辻内 敬子 2017年10月16日
この日に産みたいという希望の妊婦さんは少なくない、
予定日が迫ってくると周りが焦らせる。だから妊婦さんも焦ってくる。
予定日近くなって不安があったり、そわそわしている時には、鍼灸をご利用ください。
鍼灸治療が自律神経の波を整えていきます。
陣痛がやってくることに期待がもてるようにお手伝いをしていきますよ。
周りは、妊婦さんを焦らせず、不安にさせずにサポートしていきましょう。
赤ちゃんが産まれてくること、それだけで十分ですよね。
妊婦さんも元気で、赤ちゃんも元気なら、それが一番ですよ。
二人目出産予定のIさんは、赤ちゃんが生まれてきて欲しい日をお願いしていた。
この日は上の子の行事、この日はお父さんが留守だから、この辺りで産まれてきて欲しいと思っているの、とカレンダーをさして言っていた。
予定日はあっても、産まれてくるのは、予定日通りにはいかない。
妊娠37週から出産予定日を挟んで、妊娠42週までが正常分娩であり、
予定日に産まれてくる子は5%というようですから、予定日はあくまでも予定日ですね。
自分の都合も大切ですが、赤ちゃんの都合もあると思いますよ。
予定日近くの1日1日は長いかもしれないけれど、
予定日より早い遅いと考えすぎは控えめに!
産まれて来る日を選んでいたらその通りならよし、そうでなくてもよしとしましょう。
だって、あなた達夫婦を選んで産まれてくる赤ちゃんだから、
日にちと都合は赤ちゃんに主導権をあげましょう。
辻内 敬子 2017年10月15日
私たち鍼灸マッサージ師は赤ちゃんや幼児をマッサージや小児はりで施術をしています。
簡単そうに見える子どもの治療ですが、実は難しいと感じています。
まず、お母さんが何を心配しているのかを知ることから始まります。
お母さんは子どもの健康のことが気になります。
子どもが元気に大きく育って欲しい!当たり前の願いですが、
お母さんの不安や心配を、子どもが身体に反映することもあります。
それ以外に、子どもがもっている体質があります。
そして、今の現状を表している、子どもの皮膚をよむ
子どもの気分をよむ、等
そんなことをしながら、お子さんと関わっていきます。
子どもの症状はすぐによくなることが多いものです。
悪くなるのも早いですから、急は変化には早急な対応が必要です!
おかあさんは、お子さんと触れることで、
子どもの状態を感じることができます。
ぜひ、お子さんに触れることでマッサージを楽しんでください。
マッサージは触れ合いにはもってこいです。
子どもの体調やバランスが心配になったら
小児はりを受けていただくことをおすすめしています。
辻内 敬子 2017年10月14日
赤ちゃんが生まれて来るときに、
多くは会陰切開という方法が用いられています。
産院が事前にお母さんの希望を聞くバースプランには、
できるだけ必要ではない医療処置はして欲しくない!
会陰切開はしてほしくないという、プランを作成する人が多いそうです。
妊婦さんにとっては、やはり、切るとか、縫うとか、痛いとかは避けたい言葉ですね。
会陰切開は、赤ちゃんの心音が下がってきているから早く取りだそうとしていれる場合もあります。また赤ちゃんの出てくる頭の位置が今ひとつ問題になって
なかなか出そうにない時に鉗子分娩や吸引分娩するときに行う場合もあります。
だから、誰でも切られてしまう、という訳ではないはずですね。
会陰裂傷は、切開しないを選択した後に、切れてしまった傷です。
会陰の裂傷を防ぐために、会陰の伸びをよくするために
会陰マッサージをお産近くなったらしましょうと勧められています。
病院で助産師さんにたずねるとよいですね。
会陰を上手にのばすようにする風船の形をうまく作れるように、のばしたりひっぱったりするのと同じですね。
会陰が熟化し、時間をかけて待てば伸びるという助産師さんもいます
私たち鍼灸師は、妊娠中のお灸を勧めています
特に、分娩前には、熟化しやすくなるようです。
伸び縮みするように柔らかい皮膚になるには、堅くなく、あまり厚くなく、薄くなり、
冷えがなくなり、むくみがすくなくなるのがいいのではないかしらと考えています
だから、冷え症やむくみがある
汗をかきにくい、などがある妊婦さんには、妊娠期間中から治療をすすめ
自宅でのセルフ灸をすすめているのです
でも切れてしまったら
早く傷が治り、引き連れ感が残らないようにしていくのも大事ですね。
また、 産後は上半身ばかりが授乳などで暑く感じます。
でも、下半身を冷やさず、お湯に入れない時期には足湯をして
身体を温め、傷の回復を促しましょう
産後一月経っても、傷の連れ感や
膣内部の痛み、違和感が残っている場合には
せりえ鍼灸室にご相談ください。
その場所へ鍼をしなくても、治療はできるのですよ
会陰部などを見せる必要もありません!!
女性の意志と自尊心を尊重してくれる治療院を探すことが大切ですし、
困ったら相談してくださいね
辻内 敬子 2017年10月13日
赤ちゃんからできる子どもの健康増進や予防に貢献すると考えられている
小児はりって知っていますか?
皮膚は脳の一部であるそうですので、その皮膚を金属の道具でなでさすることによって
子どもの脳へ刺激を与えて、健康増進に役立ててきた伝統療法です。
赤ちゃんだけでなく、幼児も小学生も中学生も気持ちいいって言ってくれますよ。
私たち鍼灸師は、子どもの成長や発達に関して、
正しいアドバイスが提供できるように
お母さんを応援しながら、子どもの健康増進と発達を願っています。
子どもや小児の症状は急変するものです。
子どもと楽しく関わる中で、症状の変化を感じるお母さんは、すばらしい感の持ち主です。
お母さんが元気でいられると
お子さんも穏やかに過ごす顔をよくみることができると思います。
そんな親子の笑顔を増やしていきたいと思っていますので、
赤ちゃんや子どものことが心配!
と思ったら、一度ご相談ください。
辻内 敬子 2017年10月12日
月刊クーヨンの記事と拙著である「0ヶ月からのベビーマッサージ」ご覧になった方からの質問にお答えします。
Q:鼻水が続いているのですが・・・
ずっと風邪かしら、大丈夫かしら。
A: 鼻水って、鼻にあるゴミやほこりは細菌を寄せ付けないようにしている
最前線バリアの一つと考えるとよいと思いますよ。
鼻も頑張って働いているんですね、
そんな状態の時にも、鼻水がでています
もちろん、風邪気味の時にもですね、
機嫌が悪く無ければ心配しすぎない方がいいと思いますよ
また、鼻水がでていて、ちょっと風邪気味なようでしたら
季節にもよりますが、
肌寒い時には、半袖半ズボンではないほうが
治りが早いと思います。
大人の自分だったら、どうするかな?って考えて
子どもの状態を感じてみて下さいね
空気が変わった時でもクシュンとくしゃみがでそうな時
くしゃみが出たときって鼻水でてませんか!?
赤ちゃんやお子さんの相談も遠慮なく、鍼灸師にどうぞ!
辻内 敬子 2017年10月12日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
妊娠希望の方は、既にご存じのストレスは妊娠を妨げる!について書いてみます。
親戚からの、まだ?赤ちゃんは。
両親からの、早く孫の顔がみたい!
そんな言葉から逃げ出していても、毎月の月経と夫の顔をみていると
イライラして来る!という女性は少なくありません。
不妊クリニックに通っている時に目にする子ども連れには、胸が痛むこともあると思います。
気にしないようにしていても、気になります。
東洋医学では、気が詰まることを、「肝気うっ結」などといいます。
イライラが激しくなっている時には、
肩の荷や気持ちを落ち着けることが大切です。
気づかないうちのこわばりを鍼灸、マッサージでほぐしてみませんか。
軽くなった身体が喜ぶと、気持ちも軽くなると思いますよ。
そんなお手伝いをしていきます、ご相談ください。
辻内 敬子 2017年10月07日
こんにちは。
せりえ鍼灸室の辻内です。
皆さんは、学んだら、その知識をどうされていますか?
学んだら、実践してみる。
習ったことは、実践してみる!に限りますね。
その日のうちにもう一度、まねてみて、やってみる!
すると忘れないものですよ。
ぜひ、実践してみましょう。
お灸は、習ってから、まねてみる。
辻内 敬子 2017年09月20日
こんにちは。
鍼灸按摩マッサージ師の辻内です。
皆さんは、見かけ重視ですか?人は見た目が100%というテレビ番組もありましたから「見かけは大切」ですね。
さて、「男と女のダイエット白書」には、
健康も大事だがどちかというと見かけをなんとかしたいは、全体の38.4%でした。
そのうち女性は54.4% 男性は22.2%
健康でさえあれば太っていてもかまわないが全体では、15.2%
女性は16.4%、男性は11.1%でした。
(男性回答者は全体の20%だそうです)
妊娠希望の方は、適正な体重管理も大切です。
太りすぎも妊娠したい!には、よく働きません!
ストレスでばくばく食べてしまいがちの時には、食欲を抑えるように自律神経に働きかけるのが鍼灸です。
やせすぎは、卵子など体の細胞のためにもよくありません。
食べられない、食べても太れない、下痢や便秘をしている方には、
美味しく食べて体を作れるように整えるのも鍼灸の役割です。
ご相談くださいね。
みかけも大事だけど、やはり命あっての美貌ですから、健康も大切にしてくださいね。
ただ太りたくない!!だけでなく、BMIという評価で判断していきましょう。
身長からの体重を考えていきましょう。
年齢が高い人が急激にやせてくると骨粗鬆症が心配になります。
賢者の休日2006年春号の中で、
「男と女のダイエット白書」にが掲載されていたので紹介したい。
辻内 敬子 2017年09月16日
こんにちは。不妊から妊娠、出産、産後の鍼灸治療をしているせりえ鍼灸室の辻内です。
皆さん、知っていました。
近いうちに、日本人女性の半分が50歳以上になるそうです。2020年といえばもうすぐ。
周りをみても、子どもが少ない、若者がすくない!
貴重な若者を大事に扱いましょう。
そして、人生100年時代はそこまで来ていますから、健康で元気に生きられる健康寿命を延ばしましょう。
それには、生活習慣がとても大切と言われています。
まずは、顔をみて顔色チェックから入りましょうか。
顔色がよろしい場合には、
食欲があり、しっかりよく噛んで食べられ、栄養を体全体に回せていると考えましょう。
歩きはどうですか、一日7000歩以上あるけるといいですね、
1回30分週に3回以上、3ヶ月以上続ける運動をしていると体によいそうですよ。(何もしていない方は、とりくみましょう)
よく眠れていますか。睡眠の質は大切です。夜12時前に床につきましょう。
快食、快眠、快便を心がけることから始めましょう。
辻内 敬子 2017年09月16日
こんにちは。
不妊の鍼灸はじめ妊娠、出産、産後の鍼灸治療を行っているせりえ鍼灸室の辻内です。
妊婦さんのつぼ療法&お灸教室に参加してくれた22週の妊婦さんの感想を紹介します。
お腹に便が溜まっている感じの時には、ガスがたくさんでるし
吐き気もしてくる。
そして、頭痛がひどいという状態で見えました。
対策として、自分では水分摂取をしていました。
そしてプルーンを摂っていますが改善のきざしはなく
困っていました。
足先は冷えているし、のどの乾きもあるので
水分はたくさん摂っているそうです。
その割には、皮膚はかさかさしてしまっているのがご本人の気になっている症状でした。
どこが問題だったかというと、私が気になった状態は、むくみでした。
むくみを改善するために、つぼ療法は
「陰陵泉いんちょうせん」というツボを使ってもらいました。
生活改善としては、冷たいものをがばがば飲まないように
お伝えしました。
ガスや便は、体の重たい状態が改善してきたなら
腸も内臓も元気に動きだすと思いますよ~
そんなように伝えながら、お灸をしてもらいました。
その直後の感想では、
初めて、お灸をしましたが、その即効性に驚きました。
むくみがかなり改善しました。
これから、毎日続けて楽しい妊娠生活したいと思います。
うれしい言葉でした。
心配なことや当たり前だから我慢しなさいと言われている症状でも気になったらご相談くださいね。