小井土 善彦 2024年11月24日
朝から良いお天気の中、日本東洋医学会関東甲信支部の第32回神奈川県部会学術大会に参加してきました。
一般演題も含め、鍼灸の報告はありませんでしたが、漢方薬を取り入れて日々奮闘しておられる先生方のお話しは、鍼灸にも共通することもあり、有意義な時間を過ごすことができました。
現在の医学には、西洋医学で明らかな原因が見つからなければ、冷えは治療の対象にはなっていませんが、漢方医学や鍼灸医学では、冷えそのものが体調不良を表していると考え、治療の対象になります。寒さの邪気に侵入され、体の中に居座られしまうと、心身にさまざまな悪影響を及ぼします。風邪を引きやすい、疲れやすい、元気が出にくくなることもあります。女性では、月経や妊娠にも影響を及ぼすと、東洋医学では考えられています。月経や妊娠に関わることや更年期の諸症状、妊活中の困りごとなどの解決法の一つとして、鍼灸をお考えの方は、ぜひご相談ください。
小井土 善彦 2021年03月24日
当院の足元に流れる大岡川は、桜の名所。
屋形船ならぬ屋形ボートの上で、日中は桜を眺めている人々も気持ちよさそうに春の日差しを浴びていました。
診療を終え、川の脇を歩いていると、風が冷たく感じました。
強い日差しは身体を温める陽の気が溢れるようになりましたが、季節もカラダも春の準備中。暖かい日差しを利用して汗をかき、寒い時は冷えないように服装で工夫する。気温よりも体感を大切に、春から梅雨を経て、その先の夏に向け、準備をしながら季節の移り変わりとカラダの変化を楽しみましょう。
serie89_admin 2021年01月24日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
寒中お見舞い申し上げます。
関東ではみぞれ交じりの雪が舞ったところもあるということですね。
せりえ鍼灸室の辺りは雨でした。
冷え症の私は寒いのが苦手です。こたつが大好きです。
皆さんはどんな寒さ対策を行っていますか?
食は体を作るものです。朝食をしっかり食べると朝の寒さが身に沁みませんよ!
朝にエネルギーを補給して、体の中からエネルギーを発生させてくださいね。
温かい味噌汁も美味しいですね。
最近、しまねのうまいもん、にはまっていて
宍道湖のしじみのお取り寄せをして、シジミ汁を食べています。
あ~~~美味しい、温まると言いながらの朝飯、夜飯です。
寒さ対策は食事から、というのも頭の中に入れてくださいね。
せりえ鍼灸室では、冷え症の対応も行っています。
お灸、足首ウオーマー、むくみ対策の冷え解消の一つです。
ご相談くださいね。
辻内 敬子 2020年12月05日
新装版『お灸のすすめ』発売を記念して
オンライントークイベントを開催します
今回は『お灸のすすめ』のつくり手である編集者と監修者
お灸の可能性を追求する研究者
3名をゲストスピーカーにお招きして
それぞれの「お灸の魅力」を語っていただきます
みなさまからも事前にお声をいただきます
みんなで「お灸の話し」をしよう!
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こんにちは せりえ鍼灸室のツジウチです。
せりえ鍼灸室のコイド院長がゲストスピーカーとして参加します。
せんねん灸 お灸オンライントークイベント
『お灸のすすめ』オンライントークイベント (okyu-room.jp)
お灸の魅力が伝わることと思います。
まだ始めていない方やヘビーユーザーの方もぜひお聴きになってみてください。
セルフケアできるようになるには安心できることが大切です。
お灸を自分でやるには不安だったり、ツボ指導をご希望の方は遠慮なく
お問い合わせください。
お灸指導の設定もありますのでご利用お待ちしております。
辻内 敬子 2020年06月22日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
すっかりご無沙汰しておりました。
皆様コロナ禍でもお元気でおうち時間を楽しまれた事と思います。
さて、現在は妊婦さんは血糖コントロールが厳しくなっていますね。
食べすぎ妊婦さんはじめ、女性の食欲旺盛を鎮めるにも鍼灸治療を利用してみてはいかがでしょうか。
さて、妻が妊娠すると夫が帰宅時にコンビニに寄って買うものが増えるようです。
夏だとアイスクリームが多いようですが、季節を問わずに果物は好まれて手土産になっているようです。果物の美味しい季節になってきましたので、要注意ですね。
お土産は妻へのやさしさと労りの現れですね、でも果糖が多いので摂りすぎには要注意です。
果物は冷やして食べますし、また、南国でできる果物はそれ自体が冷やす性質を持っています。
なるべく地の物、季節のものを食べましょう。量は握りこぶし一個分が適量とされています。
果物には、ナトリウムやマグネシウムが多いので過食すると体内のカルシウムが奪われるといわれています。
果糖が多く、食欲がない時には食べやすいので、少量ずつ召し上がってください。
摂りすぎは禁物です。
お土産は、早く帰宅して家事育児をする夫の協力や、笑顔が一番かもしれませんよ。
イライラしていると、交感神経が優位な状態が続き、食欲旺盛や満腹感を感じにくくなっています。
そんなときに、自律神経を調節する鍼灸治療がうってつけ、というわけです。
こんな時は?とご相談ください。
辻内 敬子 2020年01月26日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
乾燥肌にお悩みですか?
お肌はつるつるピカピカがいいですね。せりえ鍼灸室では血行促進、肌の潤いアップのためにお灸を勧めています。
今回は、お灸以外にチェックすることを確認してみましょう。
特に冬は乾燥から、あちこちと粉がふいたようなカサカサになり、寝ている間にかき壊しという状態になりがちの方も!
乾燥肌には、保湿ローションや保湿剤を塗ることは必要ですが、家庭生活の見直しも必要なのです。
まず、シーツは、どのようなものを使って寝ていますか?
温かいからと、「ボアシーツ」を使う家庭が増えています。でも化繊は静電気を起こしやすく皮膚がよけいにカサカサになりやすいようです。
カサカサしている人、かゆい人、寝ている間に掻いてしまう人は、ボアシーツから綿のシーツに代えてみましょう。
そして、寝ている間にかきこわしているのなら、爪をしっかり切りましょう。
爪がのびているとひっかいてしまいますね。
暖房はどうですか?必要以上に乾燥しているようなら湿度が必要です。
暖房器具によっても乾燥の度合いが違いますから、家族で暖房器具について見直してみましょう。
また、お風呂でこすりすぎないはとっても大事です。風呂からあがったら保湿剤を忘れずにまめにつけましょう。
辻内 敬子 2019年12月18日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
寒くなってくると「冷え」が注目されます。
冷え対策には、いろいろありますが、生活習慣から予防していくこと、
そして、私たちはお灸やはりを薦めています。
冷え対策本をたくさん出版されている、川嶋明先生とご一緒したのは、
雑誌の企画で、冷えを東西医学から考えるというものでした。
その後、昨年東大で行われた現代医療臨床鍼灸研究会で、冷えのテーマで開催された時にもお会いしました。
冷え対策としてのお灸は、妊活お灸、お灸のすすめなどにも掲載しています。
ご覧ください。
また、本格的に対処しようと思うときには、鍼灸院へお出かけください。
辻内 敬子 2018年09月28日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
9月24日のNHK総合で放映された 東洋医学 ホントのチカラ
ご覧いただいたでしょうか
私は録画したものを見ました。
見逃した方にも、オンデマンドで配信されていますので、ぜひご覧くださいませ。
番組の中では、肩こりと腰痛のつぼ
そして目の疲れをとるつぼ、
http://www4.nhk.or.jp/P5063/21/
女性におすすめのツボ
西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。
最新科学を駆使した研究で、続々と効果が確認。医療現場への導入が広がっています。
東洋医学の神秘に迫ります。
<出演>渡辺えり、高橋克実、土田晃之、青木さやか、仲里依紗、菊地亜美
<司会>SHELLY、青井実アナウンサー
辻内 敬子 2018年08月24日
こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。
冷えは万病の元について、不妊にもあてはまると東洋医学では考えています。
それについてご説明しますね。
東洋医学は、冷えは「冷え症|という病気になる一歩手前の状態を意味しています。
万病になるから、気をつけていきましょう。冷えは治療に値すると考えています。
冷えて、体温が低下すれば、細胞中の今話題のミトコンドリアの働きが低下してきます。
低体温、低酸素、 高血糖の環境になり、がんにかかる危険性も上昇してきます。
ミトコンドリアの働きは、生殖機能の働きにも影響してくると考えられています。
冷えによって、卵巣機能が低下して、不妊症にもつながりやすくなります。
妊娠すると、冷えは、早産はじめ異常分娩にもなりやすいことがわかってきています。
冷え症の改善や治療は重要な課題となっています。
東洋医学では、体を気血水が充実し、バランスよく作られ、働いているときが健康と考えます。
そのバランスの崩れた状態は、不調につながり、冷え症は、バランスが崩れた状態と考えます。
冷えは、気にのって流れている血が上手く流れなくなる状態になりますから、
血が滞ってしまっていて、温める力の気血が流れていないので、冷えが進んでいきます。
冷えは、免疫力はじめホルモンバランスの異常をもたらし、自律神経のバランスの悪化も起こります。
冷えると、体の代謝機能も落ちてくるので、同じように食べていても太りやすくなりがちです。
冷えは免疫力の低下をもたらし、自律神経失調の状態は、体調を悪化させていきます。
自律神経不安定は、情緒不安定や頭痛、不眠はじめさまざまな体調不良を引き起こしていきます。
ホルモンバランスの崩れは、月経周期の不安定を引き起こします。
月経バランスが崩れてからではなく、
冷えを自覚していたら、はり・きゅう院に相談してみてくださいね。
辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
暑い日がまだ続きますので、エアコンで冷えますね。
また、汗をかいたり、雨にあたると、そこで冷えを体の中に入れているような気がしてきますね!
現代社会では、社会環境や生活環境も変化していますので、否応なく一昔前の女性の体とは違っています。
特に、「冷えは万病の元」という言葉がありますが、冷えの改善は重要と考えます。
既に、冷えは生活の中に入り込んでいます。
薄着や冷房にさらされる期間が長く、冷たい飲食物を日常的にとっている状態では、冷えに浸かっている状態です。
冷えは免疫力を低下させ、ホルモンバランスを乱します。
そのため冷えの改善を図ることは、ホルモンバランスを整える上でも大切になってきます。
長い期間、不妊治療に取り組んでいる場合には、気持ちのコントロールが難しい時期もでてきがちです。
気持ちの流れもスムーズでないと、上だけが熱く感じたり、下半身を温める力が滞ったりしがちになると、東洋医学では考えています。
気持ちを上手にコントロールできるように、
鍼やお灸を利用していただき、自律神経系のバランスを整えてはいかがでしょうか。
施術する箇所は、足元からの刺激や腹部や腰部などを用います。
体全体を始め、骨盤内の血行状態を良くするという考えで行います。