お灸は健康を作る世界の財産!
辻内 敬子 2019年02月22日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
お灸で利用する「もぐさ」の製造を行っている新潟の業者さんを訪ねました。
佐藤商店さんです。
北都健勝学園・新潟看護医療専門学校の鍼灸学科の生徒さんと引率の先生方に混ぜていただきました。
日本では、もぐさを製造する工場は現在3カ所になってしまっています。
このもぐさ作りは
温度が低く、湿度も低い、寒い時期が適しているということです。
今年は暖冬で雪も少なく、またこの日は特に温かいと地元新潟の方々は申しておりましたが、寒い!
私たちは、この最高級のもぐさを使って
ほわっつと心地よいお灸を行うように努めています。
日本製のこのような綿毛がふわふわ、もこもこしていないと熱いお灸になってしまいます。
工場では、よもぎを熱している甘~~い香りが漂っていました。
よもぎの葉を裏にある綿毛を「もぐさ」に
表の葉脈などのものは熱して、分けていき、ヨモギ茶にもなっているそうです。
それこそ宝の草で、捨てるところがないそうです。
もぐさを使って、ひねるお灸を絶やさずに
健康作りのお手伝いをしていきたいと思います。
また、日本が誇る灸を、世界に発信していきたいと考えています。
逆子の際にも、このようなお灸を使っていきます。
ぜひ、このお灸を体験していただきたいと思っています。
この日は、鍼灸学科の1年生の学生さんが拙著を購入して持ってきてくれました。
記念写真を撮りました。