小井土院長ブログ

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社会鍼灸研究会に参加しました

小井土 善彦 2023年11月06日

11月4日に筑波技術大学で開かれた第18回社会鍼灸研究会に参加してきました。

毎回、著名な方々のお話しを聴き、鍼灸と社会との関わりを様々な角度から考える研究会です。

今回のテーマは、鍼灸のアイデンティティーを求めて
〜鍼灸師の近代西洋医学への眼差しはどう変わって来たのか~でした。

http://www.doho-acu-moxa.com/fssam/2023/10/09/%e7%ac%ac18%e5%9b%9e%e7%a4%be%e4%bc%9a%e9%8d%bc%e7%81%b8%e5%ad%a6%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a2003-%e5%86%85%e5%ae%b9%e3%81%a8%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0/

病気の時だけでなく、特に異常がなく健康な時にこそ、健康管理やコンディショニングにこそ、気軽に利用していただけるように、鍼灸の特徴を多くの皆さんに知っていただけるよう努力する必要を改めて感じました。

妊娠前から妊娠中や産後にかけた健康作りに、鍼灸を是非ご利用ください。

日本東洋医学会学術集会

小井土 善彦 2023年11月03日

10月29日に開催された日本東洋医学会関東甲信越学術集会に参加しました。会場は、横浜駅東口にある崎陽軒本店。

漢方薬のツムラが主催したランチョンセミナーで提供さらたお弁当は、崎陽軒の焼売弁当でした。

お弁当も美味しく一般演題の発表の内容も充実していて、有意義な時間でした。

一つやいと

小井土 善彦 2023年06月18日

関西では、お灸を「やいと」と言います。富山県高岡市の瑞龍寺では、田植えの時期に合わせて、6月1日と7月1日の2日、朝5時から夕方4時の間、1つのツボに一つ、お灸を据えてもらいに、人々が訪れる習慣が今でも続いているそうです。お寺の参観料は500円ですが、お灸代500円を支払えば参観料は支払わなくても良いとのことです。

瑞龍寺は、人々の日々の暮らしを守るために、戦を避けた前田利長公の菩提を弔うために建立された寺で、それが故に地元の人たちに愛されていると、偶然通りかかったお坊さんから、お寺の謂れを伺うことができました。

また、戦争になってからでは、仏の教えも力が及ばないため、戦争になる前にそのような事態にならないために、日々の暮らしを大切にする事が大切とのことでした。

庶民の暮らしを圧倒するような派手な装飾は見当たらず、手入れの行き届いた境内に足を踏み入れただけで、清々しい気分になる不思議な場所です。日常の暮らしを大切にするために、非戦を選択した亡き藩主の姿勢は、お灸とともに、現代にも通じる国宝にふさわしい姿だなーと、感じ入りました。

国と国の関係には非戦を、人と人、人と自然あるいは身体と心の関係には非暴力を。国家にも養生が必要と言えそうです。

学会に参加してきます

小井土 善彦 2023年06月06日

今週末は、第73回全日本鍼灸学会に参加するために、金曜日の午後から院長と副院長の診療は、お休みします。ご不自由をおかけしますが、宜しくお願いします。

https://www.taikai.jsam.jp/

院長は発表と座長、副院長は座長を2題、担当します。

今回は、例年よりお灸関連の発表や講演が多いのも楽しみです。

抄録集23ページと29ページに副院長、32ページに院長が掲載されています。

https://www.taikai.jsam.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/72nd_the-full-text-of-the-abstracts2_1.pdf

暑い☀️

小井土 善彦 2023年05月18日

今日の横浜は、真夏の暑さになりました。風か吹いていたので、窓から取り入れた外気だけで、今日は何とか過ごせましたが先が思いやられます。 

治療室の下を流れる大岡川は、たくさんのクラゲで埋め尽くされていました。真夏のような光景に、思わず写真をカシャリ。梅雨のジメジメに向けて、汗をかく準備ができていますか?

ゴールデンウィーク中の休診日のお知らせ

小井土 善彦 2023年04月26日


 

今年のゴールデンウィーク期間の休診日は、4月30日から5月9日です。ご不自由をおかけしますが、よろしくお願いします。

晴明から耕雨へ

小井土 善彦 2023年04月11日

今年の横浜は、来年より長い間桜の花を楽しむ事ができました。みなさんの地域はいかがでしたか?さてさて、季節の移ろいは早く、たんぽぽに止まった蝶々を観ていたら、ミツバチが飛んで来て、慌ただしく蜜を集めて、パッと飛び立って行きました。花や虫にとって忙しい季節、新暦の二十四節気でこの季節にあたる晴明を感じた一コマでした。

晴明の次は穀雨。房総の海沿いの田んぼは水が張られ、田植えの準備が始まっています。

生命溢れる季節とはいえ、体力が低下していると、激しい寒暖差は、身に応えます。自分の身体のペースに合わせて、晴明から穀雨へと乗り切り、その後に控えている梅雨と夏を見据えた体力を養っておきたいところです。

小井土 善彦 2023年04月05日

この時期になると、花筏と新緑のコントラストに目を奪われます。鳥たちのさえずりは、大きくハッキリと聞こえるようになり、ゴミ置き場をあさるカラスの動きは、俊敏になったように感じます。歩くくらいでは、汗をかきませんが、私の身体も、汗をかく準備がきっとすでに始まっているはず。湿邪の季節に順応できるように、5月の連休明けには、汗をかけるように、積極的に身体を動かそうと思っています。夏バテや梅雨の時期に胃腸の調子を崩す傾向がある方は、汗をかく準備を始めてはいかがでしょうか?

ただし、体調が悪い方や、医師から運動を制限されている方は、医師に相談したり、自分の身体と相談しながら、慎重に取り組んでください。

満開

小井土 善彦 2023年03月29日

今日は、お天気に恵まれ、治療室の下を流れる大岡川は、お花見を楽しもうと、大小様々な舟が往来し、朝から賑わっています。

研修生募集

小井土 善彦 2022年11月25日

新規研修生を募集します。人数は若干名。募集要件は、当院の特徴を理解し、鍼灸師あんまマッサージ指圧師の資格を持っている女性です。1週間に2日以上で3年間以上が条件です。それ以外をご希望される方は、ご相談に応じます。研修費用は、必要ありません。 詳しくは、メールにてお問い合わせください。

高い目標を持ち、本気で学ぶ強い気持ちがある方からのご連絡をお待ちします。

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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