新型コロナウイルスが引き起こす「健康二次被害」
小井土 善彦 2022年02月15日
こんにちは、せりえ鍼灸室です。
皆さんは、新型コロナウイルスが引き起こす「健康二次被害」という言葉をご存じでしょうか?
外出を控え、運動不足になったり、人との関わりが少なくなると思わぬところで体や心のおとろえが進むことを「健康二次被害」と言います。新型コロナウイルス感染症予防のために、生活不活発(外出の自粛で社会参加が制限されたり、自宅にいる時間が増えるなど)になった結果、体力や気力が低下して、一気に老化が進むことをコロナフレイル(虚弱)と呼び、運動と栄養に加え、人とのかかわりを積極的に増やすようにしようと、筑波大学の久野譜也教授らの呼びかけで、1年間の予定で昨年活動を開始した「健康二次被害コンソーシアム」が、1年間の活動期間の延長を決定したと、連絡がありました。
当院でも、パンフレットを配布するなど啓発活動に力を入れてきました。
健康二次被害コンソーシアムhttps://kenko-nijihigai.com/ は、
感染症対策とともに、健康にも目を向けて
「この先の未来においても、幸せな日常生活(外出・旅行・健康活動・消費・人とのつながりなど)を楽しんでほしい」を合言葉に啓発活動をしています。
皆さんも、健康二次被害コンソーシアムの活動に、是非ご協力ください。