辻内 敬子 2020年12月05日
新装版『お灸のすすめ』発売を記念して
オンライントークイベントを開催します
今回は『お灸のすすめ』のつくり手である編集者と監修者
お灸の可能性を追求する研究者
3名をゲストスピーカーにお招きして
それぞれの「お灸の魅力」を語っていただきます
みなさまからも事前にお声をいただきます
みんなで「お灸の話し」をしよう!
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こんにちは せりえ鍼灸室のツジウチです。
せりえ鍼灸室のコイド院長がゲストスピーカーとして参加します。
せんねん灸 お灸オンライントークイベント
『お灸のすすめ』オンライントークイベント (okyu-room.jp)
お灸の魅力が伝わることと思います。
まだ始めていない方やヘビーユーザーの方もぜひお聴きになってみてください。
セルフケアできるようになるには安心できることが大切です。
お灸を自分でやるには不安だったり、ツボ指導をご希望の方は遠慮なく
お問い合わせください。
お灸指導の設定もありますのでご利用お待ちしております。
辻内 敬子 2020年06月22日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
すっかりご無沙汰しておりました。
皆様コロナ禍でもお元気でおうち時間を楽しまれた事と思います。
さて、現在は妊婦さんは血糖コントロールが厳しくなっていますね。
食べすぎ妊婦さんはじめ、女性の食欲旺盛を鎮めるにも鍼灸治療を利用してみてはいかがでしょうか。
さて、妻が妊娠すると夫が帰宅時にコンビニに寄って買うものが増えるようです。

夏だとアイスクリームが多いようですが、季節を問わずに果物は好まれて手土産になっているようです。果物の美味しい季節になってきましたので、要注意ですね。
お土産は妻へのやさしさと労りの現れですね、でも果糖が多いので摂りすぎには要注意です。
果物は冷やして食べますし、また、南国でできる果物はそれ自体が冷やす性質を持っています。
なるべく地の物、季節のものを食べましょう。量は握りこぶし一個分が適量とされています。
果物には、ナトリウムやマグネシウムが多いので過食すると体内のカルシウムが奪われるといわれています。
果糖が多く、食欲がない時には食べやすいので、少量ずつ召し上がってください。
摂りすぎは禁物です。
お土産は、早く帰宅して家事育児をする夫の協力や、笑顔が一番かもしれませんよ。
イライラしていると、交感神経が優位な状態が続き、食欲旺盛や満腹感を感じにくくなっています。
そんなときに、自律神経を調節する鍼灸治療がうってつけ、というわけです。
こんな時は?とご相談ください。
辻内 敬子 2020年01月26日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
乾燥肌にお悩みですか?

お肌はつるつるピカピカがいいですね。せりえ鍼灸室では血行促進、肌の潤いアップのためにお灸を勧めています。
今回は、お灸以外にチェックすることを確認してみましょう。
特に冬は乾燥から、あちこちと粉がふいたようなカサカサになり、寝ている間にかき壊しという状態になりがちの方も!
乾燥肌には、保湿ローションや保湿剤を塗ることは必要ですが、家庭生活の見直しも必要なのです。
まず、シーツは、どのようなものを使って寝ていますか?
温かいからと、「ボアシーツ」を使う家庭が増えています。でも化繊は静電気を起こしやすく皮膚がよけいにカサカサになりやすいようです。
カサカサしている人、かゆい人、寝ている間に掻いてしまう人は、ボアシーツから綿のシーツに代えてみましょう。
そして、寝ている間にかきこわしているのなら、爪をしっかり切りましょう。
爪がのびているとひっかいてしまいますね。
暖房はどうですか?必要以上に乾燥しているようなら湿度が必要です。
暖房器具によっても乾燥の度合いが違いますから、家族で暖房器具について見直してみましょう。
また、お風呂でこすりすぎないはとっても大事です。風呂からあがったら保湿剤を忘れずにまめにつけましょう。
辻内 敬子 2019年12月18日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
寒くなってくると「冷え」が注目されます。
冷え対策には、いろいろありますが、生活習慣から予防していくこと、
そして、私たちはお灸やはりを薦めています。
冷え対策本をたくさん出版されている、川嶋明先生とご一緒したのは、
雑誌の企画で、冷えを東西医学から考えるというものでした。
その後、昨年東大で行われた現代医療臨床鍼灸研究会で、冷えのテーマで開催された時にもお会いしました。

冷え対策としてのお灸は、妊活お灸、お灸のすすめなどにも掲載しています。

ご覧ください。
また、本格的に対処しようと思うときには、鍼灸院へお出かけください。
辻内 敬子 2018年09月28日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
9月24日のNHK総合で放映された 東洋医学 ホントのチカラ
ご覧いただいたでしょうか
私は録画したものを見ました。
見逃した方にも、オンデマンドで配信されていますので、ぜひご覧くださいませ。
番組の中では、肩こりと腰痛のつぼ
そして目の疲れをとるつぼ、
http://www4.nhk.or.jp/P5063/21/
女性におすすめのツボ
西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。
最新科学を駆使した研究で、続々と効果が確認。医療現場への導入が広がっています。
東洋医学の神秘に迫ります。
<出演>渡辺えり、高橋克実、土田晃之、青木さやか、仲里依紗、菊地亜美
<司会>SHELLY、青井実アナウンサー
辻内 敬子 2018年08月24日
こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。
冷えは万病の元について、不妊にもあてはまると東洋医学では考えています。
それについてご説明しますね。
東洋医学は、冷えは「冷え症|という病気になる一歩手前の状態を意味しています。
万病になるから、気をつけていきましょう。冷えは治療に値すると考えています。
冷えて、体温が低下すれば、細胞中の今話題のミトコンドリアの働きが低下してきます。
低体温、低酸素、 高血糖の環境になり、がんにかかる危険性も上昇してきます。
ミトコンドリアの働きは、生殖機能の働きにも影響してくると考えられています。
冷えによって、卵巣機能が低下して、不妊症にもつながりやすくなります。
妊娠すると、冷えは、早産はじめ異常分娩にもなりやすいことがわかってきています。
冷え症の改善や治療は重要な課題となっています。

東洋医学では、体を気血水が充実し、バランスよく作られ、働いているときが健康と考えます。
そのバランスの崩れた状態は、不調につながり、冷え症は、バランスが崩れた状態と考えます。
冷えは、気にのって流れている血が上手く流れなくなる状態になりますから、
血が滞ってしまっていて、温める力の気血が流れていないので、冷えが進んでいきます。
冷えは、免疫力はじめホルモンバランスの異常をもたらし、自律神経のバランスの悪化も起こります。
冷えると、体の代謝機能も落ちてくるので、同じように食べていても太りやすくなりがちです。
冷えは免疫力の低下をもたらし、自律神経失調の状態は、体調を悪化させていきます。
自律神経不安定は、情緒不安定や頭痛、不眠はじめさまざまな体調不良を引き起こしていきます。
ホルモンバランスの崩れは、月経周期の不安定を引き起こします。
月経バランスが崩れてからではなく、
冷えを自覚していたら、はり・きゅう院に相談してみてくださいね。

辻内 敬子 2018年08月09日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
暑い日がまだ続きますので、エアコンで冷えますね。
また、汗をかいたり、雨にあたると、そこで冷えを体の中に入れているような気がしてきますね!

現代社会では、社会環境や生活環境も変化していますので、否応なく一昔前の女性の体とは違っています。
特に、「冷えは万病の元」という言葉がありますが、冷えの改善は重要と考えます。
既に、冷えは生活の中に入り込んでいます。
薄着や冷房にさらされる期間が長く、冷たい飲食物を日常的にとっている状態では、冷えに浸かっている状態です。
冷えは免疫力を低下させ、ホルモンバランスを乱します。
そのため冷えの改善を図ることは、ホルモンバランスを整える上でも大切になってきます。
長い期間、不妊治療に取り組んでいる場合には、気持ちのコントロールが難しい時期もでてきがちです。
気持ちの流れもスムーズでないと、上だけが熱く感じたり、下半身を温める力が滞ったりしがちになると、東洋医学では考えています。
気持ちを上手にコントロールできるように、
鍼やお灸を利用していただき、自律神経系のバランスを整えてはいかがでしょうか。
施術する箇所は、足元からの刺激や腹部や腰部などを用います。

体全体を始め、骨盤内の血行状態を良くするという考えで行います。
辻内 敬子 2017年11月14日
寒くなれば、貼るカイロを貼って温めるという人が増えます
カイロで温めるのと、お灸の熱で温める違いが多いにあります!!
灸は、冷えに最適です。
冬場はカイロだけで十分と思ってしまいがちですが、灸の熱はピンポイントで、つぼを使用して温めていきます。
カイロは面で広く温めるところが違います。
また、カイロを貼っていて汗をかいたりしてきたら、その汗で冷えてしまうことがあります。
お風呂は、湿度とともに温めるのですが、
お灸は、乾燥させたもぐさで温めるので、温め方が違い、
熱がきゅう==と入っていくのですよ。

(参考は医道の日本第829号2012年、宮川温灸院宮川先生の記事参考)
辻内 敬子 2017年09月16日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
冬の季節の冷えに備えて、秋から準備です。
冷えは万病のもとですよ。
1、冷えを外から入れないように工夫する
洋服は下着をつける
冷える方は足元、下半身の保温を心がける
座り仕事の人は、足元にあんかや湯たんぽ、電気ヒーターを置く
膝かけを用意する
襟元はぞくぞくするときには、首にスカーフなどを巻く
足首は常に保温を忘れずに、
足首が冷たい方はレッグウオーマーを!
2、体の中に直接入れない
冷たいものをとらない
冬にこたつでみかん、お風呂上がりにアイスクリームと楽しみにしている方も多いですが、
体を冷やしてしまいますよ
温かいものを飲んでいきましょう
3、体の外から温める
お風呂、温泉 いいですね
カイロもいいですね
こたつも暖まりますね
4、体の中から温める
筋肉をつけていきましょう、体の熱量の4割は筋肉からですので、
下半身についている体の3分の2の大きな筋肉を動かして温める=運動やウォーキングおすすめです
あたたかいものを食べる
温めるものを食べる
その場しのぎでも違いますね、
食材を選ぶ
内臓を冷やさないことにつながります
お灸もいいですね
外から行いますが、体の中も暖まります
5,温めてもらう
ひと肌恋しい季節ということもありますが
人にやさしくしてもらうと、心もほっこりしますね
だから、先に自分から、人にやさしくしましょう
すると、周りに温かい空気が広がります
いつでも、ほっこりできる場所として、せりえ鍼灸室でお待ちしていますね。
辻内 敬子 2017年09月01日
台風の影響で急に肌寒い朝でしたね
妊婦さんに冷えは大敵である!と、最近では知られるようになってきています
私たち鍼灸師はじめ東洋医学を語る立場の人にとっては
「冷えは万病の元」といいますから
「妊婦さんに冷えは大敵」は、貴重なキーワードです。
冷えているときに、お腹が張りやすいと感じる方もいます
お腹の張り感は、冷えからだけではありませんよ。
心配な張りと心配しなくても大丈夫な張りがあります。
冷えている人は、お腹が張りやすいと訴える妊婦さんが多いようです
聖路加看護大学の中村幸代先生が調べた調査研究では
冷え症の自覚がある妊婦さんの分娩は
冷え症でないという妊婦さんと比較すると
早産は3.4倍
前期破水は1.7倍
微弱陣痛は2倍
遷延分娩は2.4倍
こんな数字をみると、冷えを改善、緩和することはとても大切なことだと思ってくださると思います
ということで、冷えを改善するためにこの冬はいろいろと
新しいことにチャレンジして欲しいですね