辻内 敬子 2020年03月18日
こんにちは せりえ鍼灸室のツジウチです。
熱さ寒さは彼岸まで、といいますが、今週は暖かさそうですね。
今まで、寒かったので固まっていた体だから、今日のような春の陽気になってきた時にはからだが重く感じますね。
色々なところにお肉もついてきていませんか。
さあ、春の陽気に誘われて、体をもっと快適にするように動き出しましょう。
そのあと、散歩にお出かけしみてはいかがでしょうか。
まずは、頭クルクル回して、首をほぐしましょう。
次に、体をささえている足関節と手の関節をほぐしましょう。 すると歩くのが億劫でなくなってくると思いますよ。
いきなり立ってから始めると、こけやすいから、座ってからはじめてみましょう。(妊婦や足腰に痛みがある方、ひざ痛のある方)
①足をのばして座る。かかとに気持ちを集中してのばす。
②足の後ろ全体がのびるような気持ちで、ぐーとのばす
③ぽんとちからを抜く。その繰り返しを5回程度。
④つま先をのばす、その繰り返しを5回程度
⑤足首をぐるぐる回す、右回し、左回しを何度か繰り返す
⑥立って、片足ずつ、足首ぶらぶら回す。
⑦今度は、手首をぶらぶら回す。ぶらぶら体操
⑧その後、片腕ずつぶらぶら回す
⑨両腕持ち上げて、グーとのびをして、ばたんと腕をおろすを3回程度繰り返す ぶらぶらと、固まっていた関節からほぐして、いってね。
誰かに両手をもってもらい、ぶらぶら揺らしてもらうのも力が抜けて気持ちいいと思いますよ。
このところ、手をふれあうこともないから、うらやましいなあ。
せりえ鍼灸室では、消毒してお待ちしていますね。
辻内 敬子 2020年03月14日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
気持ちの変化は体に現れます。体がつらくなると気持ちもつらくなりがち。
食欲が落ちてきた、肩凝りがある、眠りにくい、ため息がでるなど、です。
どっちかのバランスが崩れてきたら、心身一如の東洋医学、鍼灸治療をご利用ください。
天気によって気分も左右されがち。
雨の日には、気分も沈みがち。
なんか重たい気分で、悲しいような、淋しいような気分の時には
思いっきり、悲しんで涙を流そう。
悲しみを涙が洗い流してくれるから。
あのときに、悲しかったこと、寂しかった時のこと、
みんな、みんな、思い出して、思いっきり泣いてみようよ。
人を責める前に、自分の悲しみと向き合おう
子どもは、悲しいことがあったらすぐに啼いて涙をながして
またすぐ笑う。
今啼いたカラスがもう笑った!というよね。
涙は悲しみを洗い流すから、悲しみを抱いていないで
たまには、心の奥底から取り出して、泣いて流そう。
気持ちは体に表れるんだよ。
誰かの手を借りてほくほくほっこりも大切ですよ。
小井土 善彦 2020年03月06日
昨秋、35年ぶりに水俣に伺いました。不知火海を一望にできるミカン山に青々と実っていたパール柑が黄色く熟した姿になって届きました。治療室の中は、柑橘系の香りに包まれています。農薬を使わずに作った人は、漁師でもある杉本実さん。秋にお邪魔した際は、乾燥させたばかりのちりめんを一つまみ頂きながら、当時とは変わった漁の方法を運よく伺うことが出来ました。
公害の原点とも言われる水俣は、今の自分にとっても大切なところ。2月のベルリン映画祭で、「MINAMATA」ジョニーディップ主演が上映されたそうです。日本で観られることを楽しみにしています。
辻内 敬子 2020年03月06日
こんにちは せりえ鍼灸室のツジウチです。
以前、不妊クリニックにて、「不妊と鍼灸」についてお話させていただく機会をもらいました。
2018年5月のJAMAという権威ある医学会雑誌に投稿された見解では、
妊娠率と出産率に影響を及ぼさなかった!という結果が報告されてしまいました。
私たち鍼灸師には、臨床的に手応えを感じている不妊患者さまがいる一方で、
研究になると、分母をそろえたり、条件を一定にするなど、難しいのが臨床研究です。
この研究の結果の考察では、新鮮胚移植と胚盤胞移植の方が混在していて、研究対象者にばらつきがあったことなどが報告されています。
また、研究を辞退して、自分で地元の鍼治療院にかかりだしてしまった方もいたことも述べられていますし、短期間の研究機関であったことなど、まだまだ内容を精査していかなくてはならないようです。
冷えが不妊に関係しているかという論文では、冷え症の方は、不妊症の方の中には、半分程度とする報告があり、冷え症の人は不妊である、ということにはできないのですが、
冷えた状態は、良くないと考えられてきています。
ぜひ、冷えを感じている人は、冷えを追い出すように取り組んでいきましょう。
まずは、運動です。
東洋医学的に冷えを説明すると、
陰陽二つの気が体内を循環しています。
それらが身体を循環しているので、身体は温かくなっているのですが、
陰気は冷たいところを好み、陽気は暖かいところが好きなので、足もとが冷えてしまいます。
冷えていると、冷たい足元から陰気は上に上ろうとせずに、陽気は暖かい上半身から下がってきません。気の巡りが悪い状態です。
そして、血と気は一緒に巡っていますので気の巡りも悪くなると考えます。
血と気の巡りをよくするには、歩くことが大切ですよ。
辻内 敬子 2020年03月05日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
冷えが注目される最近ですが、足が火照っているから冷えとは関係ない!と思われる方がいます。
足のほてりは、靴下は穿きたくないし、エアコンの効いた電車も素足が気持ちよいという場合もありますまた、お布団に入れば足を出していないと眠れない!などの症状もあります。
もちろん飲み物も冷たい物が大好きですし、のどを通らないといいます!
改善したいというなら、冷たい飲み物は控えましょう。
冷たい飲み物は10日間ほど、控えてみてください。変化してきますよ。
季節の野菜を冷やさないで食べて、口の熱冷ましにしてはどうですか!
また、足のほてりがあっても、靴下を脱ぐ、あるいは足を出さずに寝るようにしてみてください。
夏までに、冷たいものを控え、暑い夏でも耐えられるような体、すなわち、汗が出る体を作りましょう。
鍼灸室ではそのようにお手伝いしていきます。小さなこともご相談ください。
小井土 善彦 2020年03月05日
最寄りのJR桜木町駅に、新しく改札口が設置されます。宿泊施設や子育て支援が入った12階建ての複合ビルも同時にオープンするとのこと。改札口は、ホームの関内寄りで5月オープン予定です。出来上がると、桜木町駅から、徒歩3分の距離になり、みなとみらい線の馬車道とも動く歩道で繋がるので、さらに便利になります。
妊活から育児期まで、安心して利用できる当院を是非ご利用ください。
辻内 敬子 2020年03月04日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
新型肺炎コロナ騒ぎの中でしたが、万全なる準備をして、2020年3月1日の学習会に参加しました。
テーマは不妊治療です。
第1題目は、みなとみらい夢クリニックの培養室長の家田祥子先生からのお話でした。
培養液はじめ、培養技術など、進歩してきている状況、技術上達のためのトレーニングなど、各種方面からお話していただきました。
不妊治療専門のクリニックをどう選択するかも必要になることがわかりました。
午後からは、小井土院長による「生殖補助医療の鍼治療のエビデンス」についての講演でした。
早く、不妊には鍼灸治療がいいですよ、という日が来るように私たちも頑張ります。
体調を整えること力を発揮しているので、ご利用くださいね。
妊活お灸ご利用ください。
辻内 敬子 2020年02月23日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
産後の子宮脱が話題になりました。子宮脱にも程度があります。
産後直後に宮脱になっても、自然になおることが多いので心配しないでくださいね。
老年期に、子宮が飛び出してしまって困っている人もたまに治療させていただきます。
こちらも大変長い期間我慢している方もいて、驚かされました。
年齢が進んでいる場合には、手術が適応な方もいますので病院の受診すすめます。
二人目出産後の産後の方は、上の子にも手がかかっていたので、
子宮脱はなかなか治らずに、産後4ヶ月も経ってしまっていました。
鍼灸治療を利用していただくと、快適な状態が3~4日続くようで、
そこで、次回の治療の合間には、自分でもできることをお願いしていきました。
赤ちゃんと上の子と一緒の昼寝もそうです。
さらに、頭のてっぺんの百会にお灸は治療室で行い、
会陰部やお尻には、貼るカイロや湯たんぽを用いて温めたりもしてもらいました。
下半身が寒くて震えるような状態だった女性ですが、
下腹部も下半身も温めてもらい、温かい番茶をのんでもらいました。
子育ても回りの方の手を借りてもらうようにお願いしました。
子宮脱は、早めに手当、養生していきましょう。
辻内 敬子 2020年02月07日
こんにちは
せりえ鍼灸室のツジウチです。
コロナウィルスの拡大に、私たちも不安に思うことがたくさんあります。
手洗い、マスク、うがいをしていきましょう。
風邪を引いたときには、温かくして寝るのが一番です。
風邪かなって思ったその時、引き始めに、素早く対処するのがさらに効果的ですよ。
自分で、ぞくぞくしてきたり、ひやっときた感じがあったり
ひきはじめだと感じた場合には、とにかく早めに眠りにつきましょう。
疲れがたまってきたときに、風邪ってひきやすいものですからね。
*のどが痛くならないうように水分を十分にとって、寝るときにもマスクしましょう。
*室内を温かく保ちましょう
*消化のよいものを食べましょう。おかゆもうどんもいいですね。
*くだものもとりましょう。水分あると食べやすいですね。
ビタミンCも必要ですね。
*咳が出ているときには、みかんは食べ過ぎないようにね(そういわれているからで本当かどうか調べてないです、ごめんなさい)
*熱が出ている場合には、マメに着替えてね
*うがい、手荒い、マスクをしよう
風邪は休めという証拠、ゆっくり休養してください。
風邪予防、風邪が治りにくい人は、鍼灸治療をお勧めします。
ご相談ください。
辻内 敬子 2020年02月01日
頭痛持ちのOKさんと一緒に行動を共にする時間があった。
頭痛持ちさんは、その日頭痛薬を持参していなくて辛いというので、私が持っていた火を使わないお灸を貼ってあげた。。
その日は、外歩きと、冷たい風にあたったので、血行が悪くなったのでしょうか。
夕方から頭痛がひどくなってきたということでした。肩も首もバリバリでした。
OKさんは、とても猫背でした。
そのこともあって、姿勢も悪く、バランスも悪い状態でした。
首を少し前に出しているような状態だから、余計に首に負担がかかります。
まっすぐ立つということが一番必要なのですが、
固くなっている首のコリをほぐすように、腕と背中にお灸を貼りました。
苦しいといっている背中に貼ると、温かいと喜んでいました。
その後、OKさんは、お灸ファンになってくれました。
もちろん頭痛が軽減したからです。
頭痛は神経質だから、なんてことだけではないのです、
原因は必ずあります。
薬で軽減もしますが、鍼も有効です。
原因を探り、鍼を試してみてください。