辻内 敬子 2023年07月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
赤ちゃんが欲しいと望みながら子宝に恵まれない時は悩みますね。
ご結婚前に、ご夫婦で検査をされることが一番最初にされることかと思います。どちらかに原因があるのか、それとも見当たらないのか。年齢も大きく関係してきますので、様子をみていくということよりも、サクサク検査は行っておくのがベストかと思います。
挙児希望から1年過ぎても子宝に恵まれない時は不妊症として、鍼灸治療を利用する方は少なくありません。

月経が来る度に落ち込み、イライラや不安、悲しくなったり、感情の起伏も激しくなります。鍼灸の特徴は、自律神経のバランスを整えます。
卵巣はストレスがかかるとその機能が低下します。ホルモンの分泌による不調の他に、ストレスによっても、卵巣機能の変化や組織の変化がみられることがわかってきています。
それらのストレス緩和には、鍼灸治療がお勧めです。自律神経のバランスを整える、リラックスする、それらが重要になってきています。
また、鍼灸治療では、自律神経が調整されることで、卵巣の血流改善にもつながってきますので卵子の質や排卵のことで、少し力になれる可能性がでてきています。
ぜひ、不妊治療とともに鍼灸治療を併用してみてください。
辻内 敬子 2023年07月07日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
連日の気温の高さに、大人も子どもも冷たいものが欲しくなりますね。
乳幼児のおやつは食事です。
離乳食の回数が増えてきたり、御飯を食べるようになった乳児には、
祖父母や親せきは、いろいろ与えたくなるものです。
アイスやジュースを飲み与え、甘いお菓子やスナック菓子をたまにだから、とあげていますか?それで、御飯が少なくなったり、満腹にしていませんか?
祖父母のところやお友達の家にでかける機会が多くなると、周りの目もあるし、
あげないでください、とは言いにくいものです。
おやつは食事を忘れないでね
うどん、おにぎり、芋でいいのよ~

赤ちゃんにいろいろと食べさせて、下痢した経験はありませんか?
甘い物を与えていると、乳幼児はおりこうさんだから
お母さんが甘い物をくれるまで、
泣き通しますよ。体力ありますから、泣き止むのは大変です
虫歯も防げていいと思うから、おやつに甘い物はずーと後回しで良いと思いますよ
赤ちゃんの体調やお腹の調子、などが気になったら、子どもには、小児はり、赤ちゃんマッサージなどがあります。一度ご相談くださいね。
辻内 敬子 2023年07月03日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
出生数が減少している中では、妊婦さんや赤ちゃんを見かけると嬉しい気持ちになります。
分娩後に赤ちゃんに会えた喜びはきっと最高の感激でしょう。

喜ぶ一方で、赤ちゃんにおっぱいを吸われる度に、お腹も痛むということがあります。
産後直後から、大きくなった子宮が急に元に戻ろうとする際の子宮収縮「後陣痛」は、始めてのお産の人よりも、二人目、三人目の産婦さんになると、痛いそうです。
また身体中の力をふりしぼったおかげで、全身筋肉痛の場合もあります。
さらには、お産でいきんで痔になってしまう場合もあります。妊娠中に巨大化したおっぱいは、授乳の準備で張ってくるのも、産後からです。
出産後の身体はくたくたでも、新しい命におっぱいをあげる作業は、否応なく始まっていきます。
そんな時には、背中をやさしくなでながら、ママを労わってあげましょう。
産後直後は、足もむくんできますし、背中もさすってもらえば、肩こりも楽になります。
お疲れ様、よく頑張った!の声掛け共に、背中に手を置いてほしいと思います。
赤ちゃんの寝顔は可愛いですが、産後直ぐには、様々な体の痛みと不快な症状がたくさんあるママの状態に気を回してくださいね。
これから始まる子育ては二人で、そして、産後ママには、心身の状態が早く回復するように、手を添え、気持ちを労わってあげてください。
ママの心身疲労に、鍼灸利用で楽になった!と言ってもらえるように、産後すぐから病院で、鍼灸が提供できる日が来るように、私達も頑張りたいと思います。
小井土 善彦 2023年06月18日
関西では、お灸を「やいと」と言います。富山県高岡市の瑞龍寺では、田植えの時期に合わせて、6月1日と7月1日の2日、朝5時から夕方4時の間、1つのツボに一つ、お灸を据えてもらいに、人々が訪れる習慣が今でも続いているそうです。お寺の参観料は500円ですが、お灸代500円を支払えば参観料は支払わなくても良いとのことです。
瑞龍寺は、人々の日々の暮らしを守るために、戦を避けた前田利長公の菩提を弔うために建立された寺で、それが故に地元の人たちに愛されていると、偶然通りかかったお坊さんから、お寺の謂れを伺うことができました。
また、戦争になってからでは、仏の教えも力が及ばないため、戦争になる前にそのような事態にならないために、日々の暮らしを大切にする事が大切とのことでした。
庶民の暮らしを圧倒するような派手な装飾は見当たらず、手入れの行き届いた境内に足を踏み入れただけで、清々しい気分になる不思議な場所です。日常の暮らしを大切にするために、非戦を選択した亡き藩主の姿勢は、お灸とともに、現代にも通じる国宝にふさわしい姿だなーと、感じ入りました。
国と国の関係には非戦を、人と人、人と自然あるいは身体と心の関係には非暴力を。国家にも養生が必要と言えそうです。
辻内 敬子 2023年05月23日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
妊娠中は、身体的な愁訴がたくさん出現します。
身体的は愁訴については、はりきゅう治療が効果を発揮しますのでご相談してみてくださいね。

妊婦さんは、精神的にも不安定な時期を迎えます。ホルモンの影響もありますが、妊娠した女性の悩みについて考えてみました。
赤ちゃんができる!という喜びの気分とはうらはらに、これから作っていく家族のことや仕事のことが気になり出すのが妊婦さんです。
- 妊娠判明の時期から、妊娠12週(妊娠3ヶ月)ぐらいまでは、なんと、産後の生活への不安が多発だそうです。今後のことを考えて、どうしたらよいか悩む時期なんですね。赤ちゃんと一緒に住む環境はどこがいいのか、仕事復帰や保育などが気になりますね。また、つわりなど身体の変化を実感するので、気持ちもマイナーになりがちのようですね。
- 妊娠16週頃は、つわりも収まり、つわりで大変だった方は、身体がへとへとで気力なしになりがちです。つわりの開始時期の妊娠6週位からこの頃までは、夫の協力が得られないなどが、不満の種にあげられています。
- パートナーがつわりの時から、労り、言動にも気をつけ、率先して家事を行い、妻への心配りが、妻の不満を和らげるようですよ。
- 妊娠18週から20週頃は、胎児が動くのを感じ始めます。胎動を感じはじめて母になることを実感してくるそうです。お腹の中には別の命が宿ってきている事を感じて、体調とともに、精神状態も安定してくるころです。体は安定期と言われますが、安定という言葉にほっとするようです。でも実際には、浮かれすぎずに行動を考える必要があります。
- 妊娠32週すぎた頃から、産後の生活への不安がまた襲ってくるようです。帰宅が遅い夫に、父になる自覚があるのかなど、求める声もあがっていたそうです。パートナーも一緒に、産後の子育てをする生活にむけて、シュミレーションをして、行動を変えていく必要がありそうですよ。
- 益々出産が近づいてくると、帰りが遅い夫には、出産後の赤ちゃんのお風呂に入れる時にどうしよう、赤ちゃんと二人で過ごす時間が長くなることへの不安が膨らんでくるようです。そして、それはお産本番まで持ち越されます。
- 更に予定日近くなると、お産そのものが大丈夫かなど、お産へ不安がピークになる頃です。
どんな時期にどんな悩みが多いかという調査ですが、ひと昔が10年なら、昔昔の20年前のプレモの雑誌に掲載されていたのを引っ張りだしました。(古くてすみません)
妊娠前から、妊娠中のこと、産後の事、考えておきたいです。そのためにも家族やパートナーと相談して協力し、子育てして欲しいですね。
小井土 善彦 2023年05月18日
今日の横浜は、真夏の暑さになりました。風か吹いていたので、窓から取り入れた外気だけで、今日は何とか過ごせましたが先が思いやられます。
治療室の下を流れる大岡川は、たくさんのクラゲで埋め尽くされていました。真夏のような光景に、思わず写真をカシャリ。梅雨のジメジメに向けて、汗をかく準備ができていますか?
辻内 敬子 2023年05月13日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
はりきゅうは、痛いところに直接アプロ―チすることもできます。
さらに、手足などの遠い方へアプロ―チして、身体全体のバランスを整えることもできます。それだけでなく、バランスを整えた先には、肩こりなどの軽減とともに、自律神経のバランスを整えることにもつながっているんですよ。

そこで、今から自分でストレッチをしたり
歩き方に気をつけて、バランスを整えていきましょう。
まず、自分の立ち方をチェックしてみて下さい
片足に重心をかけて、休めの姿勢が多いようなら、気をつけて立ちます
具体的には
足首を回したり、膝を回したり
股関節を柔らかくするように回したりした後に
腰をゆっくりひねってストレッチ
これでも十分効果はあります。
はりきゅうは、体全体のゆがみを調整していくことにつながります。
妊活の方も大切ですし、妊娠中の妊婦さんの体は、産後の育児にも影響してきます。
産後の骨盤痛や腰痛の改善を見据えて、妊娠中から、身体をメンテナンスしていってください。
おっぱいも、負担がかかる側が硬くなっていませんか?
確認してみてください。
はりきゅうをお試しください。
辻内 敬子 2023年05月01日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
お産の始まりには、破水や陣痛、おしるしがあります。
陣痛が始まる徴候がなく、予定日を超過すると慌ててきます。
予定日近くなって、どきどきや焦りや不安が出てきたら、鍼灸治療を予定してみてくださいね。
鍼灸治療で自律神経が整い、リラックスすると、陣痛さんが来やすくなりますよ。
焦っているのを本人は感じることが出来なくなってきますのでパートナーや周りの方が勧めてあげてください。
深い眠りやゆっくりの呼吸が出来ることはとても大切です。

お灸教室を助産院で行っています。コロナ禍で開催する機会が無くなってしまった産院が多い中、妊婦さんには東洋医学の視点やお灸は必要です!と続けてくれている産院もあります。
以前の事ですが、
おしるしが来て、今朝ほど陣痛が始まったというJさん。
明け方には10分間隔の陣痛と思って、産院へ連絡したけれど、
到着する頃には、すっかり陣痛が遠のいてしまったという。
朝、診察を受けに産院へ行ったが、なんかたまに陣痛らしきものはくるけれど、
産まれそうでもないといってきた。
赤ちゃんは下がっていて押されているような感じがするけれど、
まだまだ出てくる感じでもないんですよ~と、Jさん。
それは、そこまで来ているけれど、まだ、もう少しかもってことかな?などなど、
そんな調子の会話を交わしながら、では、あぐらをかいて
できるだけ、お灸もしながら、みんなと陣痛くるぞ、うまれるかも、の会話を
楽しんでみたら、とお灸の仲間になってもらった。
この産院で出産した経験者は、参加者に語り始めました
産院の階段が一人ですたすた上れるようではまだまだって言われましたよ。
障子の桟が、はっきり見えるようでは、まだまだですって。
だいたい、座っていられませんでしたよ。
鼻からスイカがでるようだっていうじゃないですか!
おしゃべりできるような余裕はなくなってきましたよ。
陣痛が始まって産まれそうな感じは、こんな様子だとそれぞれみなさん話してくれました。
すたすた歩けるJさんは、まだまだみたいと言って歩いて帰りました。
小井土 善彦 2023年04月26日
今年のゴールデンウィーク期間の休診日は、4月30日から5月9日です。ご不自由をおかけしますが、よろしくお願いします。