小井土院長ブログ

妊活お灸

骨盤位に対する研究 コクランシステマティックレビュー

辻内 敬子 2023年08月19日

こんにちは 😀 せりえ鍼灸室です。

大興奮のニュースは、世界の論文を精査してエビデンスを調査する、コクランに逆子の論文が採用された!!ということなんです。

せりえ鍼灸室では、逆子の妊婦さんに協力していただき臨床研究を行ってきましたが、

その後、よしかた産婦人科に協力をいただき、ランダム化比較試験を行うことができました。

その報告が、コクランライブラリーのシステマティックレビューで取り上げられました。

コクラン共同計画におけるシステマティックレビューとは、ある目的とする医学的介入についてのエビデンス(科学的根拠)を明らかにするために、世界中からの論文をあらかじめ定めた基準で網羅的に収集し、批判的評価を加え、要約し、公表することです。

そこに、逆子のデータの一つとして、そのRCT研究論文が採用されました。感無量です。

「ランダム化比較試験による骨盤位に対する鍼灸治療の効果の検討」辻内 敬子, 小井土 善彦, 形井 秀一, 善方裕美

日本からは【逆子の鍼灸治療】(医歯薬出版)に原稿が掲載されている助産師の東原亜希子先生の研究も採用されています。

まだまだ逆子に対する鍼灸治療のエビデンスを強くすることは難しいのですが、引き続き皆様の協力を得ながら、研究を行っていきたいと思います。

 

スクリーンショット 2023-08-19 115500

https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD003928.pub4/full/ja?highlightAbstract=moxibust%7Cbreech%7Cmoxibustion

#逆子 #鍼灸治療#コクラン
#cochrane
#breech

妊活中はゆったりお家でお灸をしていきましょう

辻内 敬子 2020年01月22日

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こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

河出書房から出版された「妊活お灸」は、せりえ鍼灸室の小井土院長が書いています。

妊活は、普段からの生活習慣の改善とともに、6か月間の過ごし方も大切です。

お灸は、自分でもできます。

最初は、お灸のすえ方などを鍼灸師に教わった方が、安心してできますので、

継続してもらえる方が少なくありません。

妊活お灸では、症状や体質に応じて、お灸のツボ処方をしています。

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月経痛がある方、月経量が多い方、極端に少なくなってきている方、月経一つを例にしても、体質が違います。ツボ処方は同じ場合でも、体質改善にかかわる目標は違っています。

小さな変化を見逃さずに、一緒に、妊活に取り組んでいきましょう。

半年程度は、卵子の成長・発育に必要な期間です。

採卵ができない、などのお悩みの方はご相談ください。

 

冷えが気になる季節になりました冷え対策はお灸も取り入れて!

辻内 敬子 2019年12月18日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

寒くなってくると「冷え」が注目されます。

冷え対策には、いろいろありますが、生活習慣から予防していくこと、

そして、私たちはお灸やはりを薦めています。

冷え対策本をたくさん出版されている、川嶋明先生とご一緒したのは、

雑誌の企画で、冷えを東西医学から考えるというものでした。

その後、昨年東大で行われた現代医療臨床鍼灸研究会で、冷えのテーマで開催された時にもお会いしました。

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冷え対策としてのお灸は、妊活お灸、お灸のすすめなどにも掲載しています。

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ご覧ください。

また、本格的に対処しようと思うときには、鍼灸院へお出かけください。

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不妊の鍼灸治療

辻内 敬子 2019年07月21日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

「妊娠したい!」(不妊の鍼灸治療」についての学習会を行った際に、

妊娠したいならお灸を始めましょう、という鍼灸師さんの参加と

妊娠しても出産まで頑張ってお灸を続けていると、
いいことたくさんあります!と実体験からのお話ししてくださる方もいました。

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すでに絶版になってしまっていますが、ご紹介したい本があります。図書館でみてくださいね。

「女性の一生と漢方」というみどり書房から出されている、産婦人科医の石野信安先生がかかれた本です。

この本は、鍼灸師だけでなく、これから妊娠したいと考えている人や、娘をもつ人、自分自身が女性である人など、妊娠、出産の身体作りから、身近にできるケアについても学ぶことができます。

妊娠したい、から、妊娠したら、出産したら、更年期になったら、老年期の準備として、お灸を利用してみて欲しいです。

この本では、妊娠安定期に入ったら、妊娠5ヶ月以降(16週から)に自分でお灸を据えていきましょうと、書いてあります。

以前、学習会の講師を担当してくださった村田渓子先生は、その石野先生にお子さんを取り上げていただいた時に、妊娠初期からお灸を行うとよい!と言われて、お灸を据え続けたそうです。

村田先生の実感は、ホントにお産が楽しくなったお灸っていいな~、マイナートラブルの解消から、お産の時にも、母乳にも!でした。

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私たちも、その石野先生に教えにならえと、安産のお灸をすすめる女性鍼灸師の活動を始めたり、「いいお産の日」イベントで安産のためのつぼ療法体験を行ってきたのです。

「妊娠したい!」という女性も、
妊娠したら、なおさら、赤ちゃんとお母さんになるためにも
お灸をならって据えてみてくださいね。
妊活お灸
直接灸もできるようになるといいですよね。
お灸の据え方は鍼灸院で教わってね。

東洋医学で緩和しよう 女性のおすすめのつぼ 腰痛・肩こりのツボ

辻内 敬子 2018年09月28日

こんにちは

せりえ鍼灸室の辻内です。

9月24日のNHK総合で放映された 東洋医学 ホントのチカラ

ご覧いただいたでしょうか

私は録画したものを見ました。

見逃した方にも、オンデマンドで配信されていますので、ぜひご覧くださいませ。

番組の中では、肩こりと腰痛のつぼ

そして目の疲れをとるつぼ、

 

http://www4.nhk.or.jp/P5063/21/

女性におすすめのツボ

三陰交(SP6)

※内くるぶしから指幅4本分、上にあります。

関元(CV4)」

※おへそから指幅4本分、下にあります。

合谷(LI4)
 
 

■耳のツボ

 
■美のツボ
 

■疲れ目のツボ

 

西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。
最新科学を駆使した研究で、続々と効果が確認。医療現場への導入が広がっています。
東洋医学の神秘に迫ります。
<出演>渡辺えり、高橋克実、土田晃之、青木さやか、仲里依紗、菊地亜美
<司会>SHELLY、青井実アナウンサー

多のう胞性卵巣症候群に対する鍼治療

辻内 敬子 2018年06月23日

こんにちは

せりえ鍼灸室の辻内です

月経不順や不正器出血の原因となっているのが、多囊胞性卵巣症候群です。

月経不順だけで、そのままのしておいて、赤ちゃんがなかなかできないという状態で調べてみたら、多囊胞性卵巣症候群だったという方も少なくありません。

月経不順は婦人科で薬を飲んで月経を起こし、様子をみながら年に数回月経が来る程度だったという女性も当院に見えていました。

お薬をのむと副作用でむくみも出てしまうことと、妊娠希望ということから、産婦人科でホルモン値のチェックをしながら、鍼治療を利用した女性が妊娠しています。

自宅では、セルフケアとしてお灸も利用してもらいました。

針治療は週に2回をお願いしました。

年齢は29歳と若かったこともあり、3ヶ月程度で月経が来て、妊娠しました。

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PCOS(多囊胞性卵巣症候群)と辛酸されて、月経周期で、超音波で卵の成長をみながら、

血中エストラジオールとプロゲステロンの測定を行って、鍼治療を行いながら調査した報告があります。

鍼治療を週に1回で6回後に、測定し、さらに4回追加した報告では、(合計10回)

卵胞発育および排卵では、有効率60%程度になっています。

妊娠に至る研究ではないですが、成熟卵胞を認めるまでになっています。

一度、鍼灸院にご相談してみてくださいね。

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お灸の熱刺激をどう考えているか、やけどの対処法

辻内 敬子 2018年05月26日

こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。

せりえ鍼灸室では、自分でお灸ができる人、熱いと感じられる人、

お灸が熱くなったら外せる人には、セルフケアとしてお灸を勧めています。

自分で健康管理をしていこうと思ってくれること、自分の体に敏感になって欲しいこと、

体の変調を気づき、手当として利用して欲しいからです。

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そんなお灸ですが、お灸が体の及ぼす反応は、基本的に身体の防御作用として機能しているため、局所を犠牲にして、身体全体を守る反応としてとらえていただけるとよいかと思います。

お灸による小さな火傷は、人為的につくる治療法です。

その中でこれらの、発赤、腫脹、発熱、疼痛の一連の反応が起こります。火傷した局所に動員をかけられた白血球がは異物排除として働き、皮膚や組織の修復作業を始めます。

その時に、炎症巣に白血球があつまりがんばってはらたくということのようです。

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 お灸による身体への反応は、温熱刺激により、「局所を温めて血液循環をよくする作用」と、「生体の防御機能を高める」ことの2つがあります。

やけどによる白血球の動員は、こちらのからだの防衛反応ととらえてください。

しかし、水ぶくれなどができた場合のやけどは対処が必要です。水で冷やしてお薬を塗る、皮膚科でみてもらうなど、程度と範囲が問題になります。

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 お灸には、さまざまな種類があり、直接もぐさをのせる直接灸、

薬局などでも販売されている「せんねん灸」など多種あります。

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 それからお灸する人の体調や体格にあわせて、お灸の壮数も違い、場所もちがってきます。

ですから、朝晩つぼへ何壮すると、いちがいには、お伝えできないのが現状です。

でもおおまかな目安を作ってお伝えしないとやり過ぎなどがでてくるので目安は大切にしています。ご自身のつぼの位置や、お灸の数は鍼灸師に相談されることをおすすめします。

また冷え症の効くツボも、いくつか紹介されています。足の方をつかう場合が多いようです。朝晩でなくても、1年間継続しなくても、すこしでも効果が期待できます。

お灸をしていると冷え予防にはつながると思います。お灸も即効性がありますので、ぜひお試しください。

ご相談にお灸教室をご利用ください。

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女性ホルモンの分泌にはよく眠れることが大切です

辻内 敬子 2018年04月25日

こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です

最近よく寝れていますか?

4月ももうすぐ終わり、連休が始まっています。

お疲れになっている体も、週末や連休に回復させようと寝だめを考えていませんか

寝だめはできないんですよね、貯金とは違います!

よく眠れることが、成長ホルモンや女性ホルモンのバランスを整えます。

寝付きが悪い、目が覚めやすい、などが出てきたら、お灸をお伝えします!

 

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眠れないと、自分では気がつきにくくても、いらいらが高じたり、

周りに当たったりしがちに!

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お灸を安全に、楽しくできるように、私たちがお伝えします。

最初に、火傷したり、熱かったりすると、お灸はいやなイメージになってしまいます。

そこで、親切、丁寧にお伝えしますので、鍼灸院にお出かけくださいね。

疲れたと感じたり、自分が頑張っているなと感じた時にも

鍼灸院にご相談くださいね。

お灸女史しましょう!

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妊活お灸で伝えたいこと

辻内 敬子 2017年11月09日

 妊活お灸は、不妊の人が読む本と考えていませんか?!

いえいえ、「妊活お灸」の本の中で伝えたかったことは、

妊娠することは、これからどのように人生を生きていくのか。

妊娠・出産を見据えている場合には、

その願いを叶える自分自身のからだについて知り、

そして、その思いを十分に叶えるためには、どのように日常生活を過ごしていったらいいのか。

そのようなことを考える切っ掛けになる本であって欲しいと思っています。

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妊活は、妊娠したいから始まりますから、そのためには、

これからの自分の生活スタイルを見直すきっかけになり、

体を整えていくことにつながるといいなあと、

お灸だけでなく、提案させていただいています。

今の目の前のことに流されがちですが、妊活お灸を取り入れて欲しいです。

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お灸は習って、そこからまねてみる!に限ります

辻内 敬子 2017年10月07日

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こんにちは。

せりえ鍼灸室の辻内です。

皆さんは、学んだら、その知識をどうされていますか?

学んだら、実践してみる。

習ったことは、実践してみる!に限りますね。

その日のうちにもう一度、まねてみて、やってみる!

すると忘れないものですよ。

ぜひ、実践してみましょう。

お灸は、習ってから、まねてみる。

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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