不妊の鍼灸治療
辻内 敬子 2019年07月21日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
「妊娠したい!」(不妊の鍼灸治療」についての学習会を行った際に、
妊娠したいならお灸を始めましょう、という鍼灸師さんの参加と
妊娠しても出産まで頑張ってお灸を続けていると、
いいことたくさんあります!と実体験からのお話ししてくださる方もいました。
すでに絶版になってしまっていますが、ご紹介したい本があります。図書館でみてくださいね。
「女性の一生と漢方」というみどり書房から出されている、産婦人科医の石野信安先生がかかれた本です。
この本は、鍼灸師だけでなく、これから妊娠したいと考えている人や、娘をもつ人、自分自身が女性である人など、妊娠、出産の身体作りから、身近にできるケアについても学ぶことができます。
妊娠したい、から、妊娠したら、出産したら、更年期になったら、老年期の準備として、お灸を利用してみて欲しいです。
この本では、妊娠安定期に入ったら、妊娠5ヶ月以降(16週から)に自分でお灸を据えていきましょうと、書いてあります。
以前、学習会の講師を担当してくださった村田渓子先生は、その石野先生にお子さんを取り上げていただいた時に、妊娠初期からお灸を行うとよい!と言われて、お灸を据え続けたそうです。
村田先生の実感は、ホントにお産が楽しくなったお灸っていいな~、マイナートラブルの解消から、お産の時にも、母乳にも!でした。
私たちも、その石野先生に教えにならえと、安産のお灸をすすめる女性鍼灸師の活動を始めたり、「いいお産の日」イベントで安産のためのつぼ療法体験を行ってきたのです。
「妊娠したい!」という女性も、
妊娠したら、なおさら、赤ちゃんとお母さんになるためにも
お灸をならって据えてみてくださいね。
直接灸もできるようになるといいですよね。
お灸の据え方は鍼灸院で教わってね。