小井土院長ブログ

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妊娠中の会陰部にできた「おまたの静脈瘤」について

辻内 敬子 2017年11月04日

妊娠中に、大きくなってきたり、飛び出してくるものに静脈瘤があります。

特に、今回は、「おまたの静脈瘤」についてです。

会陰部がもっこりして、パンツにも擦れてきて、痛みもでてきていました。

*便秘や排便時にいきむのが怖いということでした。
 いきむともっこりが充血するような感じだとか。

 便秘しないようにしましょう。
 便秘がちの方は、痔にもなりやすいのですので、便通がよくなる食事は必須ですね。

*重い物をもたないことも大切ですね。
週数が進んでくると、お腹が重くなってくるけど、 頑張ってパワーアップだ!

*疲れを解消していくことです。

はり・きゅうとセルフ灸で、妊娠経過中、悪化せずに過ごすことができるように

私たちはお手伝いしていきますので、ご相談くださいね。

まずは、皮膚がたるたるしていたり、むくんでいることを緩和するようにしていきます。

静脈瘤とむくみは、つきものですので、身体に皮膚のバリアを高めていくことをしていきます。はり・きゅうが得意としていることです。

おまたの静脈瘤も、おまたに施術をすることはしません。

下半身の貴方の皮膚の皮袋が、しまっていくように、お手伝いしていくものなのです。

程度は軽いものに、効果が期待できますので、遠慮なくご相談くださいね。

 

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よ~くかめ、かめ,でダイエット効果を!

辻内 敬子 2017年11月02日

皆さんのいただきますのご挨拶は何ですか?

昔、子どもたちが通っていた学童では、

「つるかめさん、つるかめさん、つるつる食べずに、よ~く、かめ!かめ!」です。

ストレスを抱えると食に走りやすいのが女性ですね。

やけ食いの時には特に、早食い、大食い、になりがちです。

そんな時には、噛めば、噛むほど味がでるものがおすすめです。

お口も「かめ、かめ」が大切ですから、かみしめて食べましょう。

また、お灸もおすすめですね。

心痛を和らげてくれるであろう、手の労宮です。

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私のお薦めは、 玄米食にしたり、五穀米を入れて炊くことです。

そうすると、ご飯を食べる時に必然的によく噛みますよ。

 白米は噛まずに、飲み込みがち。ですので一口ごとに箸を置いて、よく噛みしめて食べましょう。

噛みしめて食べれば、唾液と混ざって味も甘みが感じられますよう。

失恋の痛手では、食欲がなくなる場合とやけ食いに走る場合も考えられますね。要注意!

妊婦さんの場合は、特によ~く、かめ、かめですね。

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季節と喘息

辻内 敬子 2017年11月01日

秋は呼吸器のトラブルが発生しやすい時期。

顔色が白くなったり、

肌が鳥肌のように毛羽立ってきたりした時には要注意です。

ぜんそくは予防が大切ですので、風邪ひかないように手洗い、うがい。

そして、皮膚を鍛えましょう。

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我が家の息子くんは、

赤ちゃんの時はアトピーで、3歳からぜんそくに。

秋には、悪化して救急病院受診もありました。

吸入をしたり、入院が免れても自宅で眠りっぱなしの状態が丸1日続き、 翌日も動けず寝ていたこともありました。

季節の変わり目、気候の変化、温度変化など、あなどらずに、ちゃんとみて、感じて、

対処していかなきゃなあと、反省しきりの親でした。

でも、反省していても前に進めません、

手当も大切ですが、ぜんそくは予防していきましょう。

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鍼灸学校の3年生を対象に特別授業

辻内 敬子 2017年11月01日

辻内の卒業校である神奈川県横浜市にある湘南医療福祉専門学校の

東洋医学専科の3年生を対象に、婦人科の特別授業に小井土院長が行きました。

内容は、月経関連と不妊と鍼灸治療です。

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今日は、温めることに重点を置いてお灸を使うそうです。

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出産準備用品には、最初に入れないでおこう哺乳瓶

辻内 敬子 2017年11月01日

妊娠も後期に入ると、いろいろと赤ちゃん用品に目がいきますね。
デパートへいけば、かっわいい~ものばかりが目について、
あれも、これも欲しくなるのは、誰もが同じ!

でも、ちょっと待った!!

おっぱいが出るなら、母乳がいいと思っているのですし、

女性の9割は母乳で育てたいと思っています。

産後にそのほ乳瓶があると、頼りたくなってしまうのですよ。

赤ちゃんが泣いたら、使ってしまおうか??!と思ってきてしまうのです!

おっぱいは、最初にどれだけ吸わせたかによって、

さらに、おっぱいを赤ちゃんに吸わせなければ出てきません。

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だから、 最初からあふれ出る泉のごとく、おっぱいは出てきません。

あれば便利品ではなく、購入は控えておくがベストです。

おっぱいの事で、退院後に心配になったら、出産した病院や母乳外来を行っている助産院に相談してくださいね。

そして退院後も1週間頑張っておっぱいを吸わせていると、

お母さんの心配の相談にものってくれる産後2週間健診があります。

そこまで、頑張ってみてくださいな。

そんな風に言われたり感じたり、思ったりしたなら、鍼灸治療を受けてみるのもお勧めです。
疲れが少し緩和されて、肩こりも楽になって、体も気持ちも軽くなっていきます。

おっぱいもでてくるようなきっかけ作りができるかもしれませんよ。

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1ヶ月は、赤ちゃんが泣いてはおっぱいを含ませて、泣いては含ませての連続です。

そんな時に、泣いてばかりいる赤ちゃんを見ていると、 「これは、おっぱいが足りないに違いない!」と思えてきてしまいます。

そんなときに家に置いてあったら、手が伸びていってしまいがちなのです。
病院から粉ミルクを貰ってきていたら、使ってしまいたくなるのです。

だから、最初から買わないに限ります。

 赤ちゃんに泣かれて、ミルクをあげようかと迷ったら、自己判断せずに、母乳外来や助産院を訪ねてみてね。

ミルクに走ってしまいがちなのは、そばにほ乳瓶を置いておいたり、
回りの言葉に、苦しめられたり、自分が情けなくなるから。
でも、みんな、同じだよ~、安心してね。

おっぱいが足りないかも?という気持ちをフォローしてもらってくださいね。

せりえ鍼灸室でも、相談にのっていますよ。助産院へのご紹介もおこなっています。

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肌寒くなってきた時期の赤ちゃん

辻内 敬子 2017年10月31日

この数日は、急に肌寒さを感じますね。

季節はずれ?の台風と秋雨前線の影響で雨続きもあり、気温も冬と秋を行ったり来たりですね。

大人だって体調を揺さぶりかけられますね

1歳前の赤ちゃんにとっては、季節の変化への対応は大変ですね

まだ自分で寝返りをせずにいる、動かないねんねの赤ちゃんには、季節の服は大人より、一枚多めがいいのではないでしょうか。

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はいはいするようになった、体を動かす赤ちゃんなら、大人と同じ枚数か、大人より1枚少なめに着せてあげてみて、様子をみてくださいね。

大人が肌寒く感じたら、ベストなど体幹の熱の放散を防ぐようなものを着せたり、
肌着を着せたりして、温度調節をはかってみましょう
お腹は冷やさずにおくのが大切ですね。

足元をさわってみて、冷たくないならだいじょうぶ!

それから、これは特に大事ですが、

毛羽立つという言葉通りに、毛が立っているような場合や

すこし肌寒そうにしていたり、元気なさそうにみえる時などは、

やさしく、毛羽だったような部位をなでてあげましょう。

そして、秋の冷えを入れないようにしていきましょう。

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妊婦が梅毒に感染すると、どうなるか

辻内 敬子 2017年10月31日

梅毒は昔の話しではなく、今、流行中!

患者は2010年から増加。女性は20代に多く、男性は20~40代に多い。

主に性行為で感染する。

感染して3週間ほど後に陰部などに潰瘍ができ、1、2カ月後に全身に発疹が出る。

妊婦が感染すると、流産や死産になったり、

生まれた子どもの目や耳などに障害が出たりする。

コンドームを使うことで感染のリスクを減らすことができ、

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治療にはペニシリンが有効だ。 

感染の恐れがある人は早く医療機関を受診してほしい」と話す。(土肥修一)朝日新聞ニュースから。

子どもの女性も守りましょう。

男性が感染しているのを知らなくて、妻や女性に移している可能性があります。

 

http://www.asahi.com/articles/ASKBZ40WZKBZULBJ004.html?ref=auweb

女性の人権も体も守りましょう

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アトピーと喘息は、皮膚と呼吸器ですが

辻内 敬子 2017年10月30日

アトピーと喘息は、同じアレルギーマーチです。

Uちゃんは1歳6ヶ月。Uちゃんの足や手は、アトピー性皮膚炎でかきむしっています。
半年前には、気管支炎で入院、その2ヶ月前は肺炎で入院したということでした。

今は、夜中に何度も鼻がつまって苦しそうに起きるし、 咳でじっくり寝ていられないそうです。

Uちゃんは、風邪も引いていてなかなか抜けていない。
アトピーも悪化傾向だ!と困っている状態のお母さんでした。

子どもの治療の際には、暑さ寒さも彼岸までという言葉を使いながら、その季節の変化を上手にやり過ごしながら、 体を気候の変化に対応させて、いい状態に持っていこうと提案して、施術を続けます。

こどもは大人より、季節に体調を変化させて順応していくことは大変ですが、もう少し大きく成長すれば、気候の変化に対応できるようになります。また、体も鍛えられていきます。

ましてアトピー性皮膚炎は治るというよりも、悪化させずに、上手につきあっていく術を学びながら、子どもの成長を体の自立を応援していくのだと思っていただくと、お母さんも気持ちが軽くなるかしら。

私たちもお手伝いしていきますね。続きはブログで。

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本当に、Uちゃんは、10日ぐらい前に引いた風邪が抜けていなくて、まだ鼻水垂らしています。これでは、お母さんも心配ですね。

お母さんに連れられて治療に見えた時の様子は、

「どうぞ~、こんにちは」と言っても。「いや、いや!」と首を振るばかり。
だから、最初は抱っこのままでした。
お母さんが問診票に記載している間中、こちらの様子をうかがっています。

お母さんが書いている間にも、お話しながら治療開始。
赤ちゃんから、こどもになっていく途中という感じです。

Uちゃんの皮膚はぶよぶよしてたるんでのびています。
そして毛穴が開いて毛羽だっています。
背中は汗がだらだらかいていて、なかなか止まりません。
下半身も細くて、かよわい感じ。

 まずは、風邪を追い出してすっきりさせる。
そして、季節のの冷えや冷気が入らないように
肌のきめをしっかりしていく。

下半身でしっかりたてるような力をつけていく。
皮膚全体のバリアをつけていく。

こんな説明をしながら、Uちゃんの背中や足、手、お腹を診ていきます。
抱っこされながらも、なで始めたら、動きが止まり、よだれがたれてきました。
じっとしています。気持ちいいんだね。

Uちゃんも呼吸が浅かったから、すぐに夜中に目をさましていましたが、
これでゆっくり眠れるかな。
鼻水も垂れなくなるといいねと初回の治療を終えました。

4日後に2度目の治療に来てもらいました。
Uちゃんは治療初日のお昼寝の時に少しだけコホコホしたけど、
夜はホクナリンテープを貼らなくても咳がでなかったということでした。

よく寝むれて、咳もしなくなりました。
2度目の治療の時には、手足も温かく、顔色もいいようです。
目の下のクマも薄くなってきています。

ぺちゃんこだったお腹が、急にもっこりと大きくなったので
お母さんは心配して聞いてきました。
でも、これは大きく呼吸ができるようになった証拠です。呼吸に合わせて動いています。
多量の汗も少し抑えられてきたかなあ。
かなり変化が感じられた様子のお母さんで、安心してもらえました。

抱っこだったUちゃんも2度目は安心してカバさんのおもちゃと遊んでいました。

鍼灸治療室では、子どもの状態にも併せて施術を行っています。

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切迫流産、切迫早産と安静が長かったけど、無事出産おめでとう

辻内 敬子 2017年10月28日

赤ちゃんが生まれるまで何かと不安な妊婦さん

ずっと病院に入院し、安静の日が続いていたLさん

妊娠36週で退院したら、 すぐに陣痛がきて、無事に出産したそうです。

良かった!

妊娠初期には、切迫流産で自宅安静

 妊娠中期になったら、切迫早産で入院し、妊娠36週まで続きました。

 赤ちゃんは元気なことが気持ちが救われるといいながら、安静の日々でした。

無事に出産おめでとう

入院中に、退院したら、自宅でお灸をしてもらうようにつけた印

ボールペンで何回もつけていたからたくさん印がありますが

この時は、三陰交(SP6)と復溜(KI7)と築賓(KI9)につけました。

Unicode

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 妊娠期間中、動けば、お腹が張る、だから動けなかった

何かしてあげたいとこちらが思っても、安静が必要からだ何もできない。

妊婦さんもお腹が張って痛い、うごけない、そんな日々を過ごしてきた。

でも、産まれてほっとしました

入院している間に体力と筋力は落ちてきていたけど
動ける時には、ちょっとずつ歩いて体力つけるようにしてきていたという

さあ、育児の始まりですね、体力勝負ですから、応援していますよ

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つわりと臭い、臭いの元から離れましょう

辻内 敬子 2017年10月27日

つわりのときには臭いが気になるもの。

つわりの妊婦さんは、背中をさすって貰うだけでも気分が少し落ち着きますよ。

吐いたり、呼吸が浅くなったり、むかむかしたりしていますので、出来るだけ快適を心がけてくださいね。

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毎晩、夫の帰りを待って、夫が履いて帰ったきた靴を磨くのが彼女の楽しみという、つわり中のUさん。

Uさんは、夫の靴の臭いが好きなのではなく、なんと靴墨のにおいがとてもお気に入りだとか。

その香りがたまらなく落ち着き、毎晩夫くんの帰りを待ちわび、靴磨きをしている時間が最高に幸せを感じるという状態。

夫君は、誤解しないように!靴を磨くのは、靴墨の匂いが好きだからですよ!

夫君はなるべく早く帰宅して、つわりの妻を労りましょう!

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臭いの好き嫌いは、良い香り、嫌いな臭いと人により様々。

自分の夫君のにおいが気になるという妻も中にはいます。夫の加齢臭か?

さらに、父の臭いは「じじくさい」というのだろうか、「父に言うと気にするから言えませんが、無理です」というYさんがいました。

つわりで吐きながらの日常生活を送っている最中。

実家に帰っているのですが、父の臭いがダメで妹さんの部屋に避難しているそうです。

じじくさい、と言われないように、お父さんはこぎれいにしましょう。

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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