多のう胞性卵巣症候群に対する鍼治療
辻内 敬子 2018年06月23日
こんにちは
せりえ鍼灸室の辻内です
月経不順や不正器出血の原因となっているのが、多囊胞性卵巣症候群です。
月経不順だけで、そのままのしておいて、赤ちゃんがなかなかできないという状態で調べてみたら、多囊胞性卵巣症候群だったという方も少なくありません。
月経不順は婦人科で薬を飲んで月経を起こし、様子をみながら年に数回月経が来る程度だったという女性も当院に見えていました。
お薬をのむと副作用でむくみも出てしまうことと、妊娠希望ということから、産婦人科でホルモン値のチェックをしながら、鍼治療を利用した女性が妊娠しています。
自宅では、セルフケアとしてお灸も利用してもらいました。
針治療は週に2回をお願いしました。
年齢は29歳と若かったこともあり、3ヶ月程度で月経が来て、妊娠しました。
PCOS(多囊胞性卵巣症候群)と辛酸されて、月経周期で、超音波で卵の成長をみながら、
血中エストラジオールとプロゲステロンの測定を行って、鍼治療を行いながら調査した報告があります。
鍼治療を週に1回で6回後に、測定し、さらに4回追加した報告では、(合計10回)
卵胞発育および排卵では、有効率60%程度になっています。
妊娠に至る研究ではないですが、成熟卵胞を認めるまでになっています。
一度、鍼灸院にご相談してみてくださいね。