小井土院長ブログ

産後、骨盤痛

産後腰痛に対する鍼治療の効果の検討の研究

辻内 敬子 2023年09月14日

こんにちは せりえ鍼灸室でず。
 
せりえ鍼灸室では、妊婦さんにはりきゅう治療をご利用いただいていますが、
妊娠中の腰痛は、一人目で痛みを発症し、二人目、三人目でも発症して痛みが強くなったという方や、
お産を契機にその後腰痛が続いている方などもいます。
 
ほとんどは出産すると治る方が多い妊娠期の腰痛ですが、
産後にも続いていたら、育児にも影響してきます。
 
そこで、入院中の産婦さんが腰痛を訴えた場合に、鍼治療をするとよくなるのかを調べたいと思いました。
 
その、産後の腰痛研究をコロナ禍の中でしたが、行うことができ、学会雑誌に報告する事が出来ました☺️
 
協力病院、大阪の谷口病院
業団体、大阪府鍼灸マッサージ師会
教育機関、関西医療大学
実務は、大阪府鍼灸マッサージ師会の女性鍼灸師さん達
 
皆さんのおかげで報告できました。
腰痛の痛みの程度は減少しました。
 
引き続き、行っています。

 

 

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産後の女性のサポートが出来るように今年も頑張ります

serie89_admin 2023年01月09日

せりえ鍼灸室は、妊活から妊娠、出産、産後を女性の一生をサポートしている鍼灸院です。

産後は子育てが最優先され、自分自身の体調は二の次,三の次になりやすいものです。

しかし、元気に楽しく子育てするためにも、産後の女性が元気である必要があります。

最近では、産後に注目が集まり、産後ケアの体制が少しずつ整ってきています。

それらを上手に利用しながら、体と心を整えていってください。そんなサポートができるように、今年も、せりえ鍼灸室は学び、提供できるようにしていきます。

1月13日は、当院の井上律子助産師&看護師&鍼灸師が話してくれます。

第64回井上さん講師

鍼灸マッサージ師は産後のお母さんの味方です

serie89_admin 2022年10月25日

こんにちは

せりえ鍼灸室です。

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先日、岡山県鍼灸マッサージ師会の主催の学習会に

助産師さんの講演とともに、鍼灸師としてお話させていただく機会がありました。

お話された助産師さんは、産婦さんのために自分の助産院たんぽぽ助産院には、

各種教室だけでなく、施設を構えて、産後ママたちをサポートしていました。

そこには、鍼灸師さんも働いていて、妊娠中から産後ケアまで担当しているそうです。

鍼灸師が、産後ケアとして、必要とされていること、身体的な不定愁訴にできること、そして、ママさんや赤ちゃんのために、これだけは知っておきたいこと、

必要なのは、連携です。

岡山の地では、さっそくお母さんサポート隊として、鍼灸マッサージ師と助産師さんたちがチームを組んで、活動を開始する、という決意を聞いて、うれしくなりました。

せりえ鍼灸室でも、お母さんの体の困った症状の改善を図るようにしています。

体が軽くなると、気持ちも軽くなります。

重たく感じていた赤ちゃんの抱っこも、ふわっと包み込むようにできるようにお手伝いしていきます。

お近くに鍼灸マッサージ師をご利用くださいね。

 

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産後の母乳分泌不足には小指の先のツボを使ってみましょう

serie89_admin 2022年02月10日

こんにちは せりえ鍼灸室です。

産後には母乳の出が気になります。

手の小指の爪の生え際のところにツボ少沢(SI1)があります。

母乳分泌不足に効果があるツボとして知られていますので、自分でも反対側の手で小指を挟むようにしてツボ刺激をすると良いと思います。

小指を握ると痛みがある方が少なくありません。優しくにぎにぎしてみてください。

1日1分程度を2~3回程、押してみましょう。

また、最近の比較試験でも用いられていたツボです。皆さん、誰でも母乳の分泌には悩むものです。

母乳分泌や肩凝りが気になったら、鍼灸治療をご利用ください。

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中国の山東中医薬大学での研究では、産後の母乳不足のママさん60例に対して、手の小指の先のツボ少沢(SI1)と足の小指の先のツボ至陰(BL67)を使った比較試験を行っています。(鍼灸臨床雑誌2021年5期、参考:鍼灸柔整新聞2021年12月10日号中国医学情報(谷田伸治先生))

付属病院の鍼灸科外来で、平均罹患期間62日(分娩後20~150日以内)の平均年齢32.5歳(24~42歳)のママさんを、手のツボ群、足のツボ群、両方併用群の3つに分けました。

3つの群とも、棒状のお灸を、ツボから2~3㎝程離して、左右15分間、合計30分間、ツボを温めるお灸をしました。毎日1回、連続3日間、

授乳は回数と時間を多くし、産婦さんには十分な休息、栄養摂取、精神面の安定支援をしました。

観察指標は、乳汁分泌量、乳房充満度、乳汁鬱積度、乳汁濃淡度、などの5項目

血液検査で、血清プロラクチン含有量、

臨床的効果は、手のツボ群は総有効率85%、足のツボ群は80%、併用群は85%で3群に有意差なし、症状も、プロラクチン値も3群間に有意差はなかったそうです。

ツボ刺激やお灸の相談も可能です。

産後の腰痛には鍼灸治療をおすすめします

辻内 敬子 2020年06月02日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

コロナ禍の中で自粛解除になりましたが、まだ油断大敵ですね。

産後の腰痛学習会案内

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せりえ鍼灸室では、妊婦さんの治療を行って早30年近くになります。

出産したら、産後は赤ちゃんを抱っこして、育児して、家事して、仕事して、女性は大変です。

自分の腰痛も待ったなし!

そんな産後の腰痛治療を行ってきたせりえ鍼灸室のデータや症例をまとめて、

産後ケアとして、鍼灸マッサージ師に役立てて欲しいと願っています。

大阪で、生涯学習の講演を担当します。

産後の腰痛に対する鍼灸治療

妊娠中から産後にも、元気に子育てできるように、腰痛は鍼灸治療が最適ですのでお任せくださいね。

産後の腰痛は少なくありません、妊娠中から予防していきましょう

辻内 敬子 2020年01月23日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです

産後の腰痛を訴える方は、分娩時から腰の痛みを訴える人もいます。

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また、妊娠前から腰痛があった方は、産後も痛みを感じやすいようです。

分娩後の腰の痛みは、多くの方にみられますが、程度も痛む部位も違います

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赤ちゃんを抱っこしている腕も疲れるし、腰への負担もたくさん、かかってきます。

そんな時の腰痛には、腰回りの緊張をとるために、腰を回すようなストレッチもいいですね。

腰ひねり体操でもいいですよ

産後の腰痛が起きてしまった場合には、鍼灸治療もお勧めです。

赤ちゃん連れで一緒に起こしください。

 

産後の養生の一つはゆっくり休むことです

辻内 敬子 2017年11月16日

出産は大仕事

その後からすぐに、  おっぱい、おむつ替えと 忙しい生活は始まっていきます

出産後すぐの お母さんは興奮状態です
だから、自分の疲れ具合もあまり感じません。

感じないので、動けるし、動かなくてはならない!と、思って動いてしまいがちです

 まして核家族だったり、 がんばり屋さんのママなら、なおさらです

でも、産後1ヶ月は、甘えてくださいね。無理は禁物ですよ!

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この時に、動けるからってあまり動き回らない!

暇だからって携帯メールやパソコンをして目を使いすぎないことです

すると産後1ヶ月頃過ぎ頃、少しずつ育児にも余裕がでてくると思います。

慣れない育児は疲れるものですが、元気がでてきます。

すると、産後一月過ぎ、2ヶ月過ぎると、
赤ちゃんとともに動ける本当の自分の身体になっていくと思います、

動きたくても、先を考えてじっとしていましょう。

そして汗が出すぎるのも問題ですので、ご相談くださいね。

お母さんは自分では汗がでて、薄着になりがちですが、
冷やしすぎないことですよ!

心配なことがあったら、助産院や病院に相談しましょう。

もちろん、せりえ鍼灸室も産後ママさんを応援していますよ。

 

せりえ鍼灸室:ご予約・お問い合わせはこちらから!

 

 

 

骨盤のゆがみと産後ケア

辻内 敬子 2017年02月20日

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骨盤がゆがんでいますよ!

産後の女性は骨盤がゆるみ、それが戻るか気になる!!

骨盤のゆがみといわれているものは、

骨盤輪不安定症のうちの仙腸関節由来の腰痛となっているものが多い

骨盤痛や臀部痛なる腰痛の鍼灸による治療と

産後に訴えるマイナートラブルにたいする鍼灸について

骨盤については、整形外科医のわたらい先生が

鍼灸治療については、辻内が担当しました。

神奈川県鍼灸師会と女性鍼灸師フォーラム共催で行いました。

辻内敬子のレディース鍼灸:詳しい情報・お問い合わせはこちらから!

いつも一緒に来院します

辻内 敬子 2016年11月17日

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今日のお客さま。

ママと一緒に来院してしますが、今日はお昼寝タイムです。

骨盤痛で抱っこができない時

辻内 敬子 2016年01月09日

横浜で更年期、不妊鍼灸、逆子腰痛のマタニティー(妊娠)の鍼灸のせりえ鍼灸室で治療をしている女性鍼灸師の辻内敬子です。

土曜日は、「パパがお休みだから」と、夫に子どもを預けて治療室を利用して下さる方がお見えになります。

お子さんがまだ小さいから、外に出すには風邪などもらっては困るから、動き回って目が離せないから 😥 、等の理由もあります。

そんな中で、腰痛や骨盤痛で抱っこできないから、辛くて ! :-( 鍼灸治療を利用してくださる方もいます。

お風呂に入れる時、おむつを替える時、中腰や前屈みの姿勢が多くなると、

産後は腹筋もゆるんでいますから、自ずと腰に負担がかかります。

また、妊娠中から骨盤痛があった方は、産後にも腰痛がでてくることがあります。

いろいろな腰痛の理学検査をしても、骨盤痛の方もいます。私たちは鍼やお灸で治療をしていきます。

お尻が痛い、骨盤がゆるんでいる、という方も同様に、鍼灸治療を行いながら、日常生活の中で身体の使い方をアドバイスしていきます。

赤ちゃんの抱っこの仕方やおむつ替えの時に姿勢などを具体的にお伝えします。

泣いている赤ちゃんを抱っこできないほど辛いものはないですね。痛みがひどくなる前に、家族に抱っこやおむつ替えなど積極的に代わってもらって下さいね。代わる人がいない時には、実家やサポートセンターも積極的に活用してみて下さい。

お尻の筋肉の固くなっていたり、痛みがある場所の緩和をはかり、寝返りやベット上での動きがスムーズになるように、みていきます。初めて鍼やお灸を利用される方も少なくないので、治療法は相談します。またご自宅でできるお灸のアドバイスもしています。お灸の方法も一緒に練習しますので安心してできると思います、でも産後はお子様の月例によっては難しい時期です。相談しましょう。

骨盤痛、ゆがみ、腰痛は、ヨーロッパのガイドラインでは理学療法とともに鍼が利用されています。安心してご相談下さい。

横浜で更年期、不妊鍼灸、逆子腰痛のマタニティー(妊娠)の鍼灸のせりえ鍼灸室

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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