帝王切開や開腹手術後の傷の痛み引きつれにもはり・きゅう
辻内 敬子 2018年08月24日
辻内 敬子 2018年08月24日
辻内 敬子 2018年08月24日
こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。
妊婦さんは、予定日を心待ちにして、赤ちゃん誕生と待っていると思います。
しかし、働いている時には、産休が待ち遠しいですね。
あと何日と、秒読みのように数えていると思います。それほど、大きなお腹で、仕事することは、体にとっても、精神的にも辛い時かと思います。
産休前の仕事の引き継ぎ時は、気持ちも体も大忙しのことでしょう。
もう少しだから、あと少しだから、と頑張ってしまいがちです。
そんな時には、お腹の赤ちゃんからのメッセージに気づかない場合が多々あるようです。
お腹の張りや、トイレに行きたい信号も気づかない場合もあるようです。
引き継ぎ前には、逆子がなかなか治りにくくなって、長期化している印象です。
引き継ぎがすんで、ほっとすると、逆子だった赤ちゃんも治る方もいます。
忙しいという字は、心を亡くしてと書くので、
そんな時には、こころ、ここにあらず、になってしまうようですよ。
産休前には、心して、お腹の赤ちゃんにも
もうすぐですよ~、あなたが大事ですよ~
と、話しかけて、いそがしく仕事のことばかり考えている時には、
お腹をなでる時間をつくってくださいね。
産休に入ったら、こどものことは考えよう、ではなくて
いつも、考えてあげましょうね。
産休に入る前、産休に入る時、
せりえ鍼灸室で、ゆっくり、まったりしながら、お腹の赤ちゃんとともに、
はり・きゅうで、お産に向けての準備をしていきませんか。
お待ちしていますね。
辻内 敬子 2018年08月24日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
最近、不妊クリニックにて「不妊と鍼灸」についてお話させていただく機会をもらいました。
2018年5月のJAMAという権威ある医学会雑誌に投稿された見解では、
鍼治療は、妊娠率と出産率に影響を及ぼさなかった!という残念な結果が報告されてしまいました。
しかし、日頃の臨床を行っていると、手応えを感じる患者さまがいます。
それでも、研究になると、研究対象者をそろえたり、条件を一定にするなど、難しいのが臨床研究です。
この研究の結果の考察では、比較した群に、ばらつきが多くみられたことや、
鍼治療を希望して、途中離脱した方も多くいたということです。
もう少し解析などを待ちたいと思っています。
気と血の話をしますね。
体の中を東洋医学では、陰陽二つの気が体内を循環しると考えています。
それらが身体を循環しているので、身体は温かくなっているのですが、
陰気は冷たいところを好み、
陽気は暖かいところが好きなので、足もとが冷えてしまいます。
冷えていると、冷たい足元から陰気は上に上ろうとせずに、
陽気は暖かい上半身から下がってきません。気の巡りが悪い状態です。
そして、血と気は一緒に巡っていますので気の巡りも悪く、
血の巡りも悪いということが起こると考えています。
気も血もよく巡って、子宮はじめ内臓を温めていることが大切です。
気が滅入っていたり、
いらいらしていることは逆上ですので、気が巡っていない状態です。
気血の巡りは、はりきゅうと散歩で、良くしていきましょう。
辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
第27回母乳育児シンポジウムに参加してきました。
赤ちゃんにやさしい病院をユニセフの任命を受けて認定している日本母乳の会があります。
3年に1回の厳しい認定検査を受けて、更新をされ、赤ちゃんにやさしい病院(BFH)を名乗ることができます。
現在、日本では68施設です。
ポスター発表では、以前、病院で鍼灸治療をさせていただいた日赤医療センターもありました。
日赤医療センターでは、600グラム以内の小さな赤ちゃんが生まれていました。
超未熟児です。
その赤ちゃん達が退院するまでの100日程も、
お母さん達は、毎日病院へ通って、タッチケアを行っていたという報告がみられました。
子どもを思う親の気持ちは、継続につながりますね。
未熟児へ行うタッチケアは、赤ちゃんの成長や発達にとってもよいそうです。
健常児のお子様には、
ふれあいとしておこなっていただくのがいいと思います。
辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
70代以降の方には、お灸は熱い、やけど、おしおきのイメージが定着しています。
しかし、若い方には、手軽にできるおしゃれなイメージも出てきているのではないでしょうか。
かわいい~~と言ってくれる商品もでてきています。
私たち「きゅう師」は、灸を用いた治療を行う場合には
もぐさをひねって据える直接灸を多用します。
今は簡便な台座がついたお灸があります。
これを使うと手軽にお灸をすえることができます。
症状から相談して、自分にあったつぼを鍼灸師に処方してもらって、
自宅でお灸をすえることができるのでおすすめです。
手軽に継続できるというところで私は勧めています。
やけどをつくらないようにお伝えしますので、ぜひ行ってみてくださいね。
でも、本来、お灸は皮膚に軽度のやけどをさせるような直接灸が
効果もあるということで、伝承してきています。
こちらもお試しくださいね。
辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
体は季節に応じて対応・対処していますね。
四季折々の状態を察知して、元気を保とうとしています。
暑い時期、寒い時期、汗をかいたり、皮膚を閉じて寒さから身を守っています。
皮膚は大切な、体の防衛をしているバリアです。
その皮膚のところに、つぼはあります。
私たち、はり師・きゅう師、按摩マッサージ指圧師はつぼをどのように捉えているのでしょうか。
お話を聞いて、問診し、見て、ふれて、診断を下しています。
皮膚からの情報を大切にしている職業です。
東洋医学という中には、漢方やはり・灸が入っています。
漢方もはりきゅうも、症状に現れている分類を大切にしています。
漢方は、証に添って投与され、違って飲んでいると効き方に大きな差がでてきてしまうと考えられています。
ツボを用いるはり・きゅうは、ツボは、自分の体に都合の良い方に受け取ってくれて、
調整を計っていきます。
大切なのは、その時期の体を判断することですが、同じツボを使っていても、間違いではないのです。
妊娠中には、流産や早産をしないように、安胎に作用するつぼは
分娩時には分娩促進にも働きかけるのです。
辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
暑い日がまだ続きますので、エアコンで冷えますね。
また、汗をかいたり、雨にあたると、そこで冷えを体の中に入れているような気がしてきますね!
現代社会では、社会環境や生活環境も変化していますので、否応なく一昔前の女性の体とは違っています。
特に、「冷えは万病の元」という言葉がありますが、冷えの改善は重要と考えます。
既に、冷えは生活の中に入り込んでいます。
薄着や冷房にさらされる期間が長く、冷たい飲食物を日常的にとっている状態では、冷えに浸かっている状態です。
冷えは免疫力を低下させ、ホルモンバランスを乱します。
そのため冷えの改善を図ることは、ホルモンバランスを整える上でも大切になってきます。
長い期間、不妊治療に取り組んでいる場合には、気持ちのコントロールが難しい時期もでてきがちです。
気持ちの流れもスムーズでないと、上だけが熱く感じたり、下半身を温める力が滞ったりしがちになると、東洋医学では考えています。
気持ちを上手にコントロールできるように、
鍼やお灸を利用していただき、自律神経系のバランスを整えてはいかがでしょうか。
施術する箇所は、足元からの刺激や腹部や腰部などを用います。
体全体を始め、骨盤内の血行状態を良くするという考えで行います。
辻内 敬子 2018年08月08日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
8月9日は、はり・きゅうの日です。
県民公開講座~子育て支援プロジェクト~が開催されました。
赤ちゃんマッサージ~楽しく触れて健康増進
というテーマで、お話させていただきました。
平成30年度は、8月5日に、はり・きゅうマッサージの日として、
主催は、一般社団法人 神奈川県鍼灸マッサージ師会
共催は、一般社団法人 川崎市鍼灸マッサージ師会
場所は、子育てがしやすい町、川崎の武蔵小杉の川崎市医師会館で行われました。
第一部は、発達障害への理解と援助として、長谷川診療所院長の長谷川洋先生がお話され、大勢の参加者でした。
午後からの第2部で、辻内が赤ちゃんマッサージ~楽しく触れあい健康増進~と題して
90分間、お話と実技を交えて行いました。
会場では、マッサージの無料体験も行われ、お母さんやお父さん、
おばあちゃまも、代わる代わる子守りをしながら、無料マッサージを受けていました。
有資格者のマッサージは、とても安心な手技で、肩こり背中のコリもほぐれました。
当日まで準備をしてくださった川崎市鍼灸マッサージ師会の先生方、ありがとうございました。
会場には、川崎市助産師会の見慣れたお顔の助産師さんたちもお出かけしてくださっていて、赤ちゃんを抱っこして下さって、お母さんがリラックスしていました。
辻内 敬子 2018年06月23日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です
月経不順や不正器出血の原因となっているのが、多囊胞性卵巣症候群です。
月経不順だけで、そのままのしておいて、赤ちゃんがなかなかできないという状態で調べてみたら、多囊胞性卵巣症候群だったという方も少なくありません。
月経不順は婦人科で薬を飲んで月経を起こし、様子をみながら年に数回月経が来る程度だったという女性も当院に見えていました。
お薬をのむと副作用でむくみも出てしまうことと、妊娠希望ということから、産婦人科でホルモン値のチェックをしながら、鍼治療を利用した女性が妊娠しています。
自宅では、セルフケアとしてお灸も利用してもらいました。
針治療は週に2回をお願いしました。
年齢は29歳と若かったこともあり、3ヶ月程度で月経が来て、妊娠しました。
PCOS(多囊胞性卵巣症候群)と辛酸されて、月経周期で、超音波で卵の成長をみながら、
血中エストラジオールとプロゲステロンの測定を行って、鍼治療を行いながら調査した報告があります。
鍼治療を週に1回で6回後に、測定し、さらに4回追加した報告では、(合計10回)
卵胞発育および排卵では、有効率60%程度になっています。
妊娠に至る研究ではないですが、成熟卵胞を認めるまでになっています。
一度、鍼灸院にご相談してみてくださいね。
辻内 敬子 2018年06月21日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
本日6月21日は、夏至ですね。
冬至は、かぼちゃを食べて、ゆずのお風呂に入って!という行事が思い浮かびます。
夏至は、皆さんはどうされていますか?
私は、特別な行事が思い浮かびません。ビールを飲む!?
一年のうち、最も昼間が長く、夜が最も短い日といわれています。
だから、夜が短い分、元気は人は気兼ねなく、夜も遊べますね。
しかし今は、傘が手放せない時期の梅雨ですから、体は重い状態ですね。
日本人は湿邪が苦手な人が多いかもしれません。
こんな湿気が多いときに、冷たいビールなんぞを飲むと胃がやられる人が増えます。
ほどほどにしておいてくださいね。
お灸は、慢性病にも効果を発揮します。
胃が重たい、快便でお腹は空くのだが、食べられない。
元気に食べるけど、腸が不調。
そんな悩みにお応えしますよ。
せりえ鍼灸室にご相談ください。お待ちしています。