小井土院長ブログ

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産後腰痛に対する臨床研究

小井土 善彦 2020年06月27日

大阪に来ています。今日は土曜日。法善寺横丁で入った飲食店のおかみさんの話では、新型コロナの前と比べると、人通りは1/3程度とのことでした。

明日は、大阪府鍼灸マッサージ師会主催生涯研修会で「産後腰痛の臨床研究」というテーマで、お話をする予定です。

会場と、ZOOMを使ったオンラインでも参加できるとのことで、不安と楽しみの中、気を引き締めスライドの最終チェックをしているところです。

https://osmk.osaka.jp/

https://osmk.osaka.jp/pdf/202006_syougaikensyu_all.pdf

講演の最後に、オンラインせりえ鍼灸室のプラットフォームを構築してくれたWheels up社を紹介する予定です。

20200628 Wheels up

 

 

 

6月からの運営体制および新型コロナウイルス感染防止対策(2020年5月31日)

小井土 善彦 2020年05月31日

この間、皆様にはご理解とご協力をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。

お陰様で、現在まで閉院することなく、継続することができました。

さて、2020年5月25日、神奈川県は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言を解除しました。しかし、収束には程遠く、人の接触の機会が増加することは、むしろ感染リスクが高まることを意味すると考えています。

そこで、当院では、6月からの運営体制を以下のようにさせていただくこととします。

これは、5月31日時点での状況を考慮して作成したものです。今後の状況で変わることをご了承ください。

1.ご来院のみなさまへのお願い

以下のいずれかに該当する方は、引き続きご受診をお控えいただきますようお願いいたします。

1)風邪症状がある方。

2)だるさ(倦怠感)がある方。

3)呼吸が苦しい方。

4)新型コロナウイルスに感染した方や疑いのある方と接触された方。

5)過去14日以内に、海外から帰国された方。

6)ご同居されている方が、1~6のいずれかに該当する方。

7)公共交通機関を利用する際の感染リスクを避けるため、特別な事情がなければ、ご来院の際に電車やバスなど公共交通機関を利用する場合は、混雑する時間帯は避ける。

状況に応じ、変化することも予想されます。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

2.感染対策への取り組み

1)当院では、患者様とスタッフの生命を守ることおよび公衆衛生の観点から、妊娠中の女性と重病または緊急性の高い患者様に限定し、施術を継続してきました。当面の間、同様の体制で施術を継続します。皆さまには、ご不自由をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

それを補う方法として、オンラインによる健康相談やお灸などを用いたセルフケアによる症状改善のためのレッスンを自宅で受けていただけるオンラインせりえ鍼灸室を設置しましたので、是非ご利用ください。

オンラインせりえ鍼灸室

2)2020年5月7日に(公社)日本鍼灸師会危機管理委員会から出された新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを参考に、以下のことに取り組みます。

院内の感染予防策として

<始業前>

●スタッフの検温、体調チェック(感冒症状の有無など)を行う。

●スタッフ同居家族の健康状態を申告してもらう。

●感冒症状があるスタッフや新型コロナウイルス感染症疑いの同居家族がいる場合は業務を行わない。

●鍼灸院入り口に、発熱や咳など感冒症状のある方は施術できない旨掲示し、入室を回避する。

●必ず予診(検温、体調チェック)を行い、発熱や咳など感冒症状のある患者様には施術を行わない。

 ◎ 解熱剤・総合感冒薬等を服用している場合もあるので留意する。

 ◎ 新患(日常生活パターンや行動範囲が把握できない患者様)の受け入れには特に注意する。

●予診・問診の際は必ず施術者、患者様ともにマスクを着用する。

●4台のベッドのうち、1台は使用しない。(それによりそれぞれのベッドの間隔は5メートル以上確保できる)

●一人の施術者が施術する人数を、一日あたり最大5人程度とする。

●窓の開放や換気扇を使い、室内の換気を頻繁に行う。

●トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する。洗面台にはペーパータオルを設置する。

<施術中・施術後>

●マスクは必ず着用する。患者様にもできる限りマスク着用をお願いする。

●一人の施術者で同時に複数の患者様に施術を行わないことが望ましい。行う場合は、施術患者様を交替するごとに、手洗いと手指のアルコール消毒を徹底する。

●施術後は、リネン(タオル等)の交換を1人ずつ行う。

●窓の開放や換気扇使用による室内の換気を頻繁に行う。(最低でも1時間毎)

●必要なら患者様の高頻度接触部位に清拭による消毒(※)を行う。

 ※アルコールあるいは0.05%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用する。

●施術前、施術後の手洗い、手指消毒を徹底する。(手洗いは石鹸を使用し、流水で行うことが重要。)

<終業後>

●窓の開放や換気扇使用による室内の換気を行う。

●待合室内のイス、テーブル、備品、ドアノブ、手すり等の清拭による消毒を行う。

●治療室内のベッド・器具等の清拭による消毒を行う。

●リネン類・白衣等は毎日交換、洗濯する。

●鼻水、唾液などが付いたゴミは、ビニール袋に入れて密閉する。ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用し、作業後は手洗い、手指消毒を必ず行う。

以上

 

今後も、皆様にはご自由をおかけしますが、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

2020年5月31日 せりえ鍼灸室 院長 小井土善彦

 

肩こり、スッキリしましたか?

小井土 善彦 2020年05月24日

無料体験レッスンに参加した方々のアンケートには、様々な感想が寄せられています。

Aさんから:お久しぶりです。先生方、お元気そうで、一方的ですが、お会いできて嬉しかったです。妊娠中が懐かしく思われたりもその節は、本当にお世話になりました。

小井土からAさんにありがとうメッセージ:今回は対面型にしなかったので、お顔を拝見できなかったのは残念でしたが、これもアリと思いました。子育てに奮闘されている様子を思い浮かべながら、アンケートを嬉しく拝読しました。

Aさん:赤ちゃんも、8ヶ月になりました。かわいさ真っ盛りですが、夜寝てくれず睡眠不足で、めまい、物もらい、ヘルペスと、ボロボロな私です赤ちゃんがぐっすり寝てくれる方法が何か有れば教えて欲しいです。因みに、夜泣きというより、眠りが浅くなった時に、おっぱいを欲しがるという感じです。断乳するまでとは、思うのですが…メッセージじゃなくて、相談になってしまいました。すみません。また、オンライン参加させてください。楽しみにしています。  

小井土からAさんにありがとうメッセージ:寝てくれないんですね。ボロボロ状態とは・・・、お察しします。寝不足は、本当にカラダに悪いです。健康と美容の大敵。お子さんがお昼寝をしているときに、何かしょうと思わずに、とりあえずご自身も一緒にお昼寝を!おススメです。8か月、もうそんなに経過したんですね。しばらくは、楽しい外出もままならないと思います。オンライン、ぜひご利用ください。

20年以上前から開いてきた赤ちゃんマッサージ教室。オンラインでできるかな?考えてみます。とりあえず、宣伝です。オイルも何も使わないので、手軽にできます。

赤ちゃんマッサージ&ツボ療法

無料体験レッスンが好評です。

小井土 善彦 2020年05月23日

オンラインせりえ鍼灸室では、自宅にいながらオンラインで参加できる無料レッスンを開始しました。

レッスンは、あんまマッサージ指圧師の国家資格を所持し当院のマッサージ部門を担当している江橋さんが担当します。手を中心に20分程度のマッサージですが、肩や背中まで温かくなったり、気持ちもほぐれリラックスできたなど、参加された方々から様々な感想が寄せられています。

この状況の中で頑張っている自身のカラダにも目を向ける貴重な時間にご利用いただけるよう願っています。

まずは肩こりから。スケジュールや参加方法は、オンラインせりえ鍼灸室のサイトでご確認ください。お待ちしています。

20200523

まだです

小井土 善彦 2020年05月18日

4月の終わりに、つばめの記事を投稿しました。その翌日、つばめが来るのはもっと後と、毎朝ビル咀きれいに掃除してくれている女性から聞きました。あの日の前日の夕方、低空で飛んでいた二匹は・・・コウモリ?

今朝も、つばめは来ていません。20200518 つばめ

神奈川県は、緊急事態宣言がまだ解除されていません。当院も、妊婦さんと重病の方や緊急の方に限定し、診療を継続しています。ご不自由をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

通院が難しい場合は、オンラインせりえ鍼灸室を、ぜひご利用ください。皆さまのご意見を参考に、内容は随時変更しています。

20200523

 

 

 

オンラインせりえ鍼灸室を開設しました

小井土 善彦 2020年05月12日

新型コロナウィルス収束後も、我々の身に降りかかるあらゆる脅威から身を守るための方法として、

“世界中のどこにいても”自宅でできる健康づくりを鍼灸師から学べる鍼灸院”

をオンライン上に開設しました。

今までの鍼灸院とは全く異なる新しい取り組みに挑戦します。

オンラインせりえ鍼灸室もよろしくお願いいたします。

https://peraichi.com/landing_pages/view/serie89online

mini-moxa-stick-therapy-royalty-free-image-1572514979

 

小井土 善彦 2020年05月11日

5月4日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が5月末まで延長すると決定されました。それに従い、当院は、4月と同様に、妊娠中の女性と重病または緊急性の高い患者様に限定し、5月も診療を継続します。また、厚生労働省は8日、新型コロナウイルス感染に関する相談・受診の目安について、「37.5度以上の発熱が4日以上続く」との表記を削除した新指針を公表しました。息苦しさや強いだるさ、高熱のいずれかの症状などがあれば、保健所に設置された帰国者・接触者相談センターにすぐに相談することとし、都道府県などに通知しました。時事ドットコムニュースhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2020050801198&g=soc (20200512アクセス)

そこで、今までお願いしていた事項から、「37.5℃以上の熱がある方」を削除し、以下の7事項としました。

以下のいずれかに該当する方は、受診をお控えいただきますようお願いいたします。

1.風邪症状がある方。

2.だるさ(倦怠感)がある方。

3.呼吸が苦しい方。

4.新型コロナウィルスに感染した方や疑いのある方と接触された方。

5.過去14日以内に、海外から帰国された方。

6.ご同居されている方が、1~6のいずれかに該当する方。

7.公共交通機関を利用する際の感染リスクを避けるため、スタッフおよび患者さまは、特別な事情があるケースを除き、電車やバスなど公共交通機関を使用しない方に限定する。公共交通機関を利用する場合は、混雑する時間帯は避ける。 

状況に応じ、変化することも予想されます。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

つばめ

小井土 善彦 2020年04月27日

当院は、桜木町駅から歩いて数分のビルの7階にあります。白いタイルで覆われたそのビルは、大道芸でも有名な野毛地区と桜で有名な大岡川に挟まれた一角に建っていて、少し複雑な形をしています。野毛側の入り口は駐車場になっており、天井の一部に、小さな板が1枚張られています。その板は、つばめの糞を受け止めるために、1年中付けられています。

毎年この時期になると、仕事の前に天井を見上げるのが日課となっていました。自宅のそばで、つばめを見かけ、ビルの駐車場の天井の板の上を今年は見ていないことに気づきました。日常の生活を、一日も早く取り戻したいですね。

新型コロナウィルス感染防止にむけた大切なお願い4月10日

小井土 善彦 2020年04月10日

おはようございます。せりえ鍼灸室院長の小井土です。

新型コロナウィルス感染の拡大を防ぐために、4月1日、4月7日(今日変わらないこと変わったこと)にお願いしました事項に、9、10を追加させていただきます。

1.37.5℃以上の熱がある方。

2.風邪症状がある方。

3.だるさ(倦怠感)がある方。

4.呼吸が苦しい方。

5.新型コロナウィルスに感染した方や疑いのある方と接触された方。

6.過去14日以内に、海外から帰国された方。

7.ご同居されている方が、1~6のいずれかに該当する方。

 8.公共交通機関を利用する際の感染リスクを避けるため、スタッフおよび患者さまは、特別な事情あるケースを除き、電車やバスなど公共交通機関を使用しない方に制限する。

9.初診の方は、妊娠中の女性以外に制限する。

10.現在受診中の場合でも、重病の方に制限する。

ご不自由をおかけして、申し訳ありません。

風邪症状やだるさなどの諸症状は、本来なら鍼灸の適応となりうる症状ですが、発熱だけでなくそのような症状が全くない(無症候)の方が多いことも、今回の新型コロナウィルスへの対応に苦慮する理由です。

非常事態宣言が解かれ、みなさまと再会できる日が一日も早く訪れるために、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

めだかと汗と

小井土 善彦 2020年04月09日

おはようございます。せりえ鍼灸室の小井土善彦です。

自宅のベランダに、四角い発泡スチロールの箱を置いています。冬の間、水草でふさがれていて、中の様子は見えません。

ところが、水温が高くなるこのころになると、たくさんのメダカが水面に上がってきます。メダカの姿を見るたびに、生きていたんだ~!今年の冬もがんばったね~!と嬉しくなります。

新型コロナウィルスが終息し、一日でも早く、そんな感じで再会できることを願っています。

まずは、この非常事態宣言を乗り越えること。その間に、できることを考えます。

今日は「汗」について考えました。

汗腺には、手のひらや足の裏に分布している汗腺(アポクリン汗腺)とそのほかの体表の多くに分布する汗腺(エクリン汗腺)が、一般によく知られています。

汗は、水分が蒸発するときに発生するエネルギーにより、身体を冷やしてくれる放熱システムです。気温が高いところでも、汗が出れば体温は適度に下がり、体温を調整してくれます。逆に、寒いところでは、汗を出さないことで放熱を抑制し、体温が必要以上に下がるのを防いでくれます。

私は、患者さんの皮膚の状態を良く観察します。汗もそのひとつ。私にとって汗は、汗を出す汗腺の機能が、しっかり働いているのか?いないのか?を判断するための大切な情報源です。湿度が高いところでは、水分が蒸発しにくくなるので、汗は出にくくなります。当院がある横浜も、梅雨前から湿度が高くなる地域。患者さんの汗が気になります。

また、汗を出す汗腺には、もうひとつ大切な機能があることが知られています。みなさんもご存じのように、栄養素には、糖質、脂質、タンパク質に加え、ビタミンやミネラルがあり、そのミネラル(電解質)には、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、マグネシウムなどがあります。汗の主な成分は、水と塩化ナトリウム(塩分)です。汗腺には、水分の調整とともに過剰な塩分を体外に排泄する機能があります。その一方で、身体にとって必要なミネラルを再吸収する機能も備えています。小さな腎臓と言われるゆえんです。

ミネラルは、健康維持、体調管理には欠かせない栄養素。汗をかきにくいことは、体温の調整だけでなく、ミネラルを再吸収する汗腺の機能が低下し、疲れやすくなる要因のひとつと言われています。

地球規模で気温が高くなりつつある近年は、熱中症による死亡例が多くなり、水分の補給に関心が集まっています。熱中症を避けるためには、水分の補給に加え、エアコンによる室温の調整が重要です。

その一方で、医学的な理由がないのに、必要以上にエアコンを使う生活を続けていると、汗腺による体温調整機能が低下することが危惧されています。

そんな大切な汗ですが、

メダカが顔を見せる3月くらいから、汗を出す準備が始まると、私は考えています。

秋から冬バージョンに向け、夏が終わる前から、身体は準備を始め、春から夏バージョンに向けた準備は、暖かくなる3月ころから始まると考えています。夏に体調を維持できるように、昨年の夏の様子をお尋ねし、5月の連休が終わるころまでに、汗をかけるようにしていきましょうと、患者さんにお伝えしています。

今は4月。幸運にも、非常事態宣言。自分の健康を見直すチャンス。

栄養や休養とともに、散歩や大掃除など適度な運動で身体を積極的に動かしてみましょう。また、今日の横浜のように、お天気が良いときは、窓を開け、風を通し、日に当たり・・・。皮膚への適度な刺激は、自律神経の働きを促進します。

それから、昼間の入浴もおススメです。ちょっとした贅沢を楽しむのは、気分転換にもなります。医学的に問題がなければ、温度も深さも時間も、その時に気持ち良いと感じる程度が良いと考えています。快不快や好き嫌いを感じることは、健康や身を守る大切な能力の一つ。

社会に適応するために、感じないようにしてきた快不快や好き嫌いですが、人を生物としてみると、とても大切な感覚に思えてきます。

体調が悪くても微熱が出ても、栄養ドリンクや薬を使って、症状がないことにしてきた生活を、この先も続けていくことが可能なのか?持続可能な社会とは?

汗に注目しながら、考えてみる機会にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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