辻内 敬子 2023年05月01日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
お産の始まりには、破水や陣痛、おしるしがあります。
陣痛が始まる徴候がなく、予定日を超過すると慌ててきます。
予定日近くなって、どきどきや焦りや不安が出てきたら、鍼灸治療を予定してみてくださいね。
鍼灸治療で自律神経が整い、リラックスすると、陣痛さんが来やすくなりますよ。
焦っているのを本人は感じることが出来なくなってきますのでパートナーや周りの方が勧めてあげてください。
深い眠りやゆっくりの呼吸が出来ることはとても大切です。

お灸教室を助産院で行っています。コロナ禍で開催する機会が無くなってしまった産院が多い中、妊婦さんには東洋医学の視点やお灸は必要です!と続けてくれている産院もあります。
以前の事ですが、
おしるしが来て、今朝ほど陣痛が始まったというJさん。
明け方には10分間隔の陣痛と思って、産院へ連絡したけれど、
到着する頃には、すっかり陣痛が遠のいてしまったという。
朝、診察を受けに産院へ行ったが、なんかたまに陣痛らしきものはくるけれど、
産まれそうでもないといってきた。
赤ちゃんは下がっていて押されているような感じがするけれど、
まだまだ出てくる感じでもないんですよ~と、Jさん。
それは、そこまで来ているけれど、まだ、もう少しかもってことかな?などなど、
そんな調子の会話を交わしながら、では、あぐらをかいて
できるだけ、お灸もしながら、みんなと陣痛くるぞ、うまれるかも、の会話を
楽しんでみたら、とお灸の仲間になってもらった。
この産院で出産した経験者は、参加者に語り始めました
産院の階段が一人ですたすた上れるようではまだまだって言われましたよ。
障子の桟が、はっきり見えるようでは、まだまだですって。
だいたい、座っていられませんでしたよ。
鼻からスイカがでるようだっていうじゃないですか!
おしゃべりできるような余裕はなくなってきましたよ。
陣痛が始まって産まれそうな感じは、こんな様子だとそれぞれみなさん話してくれました。
すたすた歩けるJさんは、まだまだみたいと言って歩いて帰りました。
辻内 敬子 2023年02月03日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
妊婦さんは花粉症が悪化したり、鼻炎が悪化する場合があります。
妊婦さんは、
*まめにうがい!
*身体の抵抗力アップのために、疲れすぎないようにしましょう
*疲労回復は睡眠から、睡眠不足を改善しましょう

妊婦さんからは、妊娠してから余計に鼻づまりしたという声は聞かれます。
花粉症の方は、妊娠するとより鼻づまりが出てきやすいようです。
妊娠中はうっ血性鼻炎傾向となり、鼻アレルギーのある方は症状が悪化するようです。
妊娠や出産後に鼻炎になったという方もいます。
薬を使いたくない妊娠期ですが、今は妊婦さんでも服用可能なお薬がありますので夜の睡眠に影響するようなら、産科に相談しましょう。
お風呂の入ると、湿気が鼻づまりを解消してくれます。
また入浴以外では、ホットタオルで首筋と眉間あたりを温めることもお勧めしています。
免疫力を高めるお灸やつぼ療法も積極的に取り入れてみてください。
妊娠した妻が、すごい鼻づまりで、鼻息も荒く、いびきもすごいという状態になっているということはないでしょうか?
妊娠した妻の鼻詰まりが苦しそうな場合には、
*首の後へ手を当てて温めてあげましょう。妊娠中のつらさを和らげられるようにサポートしてみてください。
辻内 敬子 2022年09月15日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
妊婦さん同士の陣痛にまつわる会話
昨夜はお腹が張って眠れなかったAさん。妊娠週数も37週になり、そろそろ陣痛かしら?と期待と不安で、陣痛がもっと強くなるかも!それとも前駆陣痛?ほとんど眠れなかったそうです。
2人目の妊娠中のBさんは、1人目の出産時に、陣痛と前駆陣痛を勘違いして、一生懸命、何時何分、何分おき、何時何分、何分おきと記入したそうです。必死であせりまくり、何度も病院へ電話しては、病院と自宅を行ったり来たり。その挙句、本当の陣痛が3日後に来たときには、すでに疲れ果てた状態だったそうです。
焦ってはいけないとお話していました。
疲れながらの陣痛中、助産師さんがあと何時間ぐらいで産まれるでしょう、と目安を言ってくれたので、それを目標に時間をやり過ごし、出産したとの事でした。助産師さんの出産時間の目安の励ましが、すごく心強かったということです。
Aさんは、体の準備に励もうと決心を述べていました。

①毎日元気に歩いて押し出す力をつけていこう
②予定日が近くなったら、1日2回程度お灸をしてみてはどうでしょうか
お灸の場所はせりえ鍼灸室にてご相談くださいね。
③あせらず深呼吸を2分~3分間おこなってみよう
お腹の張りが強くなったりしながら体は準備していくので、
焦り始めたら、落ち着けるように、お灸をすすめています。
お産にリラックスは大切です。
辻内 敬子 2020年04月02日
こんにちは せりえ鍼灸室のツジウチです。
妊娠糖尿病ですと診断される方は増えてきている印象です。
健康な赤ちゃんを産むためには、血糖の管理が重要といわれています。
私たちも食べたくなってしまいがちな食欲増進をおさえて協力していきますよ。
なぜ、鍼灸のご利用をすすめるのかというと、自律神経の調整にもかかわってきます。
日常生活などの生活習慣から食べてしまう、という方には、
食欲の異常をバランスとるように交感神経優位の状態の改善をはかります。
また、重たい身体の代謝をはかっていきますので
何かに取り組みやすくなると、考えていただければ幸いです。
お母さんが妊娠高血圧症候群や腎症に
赤ちゃんは流産や巨大児に、と言われています。
私は、妊娠糖尿病をあなどっていたのですが、
中高年になった時に発症しやすいなどが判ってきています。
ぜひ、診断されたのちには、しっかりと管理していきましょう。

妊娠中も安心してご利用いただけるようにせりえ鍼灸室は衛生面でも管理しています。
産後も管理が必要な時期があります。
お子様と一緒に産後はご利用ください。
こんな時には、ということでもご相談お待ちしています。

辻内 敬子 2019年05月15日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
全日本鍼灸学会学術大会愛知大会が2019年5月10日から12日まで開催されました。
5月11日土曜日に、「妊婦のみかた」が行われました。
この企画を担当してくださった深谷先生が頑張ってくれました。
妊婦さんは、産んだら、赤ちゃんと一緒です。
妊娠中からの継続した支援が必要と言われているのですから、
産後のお母さんと赤ちゃんを母子を一緒にみるという視点からのお話は欠かせません。
今回は、私自身がとても楽しみにしていた二人の堀内先生から聞くことができました。
感激の写真を一枚いただきました。
司会は、筑波技術大学の名誉教授の形井秀一先生、
助産師さんからのお話は、聖路加国際大学の堀内しげこ先生
小児科医からのお話は、聖マリアンナ医科大学名誉教授の堀内たけし先生
鍼灸師から辻内がお話する機会を頂戴しました。
内容については、また機会があったら随時紹介していきますね。

辻内 敬子 2018年09月28日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
9月24日のNHK総合で放映された 東洋医学 ホントのチカラ
ご覧いただいたでしょうか
私は録画したものを見ました。
見逃した方にも、オンデマンドで配信されていますので、ぜひご覧くださいませ。
番組の中では、肩こりと腰痛のつぼ
そして目の疲れをとるつぼ、
http://www4.nhk.or.jp/P5063/21/
女性におすすめのツボ
西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。
最新科学を駆使した研究で、続々と効果が確認。医療現場への導入が広がっています。
東洋医学の神秘に迫ります。
<出演>渡辺えり、高橋克実、土田晃之、青木さやか、仲里依紗、菊地亜美
<司会>SHELLY、青井実アナウンサー
辻内 敬子 2018年09月19日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
こちらに当院(せりえ鍼灸室)も取材協力をしました。
患者様の協力のおかげです。
ぜひ、9月24日は、ご覧くださいね。

~
http://www4.nhk.or.jp/P5063/
妊娠中の逆子は、なりたくてなったものではないです。
このたびは、逆子の妊婦さんのご協力に感謝申し上げます。
逆子を鍼灸で治したいと考える妊婦さんも少なくありません。
せりえ鍼灸室では、安全に、安心に、妊婦さんの逆子はじめ、
つわりなどにも対応して、鍼灸治療を行っています。
逆子以外に、腰痛やつわり、などでも鍼灸治療を利用されている妊婦さんはいます。
この機会に、鍼灸治療を利用して、妊娠中の不定愁訴の改善と、
安産をめざしてみませんか。
なぜ、安産かというと、
冷え症という自覚がある妊婦さんは、異常分娩が多かったという報告があるからです。
冷えを解消しながら、お産にむけた体作りを応援していきたいと思います。
また、一つ一つの症状だけでなく、
妊娠中の体を元気に、心も元気にしていくことを目的にしています。
産後、子育て期も利用していただけるように、
スタッフ一同、貴女をお待ちしております。
女性が利用されている場合には、
家族の男性もご利用可能ですので、お二人で、お子様と一緒にご利用くださいませ。
辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
70代以降の方には、お灸は熱い、やけど、おしおきのイメージが定着しています。
しかし、若い方には、手軽にできるおしゃれなイメージも出てきているのではないでしょうか。

かわいい~~と言ってくれる商品もでてきています。

私たち「きゅう師」は、灸を用いた治療を行う場合には
もぐさをひねって据える直接灸を多用します。
今は簡便な台座がついたお灸があります。
これを使うと手軽にお灸をすえることができます。
症状から相談して、自分にあったつぼを鍼灸師に処方してもらって、
自宅でお灸をすえることができるのでおすすめです。
手軽に継続できるというところで私は勧めています。
やけどをつくらないようにお伝えしますので、ぜひ行ってみてくださいね。
でも、本来、お灸は皮膚に軽度のやけどをさせるような直接灸が
効果もあるということで、伝承してきています。
こちらもお試しくださいね。

辻内 敬子 2018年06月14日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
既に3年前になろうとしておりますが、日赤医療センター前に治療院を構えていました。
その当時が懐かしくなっているというのは。。。。年取ったからでしょうか。

以前、妊娠期の腰痛をテーマに、鍼灸師のための学習会がありました。
ドクターは、元日赤医療センターにいらした産婦人科医の杉本充弘先生、
鍼灸師は、小井土院長が担当した講座がありました。(埼玉県鍼灸師会)
今年になって、ヨコハマで再会した写真です。
杉本先生は、今は東都病院の院長です。
バリバリ、相変わらず産婦人科医の仕事も、院長としての経営手腕も発揮されております。
このような素晴らしい人生の先輩に巡り会う機会は、大切にしたいと思います。
また、出会いに感謝し、再会には喜びを感じます。
皆さんの思い出の出会いはどんなものですか。
そんな思い出も、治療の際にお話くださいね。
せりえ鍼灸室は、皆さんの話を良く聞き、思い出を美しい形にするお手伝いもできるとよいなあと思っています。
