小井土 善彦 2025年02月22日
お灸の研究が、今月発行された全日本鍼灸学会雑誌に掲載されました。
つくば国際鍼灸研究所で実施した調査を投稿しました。1500人を超える「きゅう師」から回答があり、現在の日本におけるお灸の実態が把握できる内容になっています。

鍼灸は、時代とともにこれからも発展し続ける伝統医療です。セルフケアの一手法としても可能性が期待できるお灸の研究が、今後ますます発展するように願っています。
当院では、妊活から産後の育児期にかけて元気に過ごせる体力づくりや、術後や更年期の体調管理にも、セルフケアにお灸を取り入れています。鍼が怖い方には、お灸だけの治療にも対応していますので、是非ご利用ください。
当院は、日々の臨床とともに、鍼灸が国民の健康政策に取り入れられるように研究活動を行っています。
辻内 敬子 2018年03月13日

こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
春先は陽気が高ぶってきますので、頭がもやもや、気分もふわふわ、
気分が落ち着かなくなりがちです。
朝晩の気温差も大きいことから、特に、気分のむらが激しくなりがちです。
そんな時に、自律神経のバランスと整えていくのが得意なはり・きゅうはおすすめです。
セルフケアでできるお灸では、この棒状になったものがおすすめ!
頭の百会(GV20)のつぼを押してもいいですよ!
反応している時には、少し痛みを伴いますので、
静かに心地よい程度で押すのばポイントです。
辻内 敬子 2017年05月20日
妊活中なので、妊活のつぼを教えてください!
と妊活女子は希望を述べられました。
ゆっくりお話をおたずねすると、流産直後だそうです。
体も気持ちも低空飛行の状態です。
その時の状態を食事に例えると、
おかゆを食べている病人の状態ですので、
普通食の一般健康人とは違う食事内容と考えてもらいたいです。
だから、妊活していきたいという希望でも
体を鍛える、すぐ妊娠できるような準備が整っていない状態でしょうか
まずは、体を整え直していく状態、弱々しい体の状態(虚弱)から、
元気を高めていくという流れが必要になります。
食欲もなく、気持ちも低下しているのですから、
ゆっくり休養が必要な状態です。
そして、体を休ませてあげて、仕切り直しです。
流産は5週過ぎだったそうですが、体は頑張りました。
気持ちも立て直しつつ、体の回復をはかりながら、お灸をしていきましょう。
体にも都合があるから、順番が大切です。体の都合を聞きましょう。
そんなお話をしながら、妊活お灸のページをめくりました。

辻内 敬子 2016年10月17日
ご機嫌な時間が増えると、
一緒にいるだけで、幸せを感じます。
ご機嫌な時間は、お母さんもほほえむ時間が増えること。
お母さんがいらいらしている時は、疲れていたり、しんどかったりする時かも?!
そんな時は、鍼灸治療で、気分も体も楽にしていきましょう。
お家で出来る楽しいことを探してみるのみ一案です。