辻内 敬子 2023年07月09日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
赤ちゃんが欲しいと望みながら子宝に恵まれない時は悩みますね。
ご結婚前に、ご夫婦で検査をされることが一番最初にされることかと思います。どちらかに原因があるのか、それとも見当たらないのか。年齢も大きく関係してきますので、様子をみていくということよりも、サクサク検査は行っておくのがベストかと思います。
挙児希望から1年過ぎても子宝に恵まれない時は不妊症として、鍼灸治療を利用する方は少なくありません。
月経が来る度に落ち込み、イライラや不安、悲しくなったり、感情の起伏も激しくなります。鍼灸の特徴は、自律神経のバランスを整えます。
卵巣はストレスがかかるとその機能が低下します。ホルモンの分泌による不調の他に、ストレスによっても、卵巣機能の変化や組織の変化がみられることがわかってきています。
それらのストレス緩和には、鍼灸治療がお勧めです。自律神経のバランスを整える、リラックスする、それらが重要になってきています。
また、鍼灸治療では、自律神経が調整されることで、卵巣の血流改善にもつながってきますので卵子の質や排卵のことで、少し力になれる可能性がでてきています。
ぜひ、不妊治療とともに鍼灸治療を併用してみてください。
辻内 敬子 2020年01月22日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
河出書房から出版された「妊活お灸」は、せりえ鍼灸室の小井土院長が書いています。
妊活は、普段からの生活習慣の改善とともに、6か月間の過ごし方も大切です。
お灸は、自分でもできます。
最初は、お灸のすえ方などを鍼灸師に教わった方が、安心してできますので、
継続してもらえる方が少なくありません。
妊活お灸では、症状や体質に応じて、お灸のツボ処方をしています。
月経痛がある方、月経量が多い方、極端に少なくなってきている方、月経一つを例にしても、体質が違います。ツボ処方は同じ場合でも、体質改善にかかわる目標は違っています。
小さな変化を見逃さずに、一緒に、妊活に取り組んでいきましょう。
半年程度は、卵子の成長・発育に必要な期間です。
採卵ができない、などのお悩みの方はご相談ください。
辻内 敬子 2019年09月11日
こんにちは せりえ鍼灸室のツジウチです。
女性が赤ちゃんを欲しいと願った時に妊活はじめます。
赤ちゃんが欲しいとおもった年齢、結婚した年齢、それから望んでいる期間などによって、治療法も気持ちも違ってくると思います。
ぜひ、不妊治療や妊活に、鍼やお灸を用いた鍼灸治療を取り入れて欲しいと思います。
というのは、不妊治療に鍼灸治療を利用した人は、何もしなかった人よりも、妊娠率などが良かったという報告がでてきています。
ということで、私たち鍼灸師も頑張りたいと思います。
辻内 敬子 2019年07月25日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
不妊治療は、体外受精いくまでに、いくつかの山があります。
一つの報告ですが、
妊娠率と移植率が、鍼灸併用群がよくなると聞くと
鍼灸も試してみたくなりませんか?
今回は、鍼灸柔整新聞(2019年6月10日号中国医学情報)から紹介します。
不妊治療の体外受精卵移植の連続3回以上失敗者の60例、西洋薬単独と鍼灸併用の効果を比較したものです。(上海鍼灸雑誌、18年12期)
BMI:18.5~23.9、平均年齢30歳、平均不妊治療歴4.4年
めまい、耳鳴り、腰痛、性欲淡白の腎陽虚
両群共、月経3日目からホルモン剤治療をし、併用群は、月経2日目から毎日1回鍼灸治療を行ったところ、
結果:妊娠率は、単独群26.7% で、併用群は43.3%
移植率は、単独群は15.8%で、併用群は27.6%.
子宮内膜の状態も、併用群が単独群よりも改善したそうです。
せりえ鍼灸室でも不妊の鍼灸治療を行っていますので、試してみませんか。
辻内 敬子 2019年07月20日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
不妊クリニックで体外受精を行いながら、鍼灸治療も利用していただいて女性が
無事に出産されました。
年齢は45歳。
長らく、タンタンと不妊治療を行い、鍼灸治療も最初は一週間に1回を基本に、
途中は、治療と家庭の都合で、抜けることはありましたが、4年間利用してもらっていました。
鍼灸治療を利用していただき始めてから、採卵がうまくいくようになりました。
また、分割胚までいくようになり、何回も、それこそタンタンと体外受精を繰り返し、
この度、無事に出産されました。
年齢もあり、出産されるまで、私たちもドキドキでした。
一番喜んでいるのは、ご本人たちですが、周りも幸せです。
みんながみんな、妊娠、出産までこぎつけるわけではないのです。
それでも、不妊治療を受けている女性と長い期間、
ともに、涙したり、喜んだりしています。
女性とともに、一緒に歩んでこられてうれしいです。
辻内 敬子 2019年01月11日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です
テレビでは東洋医学の話題が何度がでてきていて嬉しい限りです。
こんな時に、はり!こんな時に、おきゅう!
ぜひ使って欲しい一つに、月経状態を整えることがあげられます。
また、妊活中はストレスを感じやすい時です。
お灸が初めての方は、
ぜひ鍼灸師に相談して、怖がらずにできるようにしましょう。
また、冬や夏で体調も変化していると思いますので
季節に応じたつぼ処方もしてもらいましょう。
辻内 敬子 2018年09月18日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です。
不妊クリニックに通っている方や不妊クリニック勤務の看護師さんとお話すると
鍼灸治療を利用している方が少なくありません。
鍼灸師としては、ご利用いただき、うれしい限りです。
赤ちゃんを抱っこすることができるように、お手伝いをしていきたいと思います。
利用されている方は
最後の手段として、あるいは、子宮の血流を期待して!と言われます。
鍼やお灸が怖かったけど、と最初は不安のご様子でした。
鍼が生体に効くメカニズムなど、研究されていますし、
今後も不妊と鍼灸の研究が進んでくると思いますが、
まだまだ、わからないことだらけで、手探り状態です。
でも、不安の緩和や、血流改善、自律神経を整えることは、体によい結果を導いてくれていると思いますので、ご利用お待ちしていますね。
辻内 敬子 2018年08月24日
こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です。
冷えは万病の元について、不妊にもあてはまると東洋医学では考えています。
それについてご説明しますね。
東洋医学は、冷えは「冷え症|という病気になる一歩手前の状態を意味しています。
万病になるから、気をつけていきましょう。冷えは治療に値すると考えています。
冷えて、体温が低下すれば、細胞中の今話題のミトコンドリアの働きが低下してきます。
低体温、低酸素、 高血糖の環境になり、がんにかかる危険性も上昇してきます。
ミトコンドリアの働きは、生殖機能の働きにも影響してくると考えられています。
冷えによって、卵巣機能が低下して、不妊症にもつながりやすくなります。
妊娠すると、冷えは、早産はじめ異常分娩にもなりやすいことがわかってきています。
冷え症の改善や治療は重要な課題となっています。
東洋医学では、体を気血水が充実し、バランスよく作られ、働いているときが健康と考えます。
そのバランスの崩れた状態は、不調につながり、冷え症は、バランスが崩れた状態と考えます。
冷えは、気にのって流れている血が上手く流れなくなる状態になりますから、
血が滞ってしまっていて、温める力の気血が流れていないので、冷えが進んでいきます。
冷えは、免疫力はじめホルモンバランスの異常をもたらし、自律神経のバランスの悪化も起こります。
冷えると、体の代謝機能も落ちてくるので、同じように食べていても太りやすくなりがちです。
冷えは免疫力の低下をもたらし、自律神経失調の状態は、体調を悪化させていきます。
自律神経不安定は、情緒不安定や頭痛、不眠はじめさまざまな体調不良を引き起こしていきます。
ホルモンバランスの崩れは、月経周期の不安定を引き起こします。
月経バランスが崩れてからではなく、
冷えを自覚していたら、はり・きゅう院に相談してみてくださいね。
辻内 敬子 2018年06月23日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です
月経不順や不正器出血の原因となっているのが、多囊胞性卵巣症候群です。
月経不順だけで、そのままのしておいて、赤ちゃんがなかなかできないという状態で調べてみたら、多囊胞性卵巣症候群だったという方も少なくありません。
月経不順は婦人科で薬を飲んで月経を起こし、様子をみながら年に数回月経が来る程度だったという女性も当院に見えていました。
お薬をのむと副作用でむくみも出てしまうことと、妊娠希望ということから、産婦人科でホルモン値のチェックをしながら、鍼治療を利用した女性が妊娠しています。
自宅では、セルフケアとしてお灸も利用してもらいました。
針治療は週に2回をお願いしました。
年齢は29歳と若かったこともあり、3ヶ月程度で月経が来て、妊娠しました。
PCOS(多囊胞性卵巣症候群)と辛酸されて、月経周期で、超音波で卵の成長をみながら、
血中エストラジオールとプロゲステロンの測定を行って、鍼治療を行いながら調査した報告があります。
鍼治療を週に1回で6回後に、測定し、さらに4回追加した報告では、(合計10回)
卵胞発育および排卵では、有効率60%程度になっています。
妊娠に至る研究ではないですが、成熟卵胞を認めるまでになっています。
一度、鍼灸院にご相談してみてくださいね。
辻内 敬子 2018年04月02日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です
タイプ別不妊治療中の女性のつぼ療法その2は、「胃腸が弱いタイプ」です
春は特に、体が動き出す季節でもありますから、最近胃腸がもたれる、胃が痛いなど、
浮腫みもあり、体が重いなあ~なんて、感じていませんか?
生野菜が多い方は、少し控えましょう。
そんなタイプの方は、肥満にもなりやすい状態でしょうか。
生野菜では、体の冷えを呼びます。また、エネルギーを産生できにくいので、体は痩せません。浮腫みも起こりやすく、下痢や便秘、腹痛が起こりやすくなります。
東洋医学では、胃腸が弱いという時には、消化器は、口から肛門までを消化器系と考えています。
目標は、むくみを追い出し、体を循環を良くするように働きかけていきます。
そんな時の、つぼ療法は、胃腸を整える「足三里」をおすすめします。
その他にも、お伝えしたいつぼが沢山ありますが、その方のタイプに応じて、
もう少し詳しく知りたい方、私のつぼを教えて欲しい方は、鍼灸院へ相談しましょう。
せりえ鍼灸室では、鍼灸治療の他に、
鍼灸が不安な方、怖い方には、マッサージも行っています。
マッサージは、気持ちよいですね。癒しだけでなく、せりえ鍼灸室のマッサージは治療も兼ねていますので、ご相談ください。
お灸のつぼ指導も行っていますので、ご利用ください。