小井土院長ブログ

子ども鍼は心地よく脳活動アップ

辻内 敬子 2017年03月31日

子どもに鍼?!

せりえ鍼灸室は、赤ちゃんもはり治療に見えています。

赤ちゃんから子どもにも行う小児鍼というものがあります。

皮膚をさする子ども用の鍼で、なで、さするという刺激は心地よい刺激となり

脳の広い範囲で脳が賦活!

子どもの鍼治療の研究が少ないことから、小児鍼を用いた擦過刺激が生じた脳活動を

fMRIという機会を用いて検証しました。

小児鍼を用いた治療的な擦過刺激は、前運動野、補足運動野、一次体性運動野で脳賦活が確認されたそうです。

その他、治療的擦過では、もっと広く左右の縁上回、前頭眼野などにも脳賦活が確認されたそうです。

心地よさが強く感じられる傾向も認められたそうです。

心地よい、なでさする刺激の小児はりは、大人にも用いられています。

一度、お試しください。

認知症予防にも、現在用いられ、研究されてきています。

せりえ鍼灸室も、今後研究したい分野です。

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明治国際医療大学大学院の鍼灸学研究科の上林先生と、医学教育研究センター脳神経外科学の樋口先生の報告(全日本鍼灸学会雑誌2016,小児鍼の刺激による脳活動の変化fMRIを用いて)

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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