小井土院長ブログ

中国では温灸治療が様々な症状改善に利用されているようです

serie89_admin 2021年08月20日

こんにちは、せりえ鍼灸室です。

新型コロナ肺炎の感染拡大によりおうち時間が増えた方も多いと思います。

この機会に、お灸に取り組んでみてはいかがでしょうか

お近くの鍼灸院で、ツボの取り方ややけどしないお灸の方法を教わってみてください。

お時間のある方は、お灸ショップも訪ねてみてくださいね。

お灸_64

今回は、中国医学情報(臨床に役立つ中国医学情報 谷田伸治:鍼灸柔整新聞2021年8月10日号)からお灸の臨床応用をご紹介します。

新型コロナ肺炎の回復期の症状改善に基礎治療は、現代医薬治療と中薬の治療を行い、

補助治療として、温灸(棒状灸)が用いた治療を紹介しています。

ちなみにツボは、足三里(ST36)、合谷(LI4)、神闕(CV8)、太衝(LR3)、

が使われています。その他に、関元(CV4)等も症状に応じて追加されています。

主要症状は、咳嗽、初音宇、倦怠感、等に行ったそうです。

また、末期悪性骨腫瘍患者の化学療法後の嘔吐に生姜灸併用治療ー現代医薬単独治療とランダム化比較ーが行われ、生姜灸併用治療が良いと報告、されているそうです。

お灸は、日本と違うものが使用されている場合もありますが、

生姜灸は、ご自宅でも簡単にできます。

煙が出ますが、膝痛や腰痛にもおすすめです。

 

 

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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