睡眠不足を緩和するツボ療法
辻内 敬子 2024年08月24日
こんにちは せりえ鍼灸室です
睡眠不足は、心身の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
ぐっすり眠れるようにツボ療法をお伝えします
睡眠不足に対処するための自分でできるツボ療法です
1. 安眠(あんみん)
- 場所: 耳の後ろ、頭の骨の下にあるくぼみと首筋の中間あたり
- 効果: 寝つきを良くします。首こりにも効果的ですので、ストレスや緊張を和らげていきます
- 押し方: 両手の親指で、頭を抱えるようにして、ツボに指をあて、5秒間押し、ゆっくりと離します。これを数回繰り返します
2. 神門(しんもん)
- 場所: 手首の内側、小指側の手首のしわの少し上 名前も素敵ですね
- 効果: 心を落ち着かせ、リラックス効果があるとされています。精神的な不安やストレス、不眠、便秘にも役立ちます
- 押し方: 片手の親指で、心地よい強さでくりくり揉んでみてください、2~3分程度を行ってみましょう
3. 内関(ないかん)
- 場所: 手首の内側、手首のしわから指3本分肘寄りに進んだところ。グーを握ったときにできる2本の筋の間
- 効果: ストレスや不安を和らげ、心が落ち着くとされています。胃の不調にも効果があり、お腹の膨満感などが原因で眠れないときにも役立ちます
- 押し方: 指腹か指先で5秒程度押し、これを数回繰り返します
4. 足三里(あしさんり)
- 場所: 膝の下、外側にあるツボで、膝のお皿の下から指4本分下
- 効果: 疲労回復に役立ちます。日中の疲れが原因で夜に眠れない場合にお勧めです
- 押し方: 親指で足をにぎるようにして押します。5秒ほど押し、離してを繰り返します。
5. 百会(ひゃくえ)
- 場所: 頭のてっぺん、耳の上端を結んだ線と鼻筋から伸びる線が交わるところ
- 効果: 不眠や気分の安定にも効果があります
- 押し方: 中指を使って、頭のてっぺんを軽く押す、寝る前に深呼吸しながら続けてみましょう
ツボ押しは心地よいと感じる程度の強さがポイントです。試してみてください