小井土院長ブログ

逆子のお灸

お灸は健康を作る世界の財産!

辻内 敬子 2019年02月22日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

お灸で利用する「もぐさ」の製造を行っている新潟の業者さんを訪ねました。

佐藤商店さんです。

北都健勝学園・新潟看護医療専門学校の鍼灸学科の生徒さんと引率の先生方に混ぜていただきました。

IMG_7340

日本では、もぐさを製造する工場は現在3カ所になってしまっています。

このもぐさ作りは

温度が低く、湿度も低い、寒い時期が適しているということです。

今年は暖冬で雪も少なく、またこの日は特に温かいと地元新潟の方々は申しておりましたが、寒い!

私たちは、この最高級のもぐさを使って

IMG_7328

ほわっつと心地よいお灸を行うように努めています。

日本製のこのような綿毛がふわふわ、もこもこしていないと熱いお灸になってしまいます。

工場では、よもぎを熱している甘~~い香りが漂っていました。

よもぎの葉を裏にある綿毛を「もぐさ」に

表の葉脈などのものは熱して、分けていき、ヨモギ茶にもなっているそうです。

それこそ宝の草で、捨てるところがないそうです。

もぐさを使って、ひねるお灸を絶やさずに

健康作りのお手伝いをしていきたいと思います。

また、日本が誇る灸を、世界に発信していきたいと考えています。

逆子の際にも、このようなお灸を使っていきます。

ぜひ、このお灸を体験していただきたいと思っています。

この日は、鍼灸学科の1年生の学生さんが拙著を購入して持ってきてくれました。

記念写真を撮りました。

 

せりえ鍼灸室:ご予約・お問い合わせはこちらから!

逆子の鍼灸治療改訂版が発行されました!

辻内 敬子 2017年08月11日

せりえ鍼灸室では、逆子の妊婦さんの鍼灸治療に取り組んできました。
 
たくさんの妊婦さんにご協力をいただき、研究してきました。
また、産科施設の先生方にも、妊婦さんの鍼灸治療に同意をいただいて研究することができました。
 
24076-2
 
よしかた産婦人科では、一緒に研究をさせていただいた成果も発表しています。
 
この度(6月でした)、逆子の鍼灸治療改訂版が発行されました。
 
せりえ鍼灸室では、小井土院長と辻内も共同執筆しています。
 
また、4施設において合同で研究や手引きの作成にも協力して、行ってきました。
 
監修の形井秀一先生とともに、長~く取り組ませていただき、勉強させていただきました。
 
妊婦さんと赤ちゃんのために
そして産科医療の安全性と発展のために、これからも頑張りたいと思っています。
 
私たちが書かせていただいた中身の紹介します。
 
 2 骨盤位に対する鍼灸治療の日本におけるEBM(小井土善彦,形井秀一)
 
VI 逆子の鍼灸治療の研究
 3 骨盤位の鍼灸治療の適正な受診週数と安全性について(辻内敬子)
 6 骨盤位の鍼灸治療の矯正に骨盤位期間が与える影響について─鍼灸治療受診時に自然変換していた群と骨盤位群の比較─(辻内敬子)
 
VII 逆子の鍼灸治療を受けた患者の結果と印象─アンケート調査─
 (岩間かおる,形井秀一,小井土善彦,辻内敬子)
 
骨盤位の鍼灸治療の手引き 2017年版
 
以上です。
中身充実していますので、ぜひご覧下さい。
 

お灸を体験した後は気持ちよいが4割超え

辻内 敬子 2016年12月12日

A4ADA4E2A4C1A4A4A4AAB5E4こんにちは。せりえ鍼灸室の辻内敬子です。

お灸のアンケートから今日は、お遍路さんについてのアンケートを紹介します。

灸を経験者のイメージは、身体によい(31%)、気持よい(29%)です。

四国のお遍路さんたちは、歩き続けるので、お灸の利用者も多く、イメージもよいようです。

一方、未経験者は、あつい(43%)、身体によい(22%)だったそうですが、

お灸を体験した後には、気持よいが4割を超えたそうです。

(河原医療福祉専門学校の中山先生のお大師さんお灸接待におけるアンケート調査)

お灸が気持良いと答えていただけるように、

私たち灸師も腕を上げることに取り組んでいます。

一度、あなたもお遍路さんでお灸の体験を!

鍼灸院でも、お灸イベントでセルフケアもお伝えしていますよ。

せりえ鍼灸室:スケジュール・お申込はこちらから!

逆子とお灸と鍼灸治療

辻内 敬子 2016年02月14日

横浜で更年期、不妊鍼灸、逆子腰痛のマタニティー(妊娠)の鍼灸のせりえ鍼灸室で治療をしている鍼灸師の辻内敬子です。

逆子と言われたらどうしますか?

まずは、どっきり!えっ!、何それ、私だけ、逆子?!

そのあと、不安な様子をみた医師からは、 「まだ妊娠28週だから、あわてなくていいですよ。」と、言われるのかもしれません。

あるいは、「逆子ですね」と、いうだけで、何も言われないかもしれません。 さかご

妊娠28週の時には、「なにもしなくてもいいですよ、そのうち直ります」

 と、いわれることがほとんどです。

しかし、言われた妊婦さん本人は、不安で心配な時間を過ごすことになります。

 「そのうち直ります」と言われて、まっていても直らないい人もいます。

そこで、鍼灸治療を利用していただくと、体調もよくなるし、逆子も直りやすくなる人も出てきますので、待っているよりは、お灸や鍼治療をおすすめしています。

できれば、妊娠31週までに利用していただけることをお勧めしています。

逆子の期間が長いと返りにくくなりますから、次回検診を待ってではなく、

28週から30週、すぐに治療を利用して欲しいと思っています。

逆子については、次回に回しますが、できるだけ、安心して、 逆子が直るようにお手伝いしたいと思っています。

そこで、鍼灸治療以外に、自宅でできるお灸もおすすめしています。 妊婦さんには、家庭環境によってはお灸をやりにくいという方もいます。

その場合には、火を使わないお灸、それ以外の方法を相談していきます。

妊娠期に体を作ることは、その後のお産や母乳分泌、 おっぱいの伸びや硬さなどの改善にもつながると考えられます 。

扁平乳首、陥没乳首の方もご相談くださいね 。

また産後の痔や脱肛、子宮脱、尿漏れも続く場合もあります。

そんな時でも、ご相談ください。

妊娠期の方は治療院を探すことが多いので、安心して来院できる場所としてマタニティー鍼灸を掲げています。しかし、女性なら誰でもお待ちしています。

特に、冷え、別にどこも悪くないのに、体が重い、やる気が出ない こんなに疲れる、

人生楽しくない日が多いなどの人にはお勧めしたいと思います。

鍼やお灸というと怖いイメージがありますが怖くありません。安心して下さい。

骨盤を整えたい、顔のゆがみが気になるなども、体を整えていくことから調整できます。

東洋医学の魅力をお伝えしたいと思います。 お待ちしていますね

横浜で更年期、不妊鍼灸、逆子腰痛のマタニティー(妊娠)の鍼灸のせりえ鍼灸室

 

せりえ鍼灸室:スケジュール・お申込はこちらから!

お問い合わせ・ご予約はこちら

お問い合わせフォームはこちら

ページトップへ

プロフィール

profile_01

せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

続きはこちら

辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

続きはこちら

  • せりえ鍼灸室