不妊治療の体外受精卵移植の連続3回以上失敗者を対象に鍼灸併用群が!
辻内 敬子 2019年07月25日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
不妊治療は、体外受精いくまでに、いくつかの山があります。
一つの報告ですが、
妊娠率と移植率が、鍼灸併用群がよくなると聞くと
鍼灸も試してみたくなりませんか?
今回は、鍼灸柔整新聞(2019年6月10日号中国医学情報)から紹介します。
不妊治療の体外受精卵移植の連続3回以上失敗者の60例、西洋薬単独と鍼灸併用の効果を比較したものです。(上海鍼灸雑誌、18年12期)
BMI:18.5~23.9、平均年齢30歳、平均不妊治療歴4.4年
めまい、耳鳴り、腰痛、性欲淡白の腎陽虚
両群共、月経3日目からホルモン剤治療をし、併用群は、月経2日目から毎日1回鍼灸治療を行ったところ、
結果:妊娠率は、単独群26.7% で、併用群は43.3%
移植率は、単独群は15.8%で、併用群は27.6%.
子宮内膜の状態も、併用群が単独群よりも改善したそうです。
せりえ鍼灸室でも不妊の鍼灸治療を行っていますので、試してみませんか。