小井土院長ブログ

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不妊の鍼灸治療の最新エビデンスと鍼灸臨床について学習会講師担当

辻内 敬子 2024年09月06日

こんにちは せりえ鍼灸室です

せりえ鍼灸室の利用者様には、妊活を始めたばかりの方や不妊クリニックに通いながらの鍼灸治療をご利用の方もおられます。

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赤ちゃんの誕生を望んだカップルには、新しい家族が増えてほしいと私たちスタッフ一同、出来る限りのお手伝いをさせていただいています。

毎月の月経の周期や月経量を整え、筋腫が大きくならず、子宮内膜症が悪さしないうちになんとか、妊娠にこぎづけてくれるようにと願って、鍼灸治療を行っています。

採卵の痛みを緩和したり、リラックスすることで着床関係にも影響を与えている可能性があります。鍼灸は自律神経を整えていくこと、血流改善に効果を発揮していくことが言われているからです。

鍼灸治療は、体が元気になるお手伝いです

元気になるとは、妊娠して出産する準備、子育てする体力まで含めて考えることができます。

せりえ鍼灸室のコイド院長が、鍼灸師を対象に講演をします。

テーマは「不妊治療の最前線 最新のエビデンスと鍼灸の効果」鍼灸治療の論文は海外からとてもたくさん投稿されています。不妊症と鍼灸治療は注目されています。

どの方にも効果を発揮するように、私たち鍼灸師は努めていきたいと思います。

サーモンピンクと緑, 世界環境デー, 自然保護, ポスター

#不妊の鍼灸治療,#不妊の鍼灸治療効果,#不妊鍼灸

#妊活お灸

 

最近耳によく耳にする糖化、知っていますか?

辻内 敬子 2024年08月29日

こんにちは せりえ鍼灸室です。

糖化という言葉を聞く機会があり、糖化と体調の関係を調べてみました。

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糖化(Advanced Glycation End-products, AGEs)は、糖とタンパク質が結びついて体内で生成される物質で、老化やさまざまな健康問題に関連しているそうです。

糖化が体に与える影響は、

  1. 老化の促進: 糖化によって生成されたAGEsは、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、しわやたるみを引き起こします。また、全体的な老化を促進します。

  2. 慢性疾患との関連: 糖尿病、心血管疾患、腎臓病などの慢性疾患の進行に関連するそうです

  3. 炎症反応: AGEsは体内で炎症反応を引き起こし、病気のリスクを高める可能性があります。

  4. 神経障害: 糖化が神経系にも影響を与えると、糖尿病性神経障害など、神経系の障害のリスクが増加

糖化は、体調に大きく影響を与えるようですね。そのためには、食事や生活習慣を見直して糖化を抑えることが重要となるそうですよ。

糖化を抑えるための食事と生活習慣をお伝えします

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1. 血糖値の上昇を穏やかにする効果の食品をとる

  • 血糖値の上昇を緩やかにし、糖化の進行を抑える効果がある食品は、全粒穀物、野菜、果物、豆類などです。低GI(グリセミック指数)食品といわれています。

2. 抗酸化物質をとる

  • 糖化によって生成されるAGEsを抑える効果があるものです。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどが含まれる食品で、ベリー類、緑茶、ダークチョコレート、ナッツ類を積極的に摂るとよいそうです、緑茶!です

3.当分の取りすぎに注意

  • 加工食品、甘い飲み物の取りすぎは、糖分の過剰摂取となり、糖化の進行を早めます

4. 調理にも工夫が必要です

  • 揚げ物や焼き物では、AGEsができやすいので、蒸し料理や茹で料理など、低温調理がよいそうです
  • レモン汁や酢を使うことでAGEsの生成を抑える効果があるそうです

5. 定期的な運動

  • 有酸素運動や筋トレなど、バランスの取れた運動習慣がよいそうです

6. ストレス管理

  • ストレスは血糖値を上昇させ、糖化を進行させるそうです。ストレス緩和に鍼灸治療を利用されて、リラックスしていただくのはストレス管理によいですね。

7. 睡眠の質をあげる

  • 睡眠不足はホルモンバランスを乱し、血糖値のコントロールを難しくします。良く眠れるように鍼灸でお手伝いします。糖化のリスクを抑えましょう。

8. たばこはさける

  • 喫煙は体内の酸化ストレスを高めます。禁煙が糖化を抑える一助となります。

これらの対策を取り入れて、糖化の進行を抑え、健康を維持していきましょう。

鍼灸治療でメンテナンスです

便秘していませんか?

辻内 敬子 2024年08月27日

こんにちは せりえ鍼灸室です

一歩外へ出れば汗をかき、夜中も汗だく(;^ω^)
そんな日が続いていますので、
便秘の訴えも聞かれます
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夏の便秘に要因の一つとして、多量の汗をかくことも考えられますね

汗をかくことで体内の水分が失われ、体全体、そして腸内の水分も不足しがちになると思います

この水分不足が便を硬くし、便秘を引き起こす可能性があります。

その他の原因として
・夏は冷たい飲み物や食べ物をたくさんとりやすい季節です
これが消化機能を低下させ、腸の動きを鈍らせることも便秘の一因となってきます

・夏バテによる食欲不振により、野菜などの食物繊維の摂取不足

・夜更かしなどの生活リズムの乱れなど

が便秘を引き起こすことがあります。

対策は、
もちろん大事なうるおい成分である水分補給!
バランスの取れた食事、
適度な運動、
規則正しい生活習慣を心がけることが重要ですね

鍼灸治療の際にも、便秘なのです!とお声かけください

朝すっきり起きられるようにしたいものです。

腸の運動性を高めるには、腸を支配する自律神経の働きを調整することが必要ですので、鍼治療も選択肢です。

さらに、腸粘膜を刺激するには、腹筋などで運動を行い鍛えることです。お腹を意識的に締めましょう。

ツボ療法は、腹部のツボが良く利用されています
お腹のおへそから指3本分外側のST25(天枢)をリズミカルに押してみてください。

また、便秘穴という、おへその下指3本分したで、その外側親指1本分外側にとるところがあります。

こちらも押してみてください。

#便秘
#鍼灸,#せりえ鍼灸室

睡眠不足を緩和するツボ療法

辻内 敬子 2024年08月24日

こんにちは せりえ鍼灸室です

睡眠不足は、心身の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。

ぐっすり眠れるようにツボ療法をお伝えします

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睡眠不足に対処するための自分でできるツボ療法です

1. 安眠(あんみん)

  • 場所: 耳の後ろ、頭の骨の下にあるくぼみと首筋の中間あたり
  • 効果: 寝つきを良くします。首こりにも効果的ですので、ストレスや緊張を和らげていきます
  • 押し方: 両手の親指で、頭を抱えるようにして、ツボに指をあて、5秒間押し、ゆっくりと離します。これを数回繰り返します

2. 神門(しんもん)

  • 場所: 手首の内側、小指側の手首のしわの少し上 名前も素敵ですね
  • 効果: 心を落ち着かせ、リラックス効果があるとされています。精神的な不安やストレス、不眠、便秘にも役立ちます
  • 押し方: 片手の親指で、心地よい強さでくりくり揉んでみてください、2~3分程度を行ってみましょう

3. 内関(ないかん)

  • 場所: 手首の内側、手首のしわから指3本分肘寄りに進んだところ。グーを握ったときにできる2本の筋の間
  • 効果: ストレスや不安を和らげ、心が落ち着くとされています。胃の不調にも効果があり、お腹の膨満感などが原因で眠れないときにも役立ちます
  • 押し方: 指腹か指先で5秒程度押し、これを数回繰り返します

4. 足三里(あしさんり)

  • 場所: 膝の下、外側にあるツボで、膝のお皿の下から指4本分下
  • 効果: 疲労回復に役立ちます。日中の疲れが原因で夜に眠れない場合にお勧めです
  • 押し方: 親指で足をにぎるようにして押します。5秒ほど押し、離してを繰り返します。

5. 百会(ひゃくえ)

  • 場所: 頭のてっぺん、耳の上端を結んだ線と鼻筋から伸びる線が交わるところ
  • 効果: 不眠や気分の安定にも効果があります
  • 押し方: 中指を使って、頭のてっぺんを軽く押す、寝る前に深呼吸しながら続けてみましょう

ツボ押しは心地よいと感じる程度の強さがポイントです。試してみてください

 

 

暑さで睡眠不足になっていませんか

辻内 敬子 2024年08月11日

こんにちは せりえ鍼灸室です

7月から続いている猛暑により睡眠の質が低下していませんか

あるいは寝不足気味、睡眠不足なっていませんか

睡眠不足の主な原因には、この夏の暑さのような環境要因が大きく影響していますが、

身体的、精神的な要因も影響していることが多いようです。

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以下は、不眠や睡眠不足を招く要因です。

1. ストレスや不安

日頃のストレス、心配事が大きく影響します。仕事や人間関係などです。寝る前に考えごとをすると、それに思いがとらわれてしまい、眠りにつけなくなりがちです

2. 生活習慣の乱れ

オリンピックもありました。夏の甲子園大会もありました。録画でみたり、時差に構わずみたり、夜更かしや不規則な睡眠時間は体内時計を乱します。寝しなの、アルコール摂取も、睡眠の質に影響します。飲んだくれて寝落ちも良くなさそうです。

3. 身体的要因

あっちが痛い、こっちも痛いだけでなく、ずっと続いている慢性的な痛みを抱えていると眠れないですね。

また、かゆみが出たりするアレルギーも影響します。お腹が張っているいる胃もたれやガス腹、なども睡眠を妨げている場合もあります。睡眠時無呼吸症候群や足のむずむず症候群も原因となります。

4. 環境的要因

寝室のエアコンの設定温度、冬の寒さなどの温度、道路沿いの寝室なら騒音が気になります。誰かが電気をつけておきたいという寝室の明るさも気になりますね。

睡眠環境が整っていないと、質の良い睡眠は難しくなります。

よく言われているのが、スマーはトフォンやテレビなどの画面から発せられるブルーライトが脳を覚醒させるそうです。寝る前の30分ぐらい?は手元から離しましょう。時計代わりにスマホをみるのもよろしくないですね。

5. 精神的な健康問題

精神的な気分がふさぐ、などの問題も不眠の要因です。寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまったりするようですよ。

6. 加齢

えー、年を取ると、睡眠パターンが変化してしまうそうです。夜中に何度もトイレに起きるようになるなど、目が覚めやすくなったり、早朝に目が覚めてしまうことが増えるそうです。

7. ホルモンバランスの変化

女性は月経周期のホルモン変化や妊娠出産や更年期などのホルモン変化も睡眠に影響を与えることがあるそうです。

では、それらの要因がある睡眠不足や不眠傾向に対して、鍼灸治療が出来ることはあるのでしょうか? はい。あるのです!

1. まずは、リラックス効果があるので、ストレスや不安が和らげます

鍼灸はストレスや不安を軽減し、心と体のバランスを整えていきます。自律神経の安定を図り、副交感神経を活性化して気分が落ち着いてきます。

不眠の原因が思い当たり、精神的なものに関連している時は、鍼灸で心の安定を図りましょう

2. 生活習慣の乱れから体内時計が乱れていると思われる方をサポート

鍼灸治療は、体内時計を整えるのに役立っていきます。もちろん、自分で行動を起こし、不規則な生活リズムや昼夜逆転を直そうと取り組むのも必要ですが、朝の光を浴びて起きなどを取り入れることで、体を自然なリズムに戻していきます。睡眠のリズムを修正する手伝いをしていきます。

3. 身体的な症状の改善

辛い慢性的な痛みが続く場合や胃もたれ、お腹の膨満感などの消化不良、頻尿などが原因で眠れない場合も、鍼灸で、根本の治療に働きかけます。痛みの緩和や内臓機能の調整を図ることで、睡眠環境を整えます。

4. 環境的要因による不眠に対応

鍼灸は、感覚の敏感さを軽減し、外的環境に対する過度な反応を減らします。

これにより、騒音や寝室の環境に対して敏感すぎる方もリラックスした睡眠を取りやすくなります。

5. 精神的な健康問題のケア

不安や気分の障害が強い方に対する鍼灸の効果は、研究によっても裏付けられています。鍼灸治療を受けることで、気分を安定させ、心の健康を促進し、睡眠の質を向上させることが可能です。

6. 加齢による睡眠パターンの変化をサポート

年齢にあらがうことはできませんが、年齢に伴う睡眠の変化に対しては、お手伝いできます。鍼灸は体全体のバランスを整え、深い眠りを取り戻すお手伝いをしていきます。

7. 月経周期の気分の調整

鍼灸は月経周期に伴う、ホルモンバランスを整える作用があり、女性特有のイライラはじめ眠りにくいなど、不眠に対しても効果があります。月経周期や更年期による不調が睡眠に影響している場合、鍼灸治療でホルモンバランスを整え、心身を落ち着かせることが可能です。


鍼灸治療は、副作用が少なく、体全体を自然に整えながら、睡眠の問題を解決や少し良くする手伝いができる方法です。

睡眠不足や不眠にお悩みの方には、まずは一度、鍼灸治療を試してみてください。

 
 

花火を毎年楽しめるように、体は毎月メンテナンスを

辻内 敬子 2024年08月03日

こんにちは せりえ鍼灸室です

今年は花火をされましたか?庭で、あるいは、観光地で見ました?

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花火は一瞬に消えてなくなるけど
夜空に広がる大輪の花は夢を与えてくれるますね

花火はお好きですか?

毎年横浜のみなとみらい地区で行っていた神奈川花火大会では、それを観るために場所取りをしてくださっていた学童の大先輩がいました。夜中からシートを引いて、日中はおやじたち、夜は学童を卒業した青年たちが場所取りを担当してくれていたので、そこへ押しかけていました。

コロナで中止になり、その後出かけていません。各地の花火大会もコロナや音や災害などが影響して、開催されないところも出てきているそうです。今後が気になるところです。

花火大会は、たくさん飲んで、食べて、笑い、どーんという音に心臓バクバクさせながら、見ていました。

線香花火も好きです
子どもたちは
小さく火花を散らして、ぼとっと落ちるまで
一本の花火を見つめています。
斜めに傾ける方が持続時間が長いとテレビでやっていましたね

線香花火も手持ち花火も
夏には、子どもがいるご家庭は、こどもと楽しんで欲しいです

線香花火も大玉の花火も、一瞬で消えてなくなるので、
大事な家族や大事な人と一緒にいられる時期は短いと思います

すると、毎日をしっかり生きよう!気になります

そのためにも、自分の体が資本です。体のメンテナンスは年に一度では足りません。

元気度は人により異なりますから、メンテナンスも頻度が違いいます。体力が落ちたな、少し変だな、そんな体調の変化を感じたら、悪くなる前に鍼灸院を利用してください。 鍼灸は健康増進にも予防的にも使っていきましょう

#体メンテナンス,#健康にはりきゅう

 

子どもの体調管理に小児はり(こどもはり)

辻内 敬子 2024年07月24日

こんにちは せりえ鍼灸室です

小児はりは、金属の棒や板状のもので、皮膚表面を摩擦する軽い刺激が中心です。子どもだけでなく、大人にも使うことがあります。小児はり(しょうにはり)という名前をつけて行う、摩擦刺激を行うはり治療です。

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1. 小児はりの特徴

  • 軽い触圧刺激: 小児はりは、針を皮膚に刺さず、軽くこすったりする刺激を行います。この手法は、子どもから赤ちゃんの敏感な皮膚に適しており、痛みや不快感がほとんどありません。
  • 非侵襲的なアプローチ: 針を刺さないため、身体に負担がかからず、安全性が高い治療法です。

 この小児鍼が効果的なことについては、効果のメカニズムを研究している先生がいます。森ノ宮医療大学の松熊秀明先生です。

 摩擦する刺激が心地よい刺激となり、オキシトシンの分泌を促す可能性について考えられています。オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれて、安心感を促進し、親子の絆や信頼関係の形成にも貢献しています。

1. 自律神経の調整: 軽い触圧刺激は、自律神経系に働きかけ、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があります。特に、過剰に活発な交感神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にすることで、リラクゼーションを促進し、子どもの情緒や体調を安定させます。

2.皮膚感覚の刺激: 皮膚からの感覚信号が脳に伝わり身体全体の調和をもたらします。皮膚には多くの神経受容器があり、軽い刺激でも神経系全体に影響を与えることができます。

3.摩擦による皮膚刺激とオキシトシンの関係:摩擦刺激は、軽く軽くなでるので、皮膚の神経受容器を活性化し、脳に信号が伝わることで、オキシトシンの分泌が促進されると考えられています。

4.オキシトシンの役割:小児はりの軽い摩擦刺激が、オキシトシンの分泌を促すことで、リラックス効果や不安の軽減に関連していると考えられます。これにより、子どもの情緒安定や身体の調整が促進されていくことが期待されています。

 

オキシトシンの作用

  • 安心感とリラックス: オキシトシンは、副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらしてくれます。これにより、子どもの情緒が安定し、睡眠の質や消化機能の改善にもつながります。
  • 愛情の強化:親子の愛着形成を強化するホルモンです。親子の触れ合いや治療者との信頼関係にも影響し、その効果を高める可能性があります。

適応症

小児はりは、以下のような症状に対して効果があるとされています:

  • 夜泣き、神経過敏症
  • 食欲不振や消化不良
  • 便秘、下痢
  • 風邪予防
  • アトピーやアレルギー症状の緩和

小児はりは、軽い触圧刺激で、自律神経の調整や体調のバランスを整え、子どもの身体と心の健康を支えます。子どもの落ち着かない状況が気になったら、ご相談ください。

#子どもの健康.#小児鍼

鍼灸で女性を応援する 

辻内 敬子 2024年07月12日

こんにちは( ´艸`)

せりえ鍼灸室です

鍼灸は、母子双方の健康をサポートしています。

お母さんが元気がないと、子どもも影響を受けてきます。

子どもの鍼治療には、お母さんの心身の状態にも注目する必要があります。

赤ちゃんから、皮膚をマッサージするように、なでさする小児鍼というものがあります。

鍼灸院は、具合が悪くなってから行く場所ではありません。

具合が本当に悪くならない前に、予防としても、病気にならないように、利用して欲しいと思っています。

 

それは、最近は具合が悪くならないように、スポーツのコンディショニングに使われるように、メンテナンスとして利用がお勧めです

美容鍼灸という名前も出ていますが、美容という、具合が悪いというところではなく、さらに美しくなるために、美肌や肌の張り、など、磨きをかけるということも可能となっています。

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ですので、具合が悪い時に利用するのではなく、美しくあるために、元気でいるために、今の生活を維持するために、などに利用できます。

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私たち、鍼灸師は、利用者の方の皮膚にふれ、その方が皮膚を介し発している体の声を聞いていきます。

そして、体が元気になると、こころも軽くなってきます。

鍼灸院はメンテナンス処や人生の休憩所として利用してくださるとうれしく思います

#体のメンテナンス

#鍼灸処

 

逆子の妊婦さんへ

辻内 敬子 2024年07月10日

 

妊娠中の逆子でお悩みの妊婦さんへ

私たちは、妊婦治療のエキスパートとして、妊娠中のあらゆるお悩みに対応するための豊富な経験と専門知識を持った助産師&鍼灸師がいるせりえ鍼灸室です。

特に逆子(骨盤位)の問題に対して、鍼灸治療の研究を行ってきています。

逆子はじめ妊娠期の鍼灸治療のメリットとして以下があります。

  1. 自然な治療方法:

    • 鍼灸は自然治療法であり、薬を使わずに体の自然な力を引き出します。
  2. 高い効果:

    • 逆子の治療において、早い時期に鍼灸を利用することで、矯正率は、自然回転率よりも若干高まります。多くの妊婦さんが鍼灸治療によって逆子の改善とマイナートラブルの改善と体の快適性を実感しています。
  3. リラックス効果:

    • 鍼灸はストレスや不安を軽減し、妊娠中のリラックスと心身のバランスを保つのに役立ちます。

せりえ鍼灸室の鍼灸治療

当院では、妊婦さんの体調やお腹の張り具合などの状態を把握し、一人ひとりの体調が整うように治療を組み立てています。逆子の鍼灸では、以下のようなツボ(ポイント)を用いて行います。

  • 至陰穴(足の小指)

    • 逆子の治療において特に効果が高いとされるツボです。
    • 足の小指の外側にあるツボにお灸をします。
  • 総合的なアプローチ:

    • 鍼灸治療に加えて、適切な生活習慣やセルフケアのアドバイスも行います。
  • 安全で安心:

    • 妊婦さんと赤ちゃんの安全を最優先に考えた施術を行います。

ご予約とお問い合わせ

逆子の改善に向けて、鍼灸治療をぜひご検討ください。妊娠中の体調やお悩みについてお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご予約は以下まで

電話: 045-262-5550
私たちは、あなたと赤ちゃんのためにサポートしたいと考えています

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産後の腰痛に対する骨盤ベルト装着と骨盤ベルト装着に鍼治療併用とのランダム化比較試験

辻内 敬子 2024年06月29日

母性衛生学会雑誌に投稿した内容の一部です

産後の腰痛に対する骨盤ベルト装着と骨盤ベルト装着に鍼治療併用とのランダム化比較試験

せりえ鍼灸室 1) 関西医療大学大学院  保健医療学研究科 2) 公益社団法人大阪府鍼灸マッサージ師会 3) 医療法人定生会 谷口病院 4)

 辻内敬子 1)、坂口俊二 2 )、小井土善彦 1)、廣野敏明 3 )、谷口 武 4  

【目的】妊娠後期に腰痛を訴え産褥期も腰痛が継続する者に対し、骨盤ベルト装着と骨盤ベルト装着に鍼治療を併用した場合との効果をランダム化比較試験で検討した。

【方法】産科病院にて妊娠後期に腰痛を訴え、分娩時にトラブルがなかった女性を対象に、骨盤ベルト装着群と骨盤ベルト装着に鍼治療を併用した群を割付し、ランダム化並行群間比較試験を行った。入院中に鍼治療併用群は腰臀部等に浅刺を基本に2回実施、評価はVisual Analogue Scale(VAS)とRoland Morris Disability Questionnaire(RDQ)日本語版を用い、産後2日目と4日目、1ヵ月検診時に自記式の回答を得て評価し、統計解析は群間比較の統計量、効果量を算出した。

【結果】30例のうち8名が除外となり、11名ずつの群は基本情報に有意差はなかった。産後2日目を基準に4日目、1ヵ月後のVAS、RDQはともに有意差はなかったものの、一定の効果量がVASでは鍼治療併用群(4日目:d=0.42, 1ヵ月後:d=0.24)に、RDQでは対照群(4日目:d=0.24, 1ヵ月後:d=0.42)にみられた。両群とも有害事象は認められなかった。

【考察と結語】産後の入院中に鍼治療を加えることで、腰痛の程度に‘中’の効果量が認められた。鍼治療を行うことは痛みのコントロールに安全で有用性が高いと考えられた。

キーワード:#産後の腰痛、#骨盤ベルト、#鍼治療、#ランダム化比較試験、#効果量

 

 

#産後腰痛,#産後の腰痛に対する鍼,#産後の腰痛と鍼,#産後のマイナートラブル

Randomized controlled trial of postpartum mothers wearing only a PB with those treated with acupuncture combined with the wearing of a PB to treat postpartum low back pain

 

Keiko TSUJIUCHI1)2)*, Shunji SAKAGUCHI3), Yoshihiko KOIDO1),

Toshiaki HIRONO4), Takeshi TANIGUCHI5)

 

Abstract

[Purpose] We examined the effects between new mothers only using a PB and those who were treated with acupuncture combined with the wearing of a PB (PB) in a randomized controlled trial.

[Method] Setting: Maternity hospital. Selection criteria: Women who complained of low back pain in late pregnancy and had no trouble during delivery. Intervention period: From two days during postpartum hospitalization to discharge. Intervention: Subjects using only a PB were assigned as a control group, and the group using a combination of acupuncture and a PB received two acupuncture treatments. Evaluation: Using the VAS and the Japanese version of the RDQ, self-administered responses were obtained and evaluated on the 2nd and 4th days of postpartum hospitalization and at the one-month examination.

[Result] Eight of the 30 patients recruited were excluded; the remaining 22 subjects were divided into two groups of 11 each. Although there was no significant difference between VAS and RDQ on the 4th day and one month after childbirth, a certain effect size was seen in the acupuncture combination group (VAS; 4th day: d = 0.42, after one month: d = 0.24), and in the control group (RDQ; d = 0.24, d = 0.42), respectively.

[Discussion and Conclusion] It was suggested that the dissociation between VAS and RDQ was influenced by the enhancement of the support system after discharge in the PB only group. Hospitalization during the postpartum period can be managed, and acupuncture during this period was considered safe and useful for pain control.

 

Keywords: postpartum low back pain, PB, acupuncture, randomized controlled trial, effect size

 

1)SERIE Acupuncture Clinic

1-5-704 Hanasaki-cho, Naka-ku, Yokohama, Kanagawa 231-0063, Japan

*Corresponding author(K.TSUJIUCHI): TEL; +81-45-252-5550,

E-mail; czw06225@nifty.com

2)Associate Researcher, Kansai University of Health Sciences

3)Graduate School of Health Sciences, Graduate School of Kansai University of Health Sciences

4)Osaka Acupuncture Moxibustion Massage Association

5)Obstetrics and Gynecology and Pediatrics, Taniguchi Hospital

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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