辻内 敬子 2023年05月23日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
妊娠中は、身体的な愁訴がたくさん出現します。
身体的は愁訴については、はりきゅう治療が効果を発揮しますのでご相談してみてくださいね。
妊婦さんは、精神的にも不安定な時期を迎えます。ホルモンの影響もありますが、妊娠した女性の悩みについて考えてみました。
赤ちゃんができる!という喜びの気分とはうらはらに、これから作っていく家族のことや仕事のことが気になり出すのが妊婦さんです。
- 妊娠判明の時期から、妊娠12週(妊娠3ヶ月)ぐらいまでは、なんと、産後の生活への不安が多発だそうです。今後のことを考えて、どうしたらよいか悩む時期なんですね。赤ちゃんと一緒に住む環境はどこがいいのか、仕事復帰や保育などが気になりますね。また、つわりなど身体の変化を実感するので、気持ちもマイナーになりがちのようですね。
- 妊娠16週頃は、つわりも収まり、つわりで大変だった方は、身体がへとへとで気力なしになりがちです。つわりの開始時期の妊娠6週位からこの頃までは、夫の協力が得られないなどが、不満の種にあげられています。
- パートナーがつわりの時から、労り、言動にも気をつけ、率先して家事を行い、妻への心配りが、妻の不満を和らげるようですよ。
- 妊娠18週から20週頃は、胎児が動くのを感じ始めます。胎動を感じはじめて母になることを実感してくるそうです。お腹の中には別の命が宿ってきている事を感じて、体調とともに、精神状態も安定してくるころです。体は安定期と言われますが、安定という言葉にほっとするようです。でも実際には、浮かれすぎずに行動を考える必要があります。
- 妊娠32週すぎた頃から、産後の生活への不安がまた襲ってくるようです。帰宅が遅い夫に、父になる自覚があるのかなど、求める声もあがっていたそうです。パートナーも一緒に、産後の子育てをする生活にむけて、シュミレーションをして、行動を変えていく必要がありそうですよ。
- 益々出産が近づいてくると、帰りが遅い夫には、出産後の赤ちゃんのお風呂に入れる時にどうしよう、赤ちゃんと二人で過ごす時間が長くなることへの不安が膨らんでくるようです。そして、それはお産本番まで持ち越されます。
- 更に予定日近くなると、お産そのものが大丈夫かなど、お産へ不安がピークになる頃です。
どんな時期にどんな悩みが多いかという調査ですが、ひと昔が10年なら、昔昔の20年前のプレモの雑誌に掲載されていたのを引っ張りだしました。(古くてすみません)
妊娠前から、妊娠中のこと、産後の事、考えておきたいです。そのためにも家族やパートナーと相談して協力し、子育てして欲しいですね。
辻内 敬子 2023年04月13日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
子どもの時、小児ぜんそくだったけど、大きくなったら治ったというのはよく聞きます。
妊娠中に、喘息のような咳が出てきて、風邪をひいたら咳が止まらず、病院へ行き、喘息と診断されたそうです。妊娠してはじめて喘息になったという妊婦さんもいました。
妊娠すると免疫系が変化し、アレルギー体質だった方で悪化する方も少なくありません。
妊娠して、今まではよりも悪化したり、喘息が出てくるということは、自分の体力はじめ、免疫力、抵抗力などが低下している状態と考えられます。
ですので、赤ちゃんに栄養も元気もあげているお母さんは、自分自身が元気に過ごせるようにしていく必要があります。
よく寝ることが元気の秘訣です。体の元気を持ち上げるために、リラックスすること、癒されれること、楽しいこと、たくさんしてくださいね。
また皮膚のバリアを強めていくことも大切ですから、そっと手足をマッサージがいいですよ。もちろん、はりきゅうはお勧めです。
自分で行うよりも、パートナーの手がいいと思います。
手足は、手首から肘ぐらいまで、足先は足先から膝ぐらいまで、なにもつけなくても大丈夫ですので、なでてください。
最近では禁煙者は多いですが、まだ禁煙していないパートナーは、ぜひ、赤ちゃんが生まれてくることをよい機会として、妻のためにも産まれてくる赤ちゃんのためにも自分のためにも禁煙してみてくださいね。
喘息や呼吸器が弱くて、お灸のけむりが苦手という方には、煙がない灸や煙が少ないタイプのお灸もあります。無煙灸、微煙灸、火を使わないお灸なんてのもありますので、鍼灸師や薬局にご相談ください。
辻内 敬子 2023年02月03日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
妊婦さんは花粉症が悪化したり、鼻炎が悪化する場合があります。
妊婦さんは、
*まめにうがい!
*身体の抵抗力アップのために、疲れすぎないようにしましょう
*疲労回復は睡眠から、睡眠不足を改善しましょう
妊婦さんからは、妊娠してから余計に鼻づまりしたという声は聞かれます。
花粉症の方は、妊娠するとより鼻づまりが出てきやすいようです。
妊娠中はうっ血性鼻炎傾向となり、鼻アレルギーのある方は症状が悪化するようです。
妊娠や出産後に鼻炎になったという方もいます。
薬を使いたくない妊娠期ですが、今は妊婦さんでも服用可能なお薬がありますので夜の睡眠に影響するようなら、産科に相談しましょう。
お風呂の入ると、湿気が鼻づまりを解消してくれます。
また入浴以外では、ホットタオルで首筋と眉間あたりを温めることもお勧めしています。
免疫力を高めるお灸やつぼ療法も積極的に取り入れてみてください。
妊娠した妻が、すごい鼻づまりで、鼻息も荒く、いびきもすごいという状態になっているということはないでしょうか?
妊娠した妻の鼻詰まりが苦しそうな場合には、
*首の後へ手を当てて温めてあげましょう。妊娠中のつらさを和らげられるようにサポートしてみてください。
serie89_admin 2021年05月13日
出産準備教室をコロナ対策を徹底しながら開催しているので担当しています。
妊婦さんたちも集まる機会が少なかったことから
再開されて喜んでいます。
助産院の出産準備教室を一部担当させてもらっています。
妊娠期の過ごし方、体の使い方や出産、産後も見据えた心と体の養生についてです。
お互いに触れ合いながら、楽しいひと時を味わっています。
妊娠中に行うと良いですよ!と伝えるのは
足裏にある『KI1(湧泉)』というツボ押しです。
妊婦さんにとって、足裏から元気をアップするんだと思って、セルフつぼ押ししてもらうように伝えています。
むくみの改善にも役立ちますよ!
せりえ鍼灸室では、妊娠希望から妊婦さんになった後、
妊娠中から産後も、心身一如の医学を提供していますので、ご相談ください。
辻内 敬子 2018年12月08日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
妊娠中は足にぼこぼこの下肢静脈瘤がでてくることがあります。
見た目だけではなく、痛みがともなったりします。
また会陰部、おまたのところに出てくるとと歩く、立つなどに違和感がでてきます。
そんな時には対処の方法として、
弾性ストッキングが勧められる場合が多いです。
でも、はり・灸もおすすめです。
発症の原因や程度にもよりますので、妊娠中は医師や助産師さんに相談してみてくださいね。
先日、せりえ鍼灸室に足および会陰部の静脈瘤で
助産師さんからご紹介いただいて来院された妊娠28週の妊婦さんに写真を撮らせてもらいました。
1回目治療が終えて、
2回目に来院時、1週間後にも
足の軽さなどが継続していてくれました。
こちらも頑張りますので、
出産までおつきあい頂き、
悪化せず、快適な妊娠生活でありますようにお手伝いさせていただきます。
一人でも、
辛い症状が緩和していくといいですね。
出産すればほとんどがきれいになりますが、
むくみや痛みがある場合、
会陰部にある場合には、もう少し楽に過ごせるようにお手伝いしていきたいと思います。
妊娠中に静脈瘤がでた方はご相談ください。
せりえ鍼灸室では、
セルフケアとしてお灸も勧めています。
ご自宅でこの方にも利用してもらっています。
辻内 敬子 2018年01月29日
おはようございます
せりえ鍼灸室の辻内です。
今日は腰痛でご利用いただい感想を寄せていただいたので紹介します。
「今まで2回出産しましたが、2回とも妊娠中に歩いたり、立てない程の腰痛、持病の股関節痛の悪化で悩まされました。
第2子の妊娠中に、鍼灸にかかり、逆子と同時に腰痛の方もみてもらい、とても楽になりました。
普段の少しの腰の重み、疲れの対処法に、
教えてもらった体操をおこない、気軽にできるので今もとても助かっています。鍼灸以外の指導がありがたかったです。
今は産後に習ったバランスボールで、自分にあった股関節痛の対処をしています、毎日、元気に、仕事、育児、家事をしています。」
産後の腰痛もお任せください!
鍼灸院では、体の使い方や歩き方、生活上のアドバイスなどをお伝えしています。
体の使い方から、特に妊娠中は体重増加という負荷がかかります。
針灸治療で痛みを緩和できたら、次は腰痛にならない体をつくるためのプログラムを用意していますので、ご相談くださいね。
辻内 敬子 2017年11月11日
妊婦さんは、自分が疲れてだるくなっていると、そんな自分は怠け者ではないのかと、 自分を責めてしまいがちになります。
妊娠初期でも、妊娠後期でも、妊婦はだるくて当たり前ですよ!
妊婦さんは自分を責めたり、夫は、ごろごろしている妻を責めたりしないで下さいね。
疲れていたら、昼寝も、ぐうたらもいいのです。
疲れていたら、
:少しでも昼寝してみよう
:夜は12時前に寝る努力しよう
:朝はいつまでも寝ててはいけない!
:カーテンを開けて日の光で目覚めよう。
:スマホやパソコンの使いすぎは禁物
:冷たいものは控えよう
でも、改善して元気になっていくために、できることから始めてみよう。
産む出すのは、妊娠してお母さんになることを選んだ貴方だからね。
とにかく、寝て元気を付けていく。
寝ないと元気になれませんよ。
夫の帰宅を待っている妻がいたら、夫は早く帰宅しましょう。
妻を早く寝せてあげましょう、先に寝てていいんだよと声をかけてあげよう。
妻は遠慮しているからね。
辻内 敬子 2016年01月11日
横浜で更年期、不妊鍼灸、逆子腰痛のマタニティー(妊娠)の鍼灸のせりえ鍼灸室で治療をしている鍼灸師の辻内敬子です。
妊婦さんはいつ自分が妊婦であるという自覚が出てくるのでしょうか?お腹が大きくなればお腹の赤ちゃんを守ろうとする自覚がでてくるのでしょうか?胎動が始まれば、自分のお腹の赤ちゃんが既に成長を始めている別の人であるという自覚がでるくるのかしら?
自分の身体を自覚するということは、妊娠していてもしていなくても難しいことです。
それ以外にも、冷えを自覚している人が果たしてどの程度いるのかしら?
冷えの感じ方は様々だけど、自覚した時には、カイロを使うなどして、なんらかの対策をとってくださるといいなと思います。
しかし、自覚がないと、妊娠中は暑く感じる時期ですから、冷やしてしまいがちになります。防ぎたいですね。
妊婦さんはふだんから神経質にならない程度に、身体の変化を感じて欲しいと思っています。
仕事している最中は特に、忙しいので体への関心は少なくなりがちです。
せひ、そんな時には夫さんに協力してもらいたいことがあります。
まず、妻のお腹が冷たくないか、妻のお尻が冷たくないか、足が冷たくないか、足先はどうか?チェックして欲しいですね。
冷え、お腹のはり、足のむくみ、背中のこり、肩こり、お通じ(いつうんちがでたかも忘れている妊婦もいるのだなど。
気が付かないし、気にしない妊婦さんも多いので、この際、夫は妻の自覚を促すためにも、確認してほしいのです。妊娠生活中に、自分の体に向かうことが出来ると、育児にもその五感が活かされますよ。
せりえでは、貴女が妊婦さんという自覚がうまれるようにお手伝いしています。
横浜で更年期、不妊鍼灸、逆子腰痛のマタニティー(妊娠)の鍼灸のせりえ鍼灸室