
 
最近は、お産した方の2~3割程度が帝王切開分娩のようです。
 
古くなりますが、2011年調査では、総出産数104万人のうち19.2%にあたる約20万人が帝王切開による出産だったそうです。(2011年の厚生労働省・医療施設調査病院報告)
 
帝王切開分娩もお産のスタイルであり、
お母さんと赤ちゃんの安全を守るために行われている分娩の方法です。
 
医療技術の向上で帝王切開術に伴うリスクが減少しました。
 
背景には、高年妊娠の増加に伴うハイリスク妊娠が増えた結果として帝王切開が増えていると考えられています。
帝王切開分娩の適応となるのは、
骨盤位、多胎妊娠、児頭骨盤不均衡、前置胎盤、子宮筋腫の既往、前回帝王切開などがある場合です。
 
また、胎児機能不全、常位胎盤早期剥離、妊娠高血圧症候群、微弱陣痛、遷延分娩、回旋異常などの、分娩時の異常が予想される場合は、緊急帝王切開が行われます。
 
帝王切開分娩は、お母さんと赤ちゃんの安全を守るための大事な分娩様式です。 
 
傷みには、痛み止めを服用しながら、授乳などの子育てができるようになるのが一番です。
 
お母さんの体は、妊娠から分娩、そして産後には子育てをする体です。
 
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足もとや下半身が冷えている場合やむくみが激しい場合には、傷の痛みもより感じやすいかもしれません。
 
そんな時には、腹巻やレッグウオーマーで冷えから守り、
温かいお腹にしてみましょう。
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出産後に数か月経過しても、帝王切開の傷の後が痛む、ひきつれる、
ケロイド体質でつれていたむ、疲れてくるとお腹がひっつれてくる、
などを我慢している方もみられます。
 
そんな場合には、やさしくなでるだけでも、痛みの程度は軽減します。
 
痛いのが飛んでいきます。
 
さらに、元気になり早い回復を促すには、もっと積極的なメンテナンスとして、
鍼灸治療を受けてみましょう。
 
お腹の傷のつれや痛み、傷痕が気になるなどは、遠慮なくはり・きゅう院に相談ください。
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産休前はお腹の張りに気をつけましょう自覚が無いときには?

辻内 敬子 2018年08月24日

こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。

妊婦さんは、予定日を心待ちにして、赤ちゃん誕生と待っていると思います。

しかし、働いている時には、産休が待ち遠しいですね。

あと何日と、秒読みのように数えていると思います。それほど、大きなお腹で、仕事することは、体にとっても、精神的にも辛い時かと思います。

産休前の仕事の引き継ぎ時は、気持ちも体も大忙しのことでしょう。

もう少しだから、あと少しだから、と頑張ってしまいがちです。

そんな時には、お腹の赤ちゃんからのメッセージに気づかない場合が多々あるようです。

お腹の張りや、トイレに行きたい信号も気づかない場合もあるようです。

引き継ぎ前には、逆子がなかなか治りにくくなって、長期化している印象です。

引き継ぎがすんで、ほっとすると、逆子だった赤ちゃんも治る方もいます。
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忙しいという字は、心を亡くしてと書くので、
そんな時には、こころ、ここにあらず、になってしまうようですよ。

産休前には、心して、お腹の赤ちゃんにも
もうすぐですよ~、あなたが大事ですよ~
と、話しかけて、いそがしく仕事のことばかり考えている時には、

お腹をなでる時間をつくってくださいね。

産休に入ったら、こどものことは考えよう、ではなくて
いつも、考えてあげましょうね。

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産休に入る前、産休に入る時、

せりえ鍼灸室で、ゆっくり、まったりしながら、お腹の赤ちゃんとともに、

はり・きゅうで、お産に向けての準備をしていきませんか。

お待ちしていますね。

冷えていると気の巡りも血のめぐりもよろしくない?!

辻内 敬子 2018年08月24日

こんにちは 

せりえ鍼灸室の辻内です。

最近、不妊クリニックにて「不妊と鍼灸」についてお話させていただく機会をもらいました。

2018年5月のJAMAという権威ある医学会雑誌に投稿された見解では、

鍼治療は、妊娠率と出産率に影響を及ぼさなかった!という残念な結果が報告されてしまいました。

しかし、日頃の臨床を行っていると、手応えを感じる患者さまがいます。

それでも、研究になると、研究対象者をそろえたり、条件を一定にするなど、難しいのが臨床研究です。

この研究の結果の考察では、比較した群に、ばらつきが多くみられたことや、

鍼治療を希望して、途中離脱した方も多くいたということです。

もう少し解析などを待ちたいと思っています。

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気と血の話をしますね。

体の中を東洋医学では、陰陽二つの気が体内を循環しると考えています。

それらが身体を循環しているので、身体は温かくなっているのですが、

陰気は冷たいところを好み、

陽気は暖かいところが好きなので、足もとが冷えてしまいます。

冷えていると、冷たい足元から陰気は上に上ろうとせずに、

陽気は暖かい上半身から下がってきません。気の巡りが悪い状態です。

そして、血と気は一緒に巡っていますので気の巡りも悪く、

血の巡りも悪いということが起こると考えています。

気も血もよく巡って、子宮はじめ内臓を温めていることが大切です。

気が滅入っていたり、

いらいらしていることは逆上ですので、気が巡っていない状態です。

気血の巡りは、はりきゅうと散歩で、良くしていきましょう。

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小さく産まれた赤ちゃんにはタッチケアが継続されています

辻内 敬子 2018年08月09日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

第27回母乳育児シンポジウムに参加してきました。

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赤ちゃんにやさしい病院をユニセフの任命を受けて認定している日本母乳の会があります。

3年に1回の厳しい認定検査を受けて、更新をされ、赤ちゃんにやさしい病院(BFH)を名乗ることができます。

現在、日本では68施設です。

ポスター発表では、以前、病院で鍼灸治療をさせていただいた日赤医療センターもありました。

日赤医療センターでは、600グラム以内の小さな赤ちゃんが生まれていました。

超未熟児です。

その赤ちゃん達が退院するまでの100日程も、

お母さん達は、毎日病院へ通って、タッチケアを行っていたという報告がみられました。

子どもを思う親の気持ちは、継続につながりますね。

未熟児へ行うタッチケアは、赤ちゃんの成長や発達にとってもよいそうです。

健常児のお子様には、

ふれあいとしておこなっていただくのがいいと思います。

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夏バテ、夏の疲れ、夏の冷え、お灸を始めてみませんか

辻内 敬子 2018年08月09日

 こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

70代以降の方には、お灸は熱い、やけど、おしおきのイメージが定着しています。

しかし、若い方には、手軽にできるおしゃれなイメージも出てきているのではないでしょうか。

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かわいい~~と言ってくれる商品もでてきています。

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私たち「きゅう師」は、灸を用いた治療を行う場合には
もぐさをひねって据える直接灸を多用します。

今は簡便な台座がついたお灸があります。
これを使うと手軽にお灸をすえることができます。

症状から相談して、自分にあったつぼを鍼灸師に処方してもらって、
自宅でお灸をすえることができるのでおすすめです。
手軽に継続できるというところで私は勧めています。

やけどをつくらないようにお伝えしますので、ぜひ行ってみてくださいね。

でも、本来、お灸は皮膚に軽度のやけどをさせるような直接灸が
効果もあるということで、伝承してきています。

こちらもお試しくださいね。

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はり・きゅう師は体のバランス機構の調整につぼを使っています

辻内 敬子 2018年08月09日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

体は季節に応じて対応・対処していますね。

四季折々の状態を察知して、元気を保とうとしています。

暑い時期、寒い時期、汗をかいたり、皮膚を閉じて寒さから身を守っています。

皮膚は大切な、体の防衛をしているバリアです。

その皮膚のところに、つぼはあります。

私たち、はり師・きゅう師、按摩マッサージ指圧師はつぼをどのように捉えているのでしょうか。

お話を聞いて、問診し、見て、ふれて、診断を下しています。

皮膚からの情報を大切にしている職業です。

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東洋医学という中には、漢方やはり・灸が入っています。

漢方もはりきゅうも、症状に現れている分類を大切にしています。

漢方は、証に添って投与され、違って飲んでいると効き方に大きな差がでてきてしまうと考えられています。

ツボを用いるはり・きゅうは、ツボは、自分の体に都合の良い方に受け取ってくれて、

調整を計っていきます。

大切なのは、その時期の体を判断することですが、同じツボを使っていても、間違いではないのです。

妊娠中には、流産や早産をしないように、安胎に作用するつぼは

分娩時には分娩促進にも働きかけるのです。

 

冷えと不妊の関係は、冷えの程度が問題では?

辻内 敬子 2018年08月09日

こんにちは

せりえ鍼灸室の辻内です。

暑い日がまだ続きますので、エアコンで冷えますね。

また、汗をかいたり、雨にあたると、そこで冷えを体の中に入れているような気がしてきますね!

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現代社会では、社会環境や生活環境も変化していますので、否応なく一昔前の女性の体とは違っています。

特に、「冷えは万病の元」という言葉がありますが、冷えの改善は重要と考えます。

既に、冷えは生活の中に入り込んでいます。

薄着や冷房にさらされる期間が長く、冷たい飲食物を日常的にとっている状態では、冷えに浸かっている状態です。

冷えは免疫力を低下させ、ホルモンバランスを乱します。

そのため冷えの改善を図ることは、ホルモンバランスを整える上でも大切になってきます。

長い期間、不妊治療に取り組んでいる場合には、気持ちのコントロールが難しい時期もでてきがちです。

気持ちの流れもスムーズでないと、上だけが熱く感じたり、下半身を温める力が滞ったりしがちになると、東洋医学では考えています。

気持ちを上手にコントロールできるように、

鍼やお灸を利用していただき、自律神経系のバランスを整えてはいかがでしょうか。

施術する箇所は、足元からの刺激や腹部や腰部などを用います。

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体全体を始め、骨盤内の血行状態を良くするという考えで行います。

 

 

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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