小井土院長ブログ

暑さで睡眠不足になっていませんか

辻内 敬子 2024年08月11日

こんにちは せりえ鍼灸室です

7月から続いている猛暑により睡眠の質が低下していませんか

あるいは寝不足気味、睡眠不足なっていませんか

睡眠不足の主な原因には、この夏の暑さのような環境要因が大きく影響していますが、

身体的、精神的な要因も影響していることが多いようです。

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以下は、不眠や睡眠不足を招く要因です。

1. ストレスや不安

日頃のストレス、心配事が大きく影響します。仕事や人間関係などです。寝る前に考えごとをすると、それに思いがとらわれてしまい、眠りにつけなくなりがちです

2. 生活習慣の乱れ

オリンピックもありました。夏の甲子園大会もありました。録画でみたり、時差に構わずみたり、夜更かしや不規則な睡眠時間は体内時計を乱します。寝しなの、アルコール摂取も、睡眠の質に影響します。飲んだくれて寝落ちも良くなさそうです。

3. 身体的要因

あっちが痛い、こっちも痛いだけでなく、ずっと続いている慢性的な痛みを抱えていると眠れないですね。

また、かゆみが出たりするアレルギーも影響します。お腹が張っているいる胃もたれやガス腹、なども睡眠を妨げている場合もあります。睡眠時無呼吸症候群や足のむずむず症候群も原因となります。

4. 環境的要因

寝室のエアコンの設定温度、冬の寒さなどの温度、道路沿いの寝室なら騒音が気になります。誰かが電気をつけておきたいという寝室の明るさも気になりますね。

睡眠環境が整っていないと、質の良い睡眠は難しくなります。

よく言われているのが、スマーはトフォンやテレビなどの画面から発せられるブルーライトが脳を覚醒させるそうです。寝る前の30分ぐらい?は手元から離しましょう。時計代わりにスマホをみるのもよろしくないですね。

5. 精神的な健康問題

精神的な気分がふさぐ、などの問題も不眠の要因です。寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまったりするようですよ。

6. 加齢

えー、年を取ると、睡眠パターンが変化してしまうそうです。夜中に何度もトイレに起きるようになるなど、目が覚めやすくなったり、早朝に目が覚めてしまうことが増えるそうです。

7. ホルモンバランスの変化

女性は月経周期のホルモン変化や妊娠出産や更年期などのホルモン変化も睡眠に影響を与えることがあるそうです。

では、それらの要因がある睡眠不足や不眠傾向に対して、鍼灸治療が出来ることはあるのでしょうか? はい。あるのです!

1. まずは、リラックス効果があるので、ストレスや不安が和らげます

鍼灸はストレスや不安を軽減し、心と体のバランスを整えていきます。自律神経の安定を図り、副交感神経を活性化して気分が落ち着いてきます。

不眠の原因が思い当たり、精神的なものに関連している時は、鍼灸で心の安定を図りましょう

2. 生活習慣の乱れから体内時計が乱れていると思われる方をサポート

鍼灸治療は、体内時計を整えるのに役立っていきます。もちろん、自分で行動を起こし、不規則な生活リズムや昼夜逆転を直そうと取り組むのも必要ですが、朝の光を浴びて起きなどを取り入れることで、体を自然なリズムに戻していきます。睡眠のリズムを修正する手伝いをしていきます。

3. 身体的な症状の改善

辛い慢性的な痛みが続く場合や胃もたれ、お腹の膨満感などの消化不良、頻尿などが原因で眠れない場合も、鍼灸で、根本の治療に働きかけます。痛みの緩和や内臓機能の調整を図ることで、睡眠環境を整えます。

4. 環境的要因による不眠に対応

鍼灸は、感覚の敏感さを軽減し、外的環境に対する過度な反応を減らします。

これにより、騒音や寝室の環境に対して敏感すぎる方もリラックスした睡眠を取りやすくなります。

5. 精神的な健康問題のケア

不安や気分の障害が強い方に対する鍼灸の効果は、研究によっても裏付けられています。鍼灸治療を受けることで、気分を安定させ、心の健康を促進し、睡眠の質を向上させることが可能です。

6. 加齢による睡眠パターンの変化をサポート

年齢にあらがうことはできませんが、年齢に伴う睡眠の変化に対しては、お手伝いできます。鍼灸は体全体のバランスを整え、深い眠りを取り戻すお手伝いをしていきます。

7. 月経周期の気分の調整

鍼灸は月経周期に伴う、ホルモンバランスを整える作用があり、女性特有のイライラはじめ眠りにくいなど、不眠に対しても効果があります。月経周期や更年期による不調が睡眠に影響している場合、鍼灸治療でホルモンバランスを整え、心身を落ち着かせることが可能です。


鍼灸治療は、副作用が少なく、体全体を自然に整えながら、睡眠の問題を解決や少し良くする手伝いができる方法です。

睡眠不足や不眠にお悩みの方には、まずは一度、鍼灸治療を試してみてください。

 
 

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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