小井土院長ブログ

6月からの運営体制および新型コロナウイルス感染防止対策(2020年5月31日)

小井土 善彦 2020年05月31日

この間、皆様にはご理解とご協力をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。

お陰様で、現在まで閉院することなく、継続することができました。

さて、2020年5月25日、神奈川県は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言を解除しました。しかし、収束には程遠く、人の接触の機会が増加することは、むしろ感染リスクが高まることを意味すると考えています。

そこで、当院では、6月からの運営体制を以下のようにさせていただくこととします。

これは、5月31日時点での状況を考慮して作成したものです。今後の状況で変わることをご了承ください。

1.ご来院のみなさまへのお願い

以下のいずれかに該当する方は、引き続きご受診をお控えいただきますようお願いいたします。

1)風邪症状がある方。

2)だるさ(倦怠感)がある方。

3)呼吸が苦しい方。

4)新型コロナウイルスに感染した方や疑いのある方と接触された方。

5)過去14日以内に、海外から帰国された方。

6)ご同居されている方が、1~6のいずれかに該当する方。

7)公共交通機関を利用する際の感染リスクを避けるため、特別な事情がなければ、ご来院の際に電車やバスなど公共交通機関を利用する場合は、混雑する時間帯は避ける。

状況に応じ、変化することも予想されます。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

2.感染対策への取り組み

1)当院では、患者様とスタッフの生命を守ることおよび公衆衛生の観点から、妊娠中の女性と重病または緊急性の高い患者様に限定し、施術を継続してきました。当面の間、同様の体制で施術を継続します。皆さまには、ご不自由をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

それを補う方法として、オンラインによる健康相談やお灸などを用いたセルフケアによる症状改善のためのレッスンを自宅で受けていただけるオンラインせりえ鍼灸室を設置しましたので、是非ご利用ください。

オンラインせりえ鍼灸室

2)2020年5月7日に(公社)日本鍼灸師会危機管理委員会から出された新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを参考に、以下のことに取り組みます。

院内の感染予防策として

<始業前>

●スタッフの検温、体調チェック(感冒症状の有無など)を行う。

●スタッフ同居家族の健康状態を申告してもらう。

●感冒症状があるスタッフや新型コロナウイルス感染症疑いの同居家族がいる場合は業務を行わない。

●鍼灸院入り口に、発熱や咳など感冒症状のある方は施術できない旨掲示し、入室を回避する。

●必ず予診(検温、体調チェック)を行い、発熱や咳など感冒症状のある患者様には施術を行わない。

 ◎ 解熱剤・総合感冒薬等を服用している場合もあるので留意する。

 ◎ 新患(日常生活パターンや行動範囲が把握できない患者様)の受け入れには特に注意する。

●予診・問診の際は必ず施術者、患者様ともにマスクを着用する。

●4台のベッドのうち、1台は使用しない。(それによりそれぞれのベッドの間隔は5メートル以上確保できる)

●一人の施術者が施術する人数を、一日あたり最大5人程度とする。

●窓の開放や換気扇を使い、室内の換気を頻繁に行う。

●トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する。洗面台にはペーパータオルを設置する。

<施術中・施術後>

●マスクは必ず着用する。患者様にもできる限りマスク着用をお願いする。

●一人の施術者で同時に複数の患者様に施術を行わないことが望ましい。行う場合は、施術患者様を交替するごとに、手洗いと手指のアルコール消毒を徹底する。

●施術後は、リネン(タオル等)の交換を1人ずつ行う。

●窓の開放や換気扇使用による室内の換気を頻繁に行う。(最低でも1時間毎)

●必要なら患者様の高頻度接触部位に清拭による消毒(※)を行う。

 ※アルコールあるいは0.05%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用する。

●施術前、施術後の手洗い、手指消毒を徹底する。(手洗いは石鹸を使用し、流水で行うことが重要。)

<終業後>

●窓の開放や換気扇使用による室内の換気を行う。

●待合室内のイス、テーブル、備品、ドアノブ、手すり等の清拭による消毒を行う。

●治療室内のベッド・器具等の清拭による消毒を行う。

●リネン類・白衣等は毎日交換、洗濯する。

●鼻水、唾液などが付いたゴミは、ビニール袋に入れて密閉する。ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用し、作業後は手洗い、手指消毒を必ず行う。

以上

 

今後も、皆様にはご自由をおかけしますが、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

2020年5月31日 せりえ鍼灸室 院長 小井土善彦

 

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現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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