小井土院長ブログ

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頻尿と膀胱炎などが多くなる時期です

辻内 敬子 2019年08月09日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

夏のこの時期は、膀胱炎や頻尿が増えるようです。

冷たいものを飲んだり、エアコンで冷やされて体力低下や夏ばても関係しているのかと思います。

頻尿は、トイレに幾回数が日中8回以上、夜眠ってから1回以上起きるようでしたら、少しその傾向があるようですね。

そんな時には、まず、足元が冷たくないかを確認してみてください。

足元もお腹も腰も冷たいようでしたら、お灸をしてみませんが?

足元の三陰交やお腹の関元(CV4)、中極(CV3)をおすすめしています。

困った時には、鍼灸院へご相談くださいね。

更年期の時にも、尿漏れや頻尿などが多くなる方もいますので、腰痛や肩こり、お疲れのメンテナンスの際にお伝えください。

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お灸のつぼは、妊活おきゅうやお灸のすすめの本で紹介しています。ご覧ください。

妊活お灸

母乳育児は生物学的に当たり前の行為です

辻内 敬子 2019年08月05日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

千グラムに満たない小さな赤ちゃんを診察する現場では、母乳育児の重要性を実感されているそうです。

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母乳育児の重要性が、新潟日報に掲載されたと、新潟市民病院総合周産期母子医療センター・新生児科医の永山善久先生から、日本母乳の会の会報に紹介されていました。

WHOの母乳育児の10箇条が改訂されて、母乳代替品(ミルク)の宣伝をしてはいけないことを定めた、国際基準(WHOコード)を守ならくてはならない、ということが加わりました。

永山先生の記事から、母乳育児が科学的によいとわかっている点を紹介します。

①下痢による入院を72%、呼吸器感染症による入院を57%防ぐ

②壊死性腸炎を58%減少させる

③乳幼児突然死症候群を36%減少さえる

④長い母乳授乳は将来の肥満を26%、2型糖尿病を35%減少さえる

⑤母乳育児をしている母親は、12か月授乳するごとい進行性乳ガンの頻度が4.3%減少する

⑥卵巣がんは30%減少する

⑦うつ病を減少させる と一致しています。

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もっとありましたが、忘れてしまいました。

ぜひ、赤ちゃんをおっぱいで育てようと、中学生や高校生の時から、

妊娠前から、妊娠しても思ってくださいね。

おっぱいで育てられない事情もでてきます。

そのときには、胸に赤ちゃんを抱いて赤ちゃんを安心させてあげられるようにおかあさんはサポートされてください。

産後は忙しいので、いろいろなことをかんがえている暇がないのですが、その前から思ってくださっているとよいと思います。

妊娠前から、妊娠中から、産後も、せりえ鍼灸室はいつでも待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊治療の体外受精卵移植の連続3回以上失敗者を対象に鍼灸併用群が!

辻内 敬子 2019年07月25日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

不妊治療は、体外受精いくまでに、いくつかの山があります。

一つの報告ですが、

妊娠率と移植率が、鍼灸併用群がよくなると聞くと

鍼灸も試してみたくなりませんか?

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今回は、鍼灸柔整新聞(2019年6月10日号中国医学情報)から紹介します。

不妊治療の体外受精卵移植の連続3回以上失敗者の60例、西洋薬単独と鍼灸併用の効果を比較したものです。(上海鍼灸雑誌、18年12期)

BMI:18.5~23.9、平均年齢30歳、平均不妊治療歴4.4年

めまい、耳鳴り、腰痛、性欲淡白の腎陽虚

両群共、月経3日目からホルモン剤治療をし、併用群は、月経2日目から毎日1回鍼灸治療を行ったところ、

結果:妊娠率は、単独群26.7% で、併用群は43.3%

移植率は、単独群は15.8%で、併用群は27.6%.

子宮内膜の状態も、併用群が単独群よりも改善したそうです。

妊活お灸

せりえ鍼灸室でも不妊の鍼灸治療を行っていますので、試してみませんか。

くしゃみで尿漏れは、妊婦、産後、中年、老年期と、年寄りだけじゃない!

辻内 敬子 2019年07月24日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

妊婦さんだけが、くしゃみで尿漏れをおこしやすくなるわけではありません。

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でも、若いから、尿漏れを起こすと少しショックですが、妊婦の6割近くが尿漏れを様々な週数で起こしはじめるというから、私だけと思わなくてもいいので、ご安心ください。

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くしゃみや咳したら、さあ大変。尿漏れパットを活用したくなりますね。

実は、はり・灸でも、尿漏れ防止に貢献します!

妊娠中だけでなく、産後、中年期、老年期!尿漏れ経験者には朗報です。

はり・きゅうをしても、効果を発揮すると思いますが、

会陰部(おまた)をやさしく、ころころローラーしても効果抜群なんですよ!

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でも、尿漏れが始まる前から骨盤筋体操を取り入れていくことがお勧めですね。

妻が尿漏れしたからと言って、ゆるいんじゃない!と冗談にも言わないこと! 

妊娠したからだけでなく、尿漏れが起こらないように、思い物を持たせないでください。

妊婦さんは、下腹部が下がったりすると、膀胱圧迫しがちなのですから、頻尿になりがちです。

また、東洋医学では、からだの元気のチカラが落ちてくると、尿を蓄えておく力が低下してきて、尿漏れや頻尿になるとも考えています。

東洋医学では、足や腰を冷やさない!下半身のだるさを改善する、ことが望まれる症状です。

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咳やくしゃみの時に、おしっこがもれそうになったら、小さかった時には、おまたを押さえたと思います。今は、足をクロスさせて、尿もれ防止にトライしてください。

困った悩みは、せりえ鍼灸室でお待ちしています。

 

8月は一枝のゆめ財団にて小井土院長の女性疾患セミナーがあります

辻内 敬子 2019年07月22日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

一枝のゆめ財団は、鍼灸マッサージ師のための財団です。

そこで、8月に小井土院長の臨床実技セミナーが開催されます。

募集はわずかですので、あと残席1名だそうです。

(2019年度)ベッドサイドの身体診察と鍼灸治療 ~女性疾患~

身体診察と鍼灸治療を現代医学の視点から解説し実技指導を行います。

<開講日程と内容>

  第1回 8月4日(日)10:00~17:00

   テーマ「女性疾患概論  月経困難症、不妊症」

    講師:小井土 善彦先生

   第3回 8月25日(日)10:00~17:00

   テーマ「更年期障害 不定愁訴」

    講師:小井土 善彦先生

 【講師プロフィール】

  小井土 善彦先生(鍼灸学修士)

   せりえ鍼灸室長

   東京有明医療大学非常勤講師

   著書『イラストと写真で学ぶ 逆子の鍼灸治療』

     『妊活お灸』

 <会場>

  一枝のゆめ治療院

  東京都北区赤羽1-45-5 クロスポイント赤羽1F(赤羽駅より徒歩5分)

<受講資格>

  鍼師免許所持者、および免許取得見込みの方(学生可)

<受講料>

  全3回:30,000円 別途材料代2,000円

<申込方法>

  E-MailまたはFAXにて①~⑥を記入の上、下記までお申し込みください。

  ①講座名:女性疾患 ②お名前 ③ご住所 ④電話番号 ⑤学校または勤務先 ⑥視覚障害の有無

  申込み・問い合わせ先:

    一般財団法人 枝のゆめ財団事務局

    http://hitoedanoyume.or.jp

    E-Mail:yume@hitoedanoyume.or.jp

    Tel&Fax: 03-6310-5172

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せりえ鍼灸室で行われている女性に優しい治療です。

困った時には、鍼灸院へ相談ください。

困る前から相談して欲しいですね。

 

汗をかく時期に悪化させないようにしたい、アトピー性皮膚炎症状

辻内 敬子 2019年07月22日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

汗の出始めの時期や、むしむしする時期は、お肌のトラブルが増えてきます。

赤くなったり、気になっている時にも、はりやお灸をご利用ください。

新陳代謝をよくするように働きかけるので、肌トラブルの緩和に貢献していきます。

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お父さん、お母さんがアトピー性皮膚炎だったり、喘息や花粉症などの症状がある場合、
同じく、赤ちゃんにも、アレルギー症状は出やすくなります。

アトピー性皮膚炎だけでなく、肌の弱い赤ちゃんが夏に汗をかくと
その部分が赤くなったり、かゆがったりしますね。

 汗をかいたら、そのままにしておかずに、

自宅ですごしているなら、シャワーで日中は数回流してあげるといいですね。

面倒な状態だったり、腕が腱鞘炎などの痛みがあるなら、着替えさせましょう。

汗をかいたままですと、かゆみの原因になります。

上手に汗がかけるようになるのは、とても大切です。

赤ちゃんから、2から3歳までぐらいに、汗腺の働きが決まるそうです。

皮膚も皮膚呼吸なるものをしています。

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汗をかける体を作っていくことは、

夏の時期ののぼせを緩和し、クールダウンしやすくなりますね。

汗をかけるような身体をつくっていきましょう。

親子で、散歩も入れていきましょう。

汗をかくこと

こどもの元気を育てましょう

不妊の鍼灸治療

辻内 敬子 2019年07月21日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

「妊娠したい!」(不妊の鍼灸治療」についての学習会を行った際に、

妊娠したいならお灸を始めましょう、という鍼灸師さんの参加と

妊娠しても出産まで頑張ってお灸を続けていると、
いいことたくさんあります!と実体験からのお話ししてくださる方もいました。

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すでに絶版になってしまっていますが、ご紹介したい本があります。図書館でみてくださいね。

「女性の一生と漢方」というみどり書房から出されている、産婦人科医の石野信安先生がかかれた本です。

この本は、鍼灸師だけでなく、これから妊娠したいと考えている人や、娘をもつ人、自分自身が女性である人など、妊娠、出産の身体作りから、身近にできるケアについても学ぶことができます。

妊娠したい、から、妊娠したら、出産したら、更年期になったら、老年期の準備として、お灸を利用してみて欲しいです。

この本では、妊娠安定期に入ったら、妊娠5ヶ月以降(16週から)に自分でお灸を据えていきましょうと、書いてあります。

以前、学習会の講師を担当してくださった村田渓子先生は、その石野先生にお子さんを取り上げていただいた時に、妊娠初期からお灸を行うとよい!と言われて、お灸を据え続けたそうです。

村田先生の実感は、ホントにお産が楽しくなったお灸っていいな~、マイナートラブルの解消から、お産の時にも、母乳にも!でした。

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私たちも、その石野先生に教えにならえと、安産のお灸をすすめる女性鍼灸師の活動を始めたり、「いいお産の日」イベントで安産のためのつぼ療法体験を行ってきたのです。

「妊娠したい!」という女性も、
妊娠したら、なおさら、赤ちゃんとお母さんになるためにも
お灸をならって据えてみてくださいね。
妊活お灸
直接灸もできるようになるといいですよね。
お灸の据え方は鍼灸院で教わってね。

不妊治療と鍼灸治療を4年間継続された方の妊娠報告

辻内 敬子 2019年07月20日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

不妊クリニックで体外受精を行いながら、鍼灸治療も利用していただいて女性が

無事に出産されました。

年齢は45歳。

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長らく、タンタンと不妊治療を行い、鍼灸治療も最初は一週間に1回を基本に、

途中は、治療と家庭の都合で、抜けることはありましたが、4年間利用してもらっていました。

鍼灸治療を利用していただき始めてから、採卵がうまくいくようになりました。

また、分割胚までいくようになり、何回も、それこそタンタンと体外受精を繰り返し、

この度、無事に出産されました。

年齢もあり、出産されるまで、私たちもドキドキでした。

一番喜んでいるのは、ご本人たちですが、周りも幸せです。

みんながみんな、妊娠、出産までこぎつけるわけではないのです。

それでも、不妊治療を受けている女性と長い期間、

ともに、涙したり、喜んだりしています。

女性とともに、一緒に歩んでこられてうれしいです。

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妊婦さんが来た!予定日超過した不安を抱えて。

辻内 敬子 2019年07月20日

こんにちは。

せりえ鍼灸室のツジウチです。

妊婦さんが予定日を超過したと言って電話をしてきました。まだ3日ですが、予定日というものがありますから、妊婦さんは焦りますね。

焦ると、より頭に血が上ります。自律神経の安定を図り、陣痛さんを待つようになるお手伝いを鍼灸で行います。

陣痛が来る方は多いです。それは、陣痛付けという名前で呼ばれているようです。

赤ちゃんが生まれたがっているのですから、リラックスを促すことで

陣痛が来る場合があるのです。全員が、即、陣痛が来る!というわけではありませんが、

陣痛がやってくる場合が多いです。

お待ちしています。

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前置胎盤は鍼で治りますか?との問い合わせが来ました!

辻内 敬子 2019年07月20日

こんにちは

せりえ鍼灸室のツジウチです。

妊婦さんから、前置胎盤は鍼で治りますか?との問い合わせをいただきました。

利用していただく方へ、正確な情報を伝えることは、とても大切だと思っています。

治ったという場合には、妊娠初期で、確定診断前の状態だったと考えてください。

鍼灸で子宮についている胎盤の位置を治せません。治ったように思われるのは、子宮が大きくなったからです。

妊娠初期の時に、前置胎盤傾向にあるかもしれない、と言われた場合には、

この時期に疑われても、妊娠20週ごろに再検査を行い、前置胎盤ではなかったと言われる方もいます。

また、胎盤が子宮口ににかかる程度によっても、診断の時期が違ってきます。

鍼灸治療を行ったから、治ったということもないです。

ということで、妊娠初期に言われたものは、妊娠20週や妊娠24週の再検査によって確定されます。

低置胎盤では、そのあとも子宮口の位置関係が変化するので、定期的な検査を行い、

低置胎盤ではなかったということもでてきます。

胎盤のついている位置はかわらないのですが、

子宮が大きくなるので、確定診断までに検査が必要ですし、定期的な検査が必要になるのです。

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ですので、何度もいいますが、鍼灸治療をしたから前置胎盤が治ったということはありません。

前置胎盤は、胎盤の位置がそこにすでに着いたわけですので、週数が進めば子宮の形は大きくなります、しかし胎盤がついている位置は変わるわけではないので治りません。

確定診断される週数ごろになると、子宮の出口にかからないから下から産めますよと言われる人がいます。

体調管理には鍼灸は良いですが、前置胎盤は治ることはないですので、迷わせていたら申し訳ないです。

前置胎盤の方の入院時期は、妊娠25~28週ぐらいの時期が多いと思います。

出血しないで、無事に出産することが、赤ちゃんにもお母さんにも大切です。

入院前に困ったことがあったら産院に相談し、鍼灸院にもお出かけください。

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私たちは、いつでもお待ちしています。

 

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プロフィール

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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