冷え症についての勉強会がありました
辻内 敬子 2018年05月05日
こんにちは せりえ鍼灸室の辻内です
大型連休の前半に、今年も東大で「現代医療臨床鍼灸研究会」の勉強会が行われ、参加してきました。
今回のテーマは、「冷え症に対する鍼灸治療」でした。
西洋医学の立場からは、東京有明医療大学教授の川嶋先生がお話されました。
冷え症は、そのままにしておくものではありません!
婦人科疾患と冷え、
妊娠期の冷え
冷え症に対する鍼灸治療の効果、などのシンポジウムが行われました。
「冷えは万病の元」と言われていますが、まだまだエビデンスが少ない領域です。
今後、冷えをテーマに私たちも研究をして、鍼灸が思春期の女性から成熟期、
更年期、老年期の女性の辛いを解消できるようになりたいと思います。
エビデンスは弱いですが、臨床上では、手応えを感じております。
鍼灸院にご相談くださいね。
妊娠期の冷えが注目されるようになって、異常分娩の予防を計るためにも冷え解消と実践されるようになりました。
しかし、その前の妊娠準備期、不妊の治療を行う前にも、
冷えに注目して、緩和できるように、お手伝いさせていただきたいと思います。
懇親会で、写真をご一緒しました川嶋先生との1枚です。
アエラの冷え特集でご一緒させていただいたのは、すでに10年ぐらい前かしら?