辻内 敬子 2024年01月14日
こんにちは せりえ鍼灸室です
妊婦さんは、むくみは自分では気が付きやすいですが血圧は健診時に言われて気がつきます
健診に行った際に、血圧の変動を確認しておきましょう
妊娠中の高血圧はWHOのガイドラインによると、
最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上、
あるいは妊娠前か初期と比較して最高血圧が+25mmHg以上、
または最低血圧が+15mmHg以上であれば妊娠性高血圧とされています。
血圧が高くなった妊婦さんに私たちが出来ることは多くありません。
まだ安静を指示されていないようでしたら
浮腫みを改善し、息苦しさを緩和していくことなどです
血圧が高くなる前なら、養生をすすめていきます
生活の中に、健康はあります
お産は何があるかわからない 一番大切なのは母子の命です
妊娠中の高血圧が進むとお腹の赤ちゃんの安全性を考慮して降圧薬や安静管理が必要になります
高血圧域に突入したら、養生やセルフケアでは間に合わない!
赤ちゃんとお母さんの安全には、産科医療に頼るのが一番です
ご家族に高血圧症の方、特に母親が妊娠高血圧症候群になったことがある方は妊娠中からストレス緩和や肩凝り、のぼせ、疲労等の予防に鍼灸治療を利用して、快適な妊娠生活を過ごしてほしいと願っています
辻内 敬子 2017年05月20日
出産予定日が近くなってくるとなんとなく気忙しくなりがちですね
39週の妊婦さんは、この前の満月の日あたりに産みたいと思っていたそうで、
一生懸命に歩いたり、拭き掃除をしたりしたそうです
残念ながら波に乗れなかったので、早く産みたいと心待ちにしています
陣痛の始まりや破水は、自然の流れとともにあるようで満月、
新月のときにはじまる人が多いそうです
心待ちにしている反面、今か今かと待っている間に緊張してくることもあるようです
食欲が旺盛になって、食べてしまい、
急激な体重増加で体も重く、むくみもでてしまったということで
今日は、仕切り直しのつもりで、お灸に来てくれました
リラックスも陣痛には大切です!
気持を落ち着け、体の中からリセットとリフレッシュしてくれたことと思います
陣痛待ちの時には、気持が不安定になりがち
食欲もでてきてやたらに食べまくり、なんてことも出現する場合も!
予定日近くになったら焦る気持ちを和らげるのが散歩です
散歩にも精神衛生上、素晴らしい効果があります
また、あわてないように37週あたりから
お灸やつぼ療法しておくことで、予定をあまりすぎることもなく、出産を迎えます
どうぞ、ご安産でありますように、祈っておりますね
辻内 敬子 2017年01月14日
鍼灸治療に通う回数は、気になるところですね。
せりえ鍼灸室は、不妊の鍼灸や妊娠期のマタニティ鍼灸を行っています。
初診時によく説明をしていきますが、
痛みの治療を希望される場合には、
症状や程度により、早めに数回あるいは1~2回、
浮腫や疲れをとりたい!と希望される場合には、
1回の治療で、症状が少し緩和した後も、
早めに再度、その症状が出現しないようにするために来院を勧める場合があります。
不妊治療には、年齢、現在の治療法など、ご本人の状況を考慮して対応します。
自律神経の調整を図り、血流改善は、1回でも効果を発揮しています。
1回の移植のために、1回の鍼灸治療が効果を発揮して欲しい場合があると思いますが、
東洋医学的な診断をして、お体の状況を考慮していくと、
継続的な治療が効果を発揮していく方がよいと思われる方もいます。
出産できる年齢が限られている場合、
出産までの期間が限られている妊娠中、
できる限りの対応をして、
結果に結びつくように、私たち鍼灸師は頑張ります!!
ご質問もどうぞ。
辻内 敬子 2016年12月10日
妊婦さんが自分でやる気になって欲しい!
そう考える時に役立つ1冊が、「産む力をはぐくむ助産ケア」
時間がない、私は大丈夫だから。
お産は病気ではないから今のままで大丈夫です!
そんな風に考えている妊婦さんも見て欲しいです。
元気に産み出す力
そのパワーをどのように引き出していくか、を
助産師ケアとして紹介しています。
せりえ鍼灸室でも、東洋医学の立場から執筆協力しています。
東洋医学からみた妊娠出産、安産、腰痛、肩こりなどです。
辻内 敬子 2016年10月11日
妊娠期の女性のための「出産準備教室」で、
外国から研修の助産師さん達に一緒に妊娠期の体作りを実践してもらいました。
三回あるうちの1回目は、せりえ鍼灸室が担当する体作りと食事、
そしておっぱいの話があります。
みやした助産院では、香港の病院からの研修生はじめタイなど各国からお見えになります。