発表証明書
serie89_admin 2025年06月06日
今日は、梅雨前の貴重な晴れ間でしたが、洗濯物が外に干せないほど、風が強い一日となりました。みなさんがお住いの地域はいかがでしょうか?学会を終え、お会いした先生方との連絡が一段落しました。発表に対し、学会から証明書をいただいてきました。
来年は岡山で開催されるとのこと、今から楽しみです。
serie89_admin 2025年06月06日
今日は、梅雨前の貴重な晴れ間でしたが、洗濯物が外に干せないほど、風が強い一日となりました。みなさんがお住いの地域はいかがでしょうか?学会を終え、お会いした先生方との連絡が一段落しました。発表に対し、学会から証明書をいただいてきました。
来年は岡山で開催されるとのこと、今から楽しみです。
小井土 善彦 2025年03月25日
更年期は、女性のライフステージにおける大きな転換期であり、女性ホルモンが少しずつ少なくなることにより、ホットフラッシュ、不眠、抑うつ、関節痛など多様な症状が現れます。この時期の健康管理には、単なる症状緩和にとどまらず、ウェルビーイング(well-being)の視点から、心身のバランスを整え、生活の質を向上させるアプローチが求められます。
鍼灸は、自律神経やホルモンバランスに作用し、自己治癒力を高めることを治療原則としており、更年期症状の改善に寄与することが研究で示されています。例えば、ホットフラッシュの頻度を減少させる、睡眠の質を向上させる、ストレスを軽減するなどの効果が報告されています。コクランレビューは、ホルモン療法に比べるとホットフラッシュには有効とは言えないとしており、エビデンスは限定的ですが、薬に頼らず副作用が少ないため、ナチュラルなケアを求める女性にとって魅力的な選択肢となると考えています。また、これらの効果は、単に不調を取り除くのではなく、心身ともに健やかに生きるためのウェルビーイングを支えるものといえます。
更年期ケアにおいて鍼灸は、単なる対症療法ではなく、ウェルビーイングを高める可能性があり、更年期女性のQOL向上に貢献することが期待されます。
当院では、医療機関との連携や治療効果の評価に簡略更年期指数(SMI)を活用し、更年期女性のウェルビーイングをサポートしています。
116-117ページに、当院の副院長がツボ療法を紹介しています。
40歳を過ぎ、年齢を重ねるにつれ、それまではあまり気にならなかった肩こりや腰痛が気になるようになった、何となく疲れる、ぐっすり眠れない、一晩寝ても疲れがとれない、気分が冴えずいつももやもやしている、それまでとは異なる症状が続き、自分の健康が気になるようになった方はもちろん、婦人科で処方されたホルモン療法や漢方薬を服用しているがもう少し元気に過ごしたい方も、是非ご相談ください。鍼灸は、ホルモン療法や漢方薬との併用も可能です。
小井土 善彦 2025年02月22日
お灸の研究が、今月発行された全日本鍼灸学会雑誌に掲載されました。
つくば国際鍼灸研究所で実施した調査を投稿しました。1500人を超える「きゅう師」から回答があり、現在の日本におけるお灸の実態が把握できる内容になっています。
鍼灸は、時代とともにこれからも発展し続ける伝統医療です。セルフケアの一手法としても可能性が期待できるお灸の研究が、今後ますます発展するように願っています。
当院では、妊活から産後の育児期にかけて元気に過ごせる体力づくりや、術後や更年期の体調管理にも、セルフケアにお灸を取り入れています。鍼が怖い方には、お灸だけの治療にも対応していますので、是非ご利用ください。
当院は、日々の臨床とともに、鍼灸が国民の健康政策に取り入れられるように研究活動を行っています。
辻内 敬子 2024年08月11日
こんにちは せりえ鍼灸室です
7月から続いている猛暑により睡眠の質が低下していませんか
あるいは寝不足気味、睡眠不足なっていませんか
睡眠不足の主な原因には、この夏の暑さのような環境要因が大きく影響していますが、
身体的、精神的な要因も影響していることが多いようです。
以下は、不眠や睡眠不足を招く要因です。
日頃のストレス、心配事が大きく影響します。仕事や人間関係などです。寝る前に考えごとをすると、それに思いがとらわれてしまい、眠りにつけなくなりがちです
オリンピックもありました。夏の甲子園大会もありました。録画でみたり、時差に構わずみたり、夜更かしや不規則な睡眠時間は体内時計を乱します。寝しなの、アルコール摂取も、睡眠の質に影響します。飲んだくれて寝落ちも良くなさそうです。
あっちが痛い、こっちも痛いだけでなく、ずっと続いている慢性的な痛みを抱えていると眠れないですね。
また、かゆみが出たりするアレルギーも影響します。お腹が張っているいる胃もたれやガス腹、なども睡眠を妨げている場合もあります。睡眠時無呼吸症候群や足のむずむず症候群も原因となります。
寝室のエアコンの設定温度、冬の寒さなどの温度、道路沿いの寝室なら騒音が気になります。誰かが電気をつけておきたいという寝室の明るさも気になりますね。
睡眠環境が整っていないと、質の良い睡眠は難しくなります。
よく言われているのが、スマーはトフォンやテレビなどの画面から発せられるブルーライトが脳を覚醒させるそうです。寝る前の30分ぐらい?は手元から離しましょう。時計代わりにスマホをみるのもよろしくないですね。
精神的な気分がふさぐ、などの問題も不眠の要因です。寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまったりするようですよ。
えー、年を取ると、睡眠パターンが変化してしまうそうです。夜中に何度もトイレに起きるようになるなど、目が覚めやすくなったり、早朝に目が覚めてしまうことが増えるそうです。
女性は月経周期のホルモン変化や妊娠出産や更年期などのホルモン変化も睡眠に影響を与えることがあるそうです。
では、それらの要因がある睡眠不足や不眠傾向に対して、鍼灸治療が出来ることはあるのでしょうか? はい。あるのです!
辻内 敬子 2018年02月06日
こんにちは横浜市中区にある女性のためのせりえ鍼灸室の辻内です。
今日は、立っていると疲れやすく、夜眠っていると手足が火照るタイプの不妊の方へのおすすめのお話です。
手足がほってくる症状の他に、
寝汗をかきやすい、
のどが乾く
疲れると耳鳴りやめまいがする
皮膚につやがない、
髪の毛につやがない、抜け毛が多い、などの症状もでていませんか
月経は
月経周期が早まってきて、月経日数も短くなってきがちに。
そんな時には、東洋医学では、「腎陰虚」というタイプに分類されると思います。
元気を持ち上げ、子宮の働きを強くするために、漢方薬も処方され服用している人も多いと思います。
私がおすすめするつぼ療法は、
腰のウエストラインの腎兪(じんゆ)
足の内くるぶしとアキレス腱との間にある太渓(たいけい)
というつぼへの指圧がおすすめです。
痛くなく、気持ちよい程度に押してくださいね。
押す時間は2~3分で十分ですよ。
更年期はじめ、不妊の鍼灸治療から妊娠、妊娠中、産後ケアにも力を入れています。
辻内 敬子 2017年01月26日
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このところイライラして怒りやすくなった、
焦りがちで、人と比べることが多い、
★憂うつ感 ★不眠 ★頭痛 ★めまい などの症状は
月経周期が乱れてくる頃に出てきやすい精神的な症状です。
また手足の冷えや肩こりや疲れやすさも自覚してきます。
鍼灸治療では、筋緊張緩和を目的とした辛い症状の緩和の治療を行う。
そこから睡眠障害や全身倦怠感などの症状の軽減を行っていきます。
大変な肩こり症状の女性への鍼治療は、貼り薬などよりも効果的だったとする報告もあります。
月経は女性の健康のバロメーターです。
卵巣機能が低下してきた証かも。
これからの人生を元気に生きるためにも。
夢を叶えるためにも、元気が一番。
辻内 敬子 2016年11月18日