小井土院長ブログ

更年期症状

最近耳によく耳にする糖化、知っていますか?

辻内 敬子 2024年08月29日

こんにちは せりえ鍼灸室です。

糖化という言葉を聞く機会があり、糖化と体調の関係を調べてみました。

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糖化(Advanced Glycation End-products, AGEs)は、糖とタンパク質が結びついて体内で生成される物質で、老化やさまざまな健康問題に関連しているそうです。

糖化が体に与える影響は、

  1. 老化の促進: 糖化によって生成されたAGEsは、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、しわやたるみを引き起こします。また、全体的な老化を促進します。

  2. 慢性疾患との関連: 糖尿病、心血管疾患、腎臓病などの慢性疾患の進行に関連するそうです

  3. 炎症反応: AGEsは体内で炎症反応を引き起こし、病気のリスクを高める可能性があります。

  4. 神経障害: 糖化が神経系にも影響を与えると、糖尿病性神経障害など、神経系の障害のリスクが増加

糖化は、体調に大きく影響を与えるようですね。そのためには、食事や生活習慣を見直して糖化を抑えることが重要となるそうですよ。

糖化を抑えるための食事と生活習慣をお伝えします

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1. 血糖値の上昇を穏やかにする効果の食品をとる

  • 血糖値の上昇を緩やかにし、糖化の進行を抑える効果がある食品は、全粒穀物、野菜、果物、豆類などです。低GI(グリセミック指数)食品といわれています。

2. 抗酸化物質をとる

  • 糖化によって生成されるAGEsを抑える効果があるものです。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどが含まれる食品で、ベリー類、緑茶、ダークチョコレート、ナッツ類を積極的に摂るとよいそうです、緑茶!です

3.当分の取りすぎに注意

  • 加工食品、甘い飲み物の取りすぎは、糖分の過剰摂取となり、糖化の進行を早めます

4. 調理にも工夫が必要です

  • 揚げ物や焼き物では、AGEsができやすいので、蒸し料理や茹で料理など、低温調理がよいそうです
  • レモン汁や酢を使うことでAGEsの生成を抑える効果があるそうです

5. 定期的な運動

  • 有酸素運動や筋トレなど、バランスの取れた運動習慣がよいそうです

6. ストレス管理

  • ストレスは血糖値を上昇させ、糖化を進行させるそうです。ストレス緩和に鍼灸治療を利用されて、リラックスしていただくのはストレス管理によいですね。

7. 睡眠の質をあげる

  • 睡眠不足はホルモンバランスを乱し、血糖値のコントロールを難しくします。良く眠れるように鍼灸でお手伝いします。糖化のリスクを抑えましょう。

8. たばこはさける

  • 喫煙は体内の酸化ストレスを高めます。禁煙が糖化を抑える一助となります。

これらの対策を取り入れて、糖化の進行を抑え、健康を維持していきましょう。

鍼灸治療でメンテナンスです

暑さで睡眠不足になっていませんか

辻内 敬子 2024年08月11日

こんにちは せりえ鍼灸室です

7月から続いている猛暑により睡眠の質が低下していませんか

あるいは寝不足気味、睡眠不足なっていませんか

睡眠不足の主な原因には、この夏の暑さのような環境要因が大きく影響していますが、

身体的、精神的な要因も影響していることが多いようです。

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以下は、不眠や睡眠不足を招く要因です。

1. ストレスや不安

日頃のストレス、心配事が大きく影響します。仕事や人間関係などです。寝る前に考えごとをすると、それに思いがとらわれてしまい、眠りにつけなくなりがちです

2. 生活習慣の乱れ

オリンピックもありました。夏の甲子園大会もありました。録画でみたり、時差に構わずみたり、夜更かしや不規則な睡眠時間は体内時計を乱します。寝しなの、アルコール摂取も、睡眠の質に影響します。飲んだくれて寝落ちも良くなさそうです。

3. 身体的要因

あっちが痛い、こっちも痛いだけでなく、ずっと続いている慢性的な痛みを抱えていると眠れないですね。

また、かゆみが出たりするアレルギーも影響します。お腹が張っているいる胃もたれやガス腹、なども睡眠を妨げている場合もあります。睡眠時無呼吸症候群や足のむずむず症候群も原因となります。

4. 環境的要因

寝室のエアコンの設定温度、冬の寒さなどの温度、道路沿いの寝室なら騒音が気になります。誰かが電気をつけておきたいという寝室の明るさも気になりますね。

睡眠環境が整っていないと、質の良い睡眠は難しくなります。

よく言われているのが、スマーはトフォンやテレビなどの画面から発せられるブルーライトが脳を覚醒させるそうです。寝る前の30分ぐらい?は手元から離しましょう。時計代わりにスマホをみるのもよろしくないですね。

5. 精神的な健康問題

精神的な気分がふさぐ、などの問題も不眠の要因です。寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまったりするようですよ。

6. 加齢

えー、年を取ると、睡眠パターンが変化してしまうそうです。夜中に何度もトイレに起きるようになるなど、目が覚めやすくなったり、早朝に目が覚めてしまうことが増えるそうです。

7. ホルモンバランスの変化

女性は月経周期のホルモン変化や妊娠出産や更年期などのホルモン変化も睡眠に影響を与えることがあるそうです。

では、それらの要因がある睡眠不足や不眠傾向に対して、鍼灸治療が出来ることはあるのでしょうか? はい。あるのです!

1. まずは、リラックス効果があるので、ストレスや不安が和らげます

鍼灸はストレスや不安を軽減し、心と体のバランスを整えていきます。自律神経の安定を図り、副交感神経を活性化して気分が落ち着いてきます。

不眠の原因が思い当たり、精神的なものに関連している時は、鍼灸で心の安定を図りましょう

2. 生活習慣の乱れから体内時計が乱れていると思われる方をサポート

鍼灸治療は、体内時計を整えるのに役立っていきます。もちろん、自分で行動を起こし、不規則な生活リズムや昼夜逆転を直そうと取り組むのも必要ですが、朝の光を浴びて起きなどを取り入れることで、体を自然なリズムに戻していきます。睡眠のリズムを修正する手伝いをしていきます。

3. 身体的な症状の改善

辛い慢性的な痛みが続く場合や胃もたれ、お腹の膨満感などの消化不良、頻尿などが原因で眠れない場合も、鍼灸で、根本の治療に働きかけます。痛みの緩和や内臓機能の調整を図ることで、睡眠環境を整えます。

4. 環境的要因による不眠に対応

鍼灸は、感覚の敏感さを軽減し、外的環境に対する過度な反応を減らします。

これにより、騒音や寝室の環境に対して敏感すぎる方もリラックスした睡眠を取りやすくなります。

5. 精神的な健康問題のケア

不安や気分の障害が強い方に対する鍼灸の効果は、研究によっても裏付けられています。鍼灸治療を受けることで、気分を安定させ、心の健康を促進し、睡眠の質を向上させることが可能です。

6. 加齢による睡眠パターンの変化をサポート

年齢にあらがうことはできませんが、年齢に伴う睡眠の変化に対しては、お手伝いできます。鍼灸は体全体のバランスを整え、深い眠りを取り戻すお手伝いをしていきます。

7. 月経周期の気分の調整

鍼灸は月経周期に伴う、ホルモンバランスを整える作用があり、女性特有のイライラはじめ眠りにくいなど、不眠に対しても効果があります。月経周期や更年期による不調が睡眠に影響している場合、鍼灸治療でホルモンバランスを整え、心身を落ち着かせることが可能です。


鍼灸治療は、副作用が少なく、体全体を自然に整えながら、睡眠の問題を解決や少し良くする手伝いができる方法です。

睡眠不足や不眠にお悩みの方には、まずは一度、鍼灸治療を試してみてください。

 
 

疲れやすく、手足がほてるタイプの不妊の方には

辻内 敬子 2018年02月06日

こんにちは横浜市中区にある女性のためのせりえ鍼灸室の辻内です。

今日は、立っていると疲れやすく、夜眠っていると手足が火照るタイプの不妊の方へのおすすめのお話です。

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手足がほってくる症状の他に、

寝汗をかきやすい、

のどが乾く

疲れると耳鳴りやめまいがする

皮膚につやがない、

髪の毛につやがない、抜け毛が多い、などの症状もでていませんか

月経は

月経周期が早まってきて、月経日数も短くなってきがちに。

そんな時には、東洋医学では、「腎陰虚」というタイプに分類されると思います。

元気を持ち上げ、子宮の働きを強くするために、漢方薬も処方され服用している人も多いと思います。

私がおすすめするつぼ療法は、

腰のウエストラインの腎兪(じんゆ)

足の内くるぶしとアキレス腱との間にある太渓(たいけい)

というつぼへの指圧がおすすめです。

痛くなく、気持ちよい程度に押してくださいね。

押す時間は2~3分で十分ですよ。

更年期はじめ、不妊の鍼灸治療から妊娠、妊娠中、産後ケアにも力を入れています。

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イライラ、不安、焦りの症状が強くなったら

辻内 敬子 2017年01月26日

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このところイライラして怒りやすくなった、

焦りがちで、人と比べることが多い、

★憂うつ感 ★不眠 ★頭痛 ★めまい などの症状は

月経周期が乱れてくる頃に出てきやすい精神的な症状です。

また手足の冷えや肩こりや疲れやすさも自覚してきます。

鍼灸治療では、筋緊張緩和を目的とした辛い症状の緩和の治療を行う。

そこから睡眠障害や全身倦怠感などの症状の軽減を行っていきます。

大変な肩こり症状の女性への鍼治療は、貼り薬などよりも効果的だったとする報告もあります。

月経は女性の健康のバロメーターです。

卵巣機能が低下してきた証かも。

これからの人生を元気に生きるためにも。

夢を叶えるためにも、元気が一番。

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だって更年期なんだも~ん

辻内 敬子 2016年11月18日

 

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よしかた産婦人科、

善方裕美先生の『だって更年期なんだもーん』(主婦の友社)

の本が、主婦の友社から出版されています。

売れ行き好調で、改訂版が出ることになりました。

その中の治療編で2ページにわたり、鍼灸師の辻内も協力させていただき、

ツボ療法が紹介されています。

ぜひ、更年期症状の改善にもつぼ療法や鍼灸治療をご利用ください。

肩こりやいらいら感の減少など、

日常生活を元気に過ごせるようになりますよ。

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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