小井土院長ブログ

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夏のダメージを東洋医学でリカバリー

小井土 善彦 2024年09月02日

このところ、気温の上昇や豪雨など、私たちが経験したことのない異常気象が毎年のように繰り返されています。これにより被害を受けた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 さて、暑さと湿気によるダメージをそのままにしておくと、秋から冬に向けて自律神経が大きく変化するこれからの季節を、元気に過ごせるかが心配です。腰痛や肩こりの対策だけでなく、東洋医学を取り入れて、夏のダメージを回復しましょう。 当院では、妊娠中や妊活中はもちろん、更年期や老年期における心身の不調に対しても、風土や体質、そして年齢を考慮した積極的な女性の健康づくりをサポートしています。

学会から無事に帰ってきました

小井土 善彦 2024年05月31日

一般演題(産婦人科領域)の座長とシンポジウムでの発表を終え、安堵しています。

最終日に開かれたコンセンサスミーティングに参加してきました。

座長を兼任した産婦人科医で近畿大学東洋医学研究所の武田卓氏から、日本産婦人科学会女性ヘルスケア委員会が作成している月経前症候群や月経前不快気分障害の指針に鍼治療を用いることを記載する際の、表現方法などに関する鍼灸師からの意見を求めたいとのことでした。会場からはたくさんの質問や意見が述べられ、会場は活気に溢れていました。私も質問させていただきました。

鍼灸治療の認知が広まり、多くの人に利用していただくキッカケになればと、願っています。

学会に参加してきます

小井土 善彦 2024年05月24日

第73回全日本鍼灸学会に参加するため、明日から仙台に出かけます。

 


 

今年は、発表はできませんが、1日目に座長で一般演題の産婦人科を担当します。2日目は、経穴委員会の委員としてシンポジウムで、三陰交、合谷、百会の3経穴を研究の視点から発表します。

 


 

他のシンポジストの発表も興味深い内容なので、どのような議論になるのか?とても楽しみです。

NHK

小井土 善彦 2024年05月13日

5月16日(木)19時30分にNHKで放映される「あしたが変わるトリセツショー」の取材に協力しました。


当院で行っている逆子施術の一コマが、紹介されるようです。予告編の左下に映っているのは、温度調整をしながらお灸をしている副院長の指先です。

毎年、逆子で困っている妊婦さんがたくさんご来院されます。逆子の矯正に鍼灸が役立つ可能性があることは、まだまだあまり知られていません。これを機に、多くの方に知っていただき、鍼灸が選択肢の一つになることを願っています。

社会鍼灸研究会に参加しました

小井土 善彦 2023年11月06日

11月4日に筑波技術大学で開かれた第18回社会鍼灸研究会に参加してきました。

毎回、著名な方々のお話しを聴き、鍼灸と社会との関わりを様々な角度から考える研究会です。

今回のテーマは、鍼灸のアイデンティティーを求めて
〜鍼灸師の近代西洋医学への眼差しはどう変わって来たのか~でした。

http://www.doho-acu-moxa.com/fssam/2023/10/09/%e7%ac%ac18%e5%9b%9e%e7%a4%be%e4%bc%9a%e9%8d%bc%e7%81%b8%e5%ad%a6%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a2003-%e5%86%85%e5%ae%b9%e3%81%a8%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0/

病気の時だけでなく、特に異常がなく健康な時にこそ、健康管理やコンディショニングにこそ、気軽に利用していただけるように、鍼灸の特徴を多くの皆さんに知っていただけるよう努力する必要を改めて感じました。

妊娠前から妊娠中や産後にかけた健康作りに、鍼灸を是非ご利用ください。

日本東洋医学会学術集会

小井土 善彦 2023年11月03日

10月29日に開催された日本東洋医学会関東甲信越学術集会に参加しました。会場は、横浜駅東口にある崎陽軒本店。

漢方薬のツムラが主催したランチョンセミナーで提供さらたお弁当は、崎陽軒の焼売弁当でした。

お弁当も美味しく一般演題の発表の内容も充実していて、有意義な時間でした。

一つやいと

小井土 善彦 2023年06月18日

関西では、お灸を「やいと」と言います。富山県高岡市の瑞龍寺では、田植えの時期に合わせて、6月1日と7月1日の2日、朝5時から夕方4時の間、1つのツボに一つ、お灸を据えてもらいに、人々が訪れる習慣が今でも続いているそうです。お寺の参観料は500円ですが、お灸代500円を支払えば参観料は支払わなくても良いとのことです。

瑞龍寺は、人々の日々の暮らしを守るために、戦を避けた前田利長公の菩提を弔うために建立された寺で、それが故に地元の人たちに愛されていると、偶然通りかかったお坊さんから、お寺の謂れを伺うことができました。

また、戦争になってからでは、仏の教えも力が及ばないため、戦争になる前にそのような事態にならないために、日々の暮らしを大切にする事が大切とのことでした。

庶民の暮らしを圧倒するような派手な装飾は見当たらず、手入れの行き届いた境内に足を踏み入れただけで、清々しい気分になる不思議な場所です。日常の暮らしを大切にするために、非戦を選択した亡き藩主の姿勢は、お灸とともに、現代にも通じる国宝にふさわしい姿だなーと、感じ入りました。

国と国の関係には非戦を、人と人、人と自然あるいは身体と心の関係には非暴力を。国家にも養生が必要と言えそうです。

学会に参加してきます

小井土 善彦 2023年06月06日

今週末は、第73回全日本鍼灸学会に参加するために、金曜日の午後から院長と副院長の診療は、お休みします。ご不自由をおかけしますが、宜しくお願いします。

https://www.taikai.jsam.jp/

院長は発表と座長、副院長は座長を2題、担当します。

今回は、例年よりお灸関連の発表や講演が多いのも楽しみです。

抄録集23ページと29ページに副院長、32ページに院長が掲載されています。

https://www.taikai.jsam.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/72nd_the-full-text-of-the-abstracts2_1.pdf

暑い☀️

小井土 善彦 2023年05月18日

今日の横浜は、真夏の暑さになりました。風か吹いていたので、窓から取り入れた外気だけで、今日は何とか過ごせましたが先が思いやられます。 

治療室の下を流れる大岡川は、たくさんのクラゲで埋め尽くされていました。真夏のような光景に、思わず写真をカシャリ。梅雨のジメジメに向けて、汗をかく準備ができていますか?

ゴールデンウィーク中の休診日のお知らせ

小井土 善彦 2023年04月26日


 

今年のゴールデンウィーク期間の休診日は、4月30日から5月9日です。ご不自由をおかけしますが、よろしくお願いします。

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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