辻内 敬子 2023年07月07日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
連日の気温の高さに、大人も子どもも冷たいものが欲しくなりますね。
乳幼児のおやつは食事です。
離乳食の回数が増えてきたり、御飯を食べるようになった乳児には、
祖父母や親せきは、いろいろ与えたくなるものです。
アイスやジュースを飲み与え、甘いお菓子やスナック菓子をたまにだから、とあげていますか?それで、御飯が少なくなったり、満腹にしていませんか?
祖父母のところやお友達の家にでかける機会が多くなると、周りの目もあるし、
あげないでください、とは言いにくいものです。
おやつは食事を忘れないでね
うどん、おにぎり、芋でいいのよ~
赤ちゃんにいろいろと食べさせて、下痢した経験はありませんか?
甘い物を与えていると、乳幼児はおりこうさんだから
お母さんが甘い物をくれるまで、
泣き通しますよ。体力ありますから、泣き止むのは大変です
虫歯も防げていいと思うから、おやつに甘い物はずーと後回しで良いと思いますよ
赤ちゃんの体調やお腹の調子、などが気になったら、子どもには、小児はり、赤ちゃんマッサージなどがあります。一度ご相談くださいね。
辻内 敬子 2023年07月03日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
出生数が減少している中では、妊婦さんや赤ちゃんを見かけると嬉しい気持ちになります。
分娩後に赤ちゃんに会えた喜びはきっと最高の感激でしょう。
喜ぶ一方で、赤ちゃんにおっぱいを吸われる度に、お腹も痛むということがあります。
産後直後から、大きくなった子宮が急に元に戻ろうとする際の子宮収縮「後陣痛」は、始めてのお産の人よりも、二人目、三人目の産婦さんになると、痛いそうです。
また身体中の力をふりしぼったおかげで、全身筋肉痛の場合もあります。
さらには、お産でいきんで痔になってしまう場合もあります。妊娠中に巨大化したおっぱいは、授乳の準備で張ってくるのも、産後からです。
出産後の身体はくたくたでも、新しい命におっぱいをあげる作業は、否応なく始まっていきます。
そんな時には、背中をやさしくなでながら、ママを労わってあげましょう。
産後直後は、足もむくんできますし、背中もさすってもらえば、肩こりも楽になります。
お疲れ様、よく頑張った!の声掛け共に、背中に手を置いてほしいと思います。
赤ちゃんの寝顔は可愛いですが、産後直ぐには、様々な体の痛みと不快な症状がたくさんあるママの状態に気を回してくださいね。
これから始まる子育ては二人で、そして、産後ママには、心身の状態が早く回復するように、手を添え、気持ちを労わってあげてください。
ママの心身疲労に、鍼灸利用で楽になった!と言ってもらえるように、産後すぐから病院で、鍼灸が提供できる日が来るように、私達も頑張りたいと思います。
辻内 敬子 2023年05月23日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
妊娠中は、身体的な愁訴がたくさん出現します。
身体的は愁訴については、はりきゅう治療が効果を発揮しますのでご相談してみてくださいね。
妊婦さんは、精神的にも不安定な時期を迎えます。ホルモンの影響もありますが、妊娠した女性の悩みについて考えてみました。
赤ちゃんができる!という喜びの気分とはうらはらに、これから作っていく家族のことや仕事のことが気になり出すのが妊婦さんです。
- 妊娠判明の時期から、妊娠12週(妊娠3ヶ月)ぐらいまでは、なんと、産後の生活への不安が多発だそうです。今後のことを考えて、どうしたらよいか悩む時期なんですね。赤ちゃんと一緒に住む環境はどこがいいのか、仕事復帰や保育などが気になりますね。また、つわりなど身体の変化を実感するので、気持ちもマイナーになりがちのようですね。
- 妊娠16週頃は、つわりも収まり、つわりで大変だった方は、身体がへとへとで気力なしになりがちです。つわりの開始時期の妊娠6週位からこの頃までは、夫の協力が得られないなどが、不満の種にあげられています。
- パートナーがつわりの時から、労り、言動にも気をつけ、率先して家事を行い、妻への心配りが、妻の不満を和らげるようですよ。
- 妊娠18週から20週頃は、胎児が動くのを感じ始めます。胎動を感じはじめて母になることを実感してくるそうです。お腹の中には別の命が宿ってきている事を感じて、体調とともに、精神状態も安定してくるころです。体は安定期と言われますが、安定という言葉にほっとするようです。でも実際には、浮かれすぎずに行動を考える必要があります。
- 妊娠32週すぎた頃から、産後の生活への不安がまた襲ってくるようです。帰宅が遅い夫に、父になる自覚があるのかなど、求める声もあがっていたそうです。パートナーも一緒に、産後の子育てをする生活にむけて、シュミレーションをして、行動を変えていく必要がありそうですよ。
- 益々出産が近づいてくると、帰りが遅い夫には、出産後の赤ちゃんのお風呂に入れる時にどうしよう、赤ちゃんと二人で過ごす時間が長くなることへの不安が膨らんでくるようです。そして、それはお産本番まで持ち越されます。
- 更に予定日近くなると、お産そのものが大丈夫かなど、お産へ不安がピークになる頃です。
どんな時期にどんな悩みが多いかという調査ですが、ひと昔が10年なら、昔昔の20年前のプレモの雑誌に掲載されていたのを引っ張りだしました。(古くてすみません)
妊娠前から、妊娠中のこと、産後の事、考えておきたいです。そのためにも家族やパートナーと相談して協力し、子育てして欲しいですね。
辻内 敬子 2023年05月13日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
はりきゅうは、痛いところに直接アプロ―チすることもできます。
さらに、手足などの遠い方へアプロ―チして、身体全体のバランスを整えることもできます。それだけでなく、バランスを整えた先には、肩こりなどの軽減とともに、自律神経のバランスを整えることにもつながっているんですよ。
そこで、今から自分でストレッチをしたり
歩き方に気をつけて、バランスを整えていきましょう。
まず、自分の立ち方をチェックしてみて下さい
片足に重心をかけて、休めの姿勢が多いようなら、気をつけて立ちます
具体的には
足首を回したり、膝を回したり
股関節を柔らかくするように回したりした後に
腰をゆっくりひねってストレッチ
これでも十分効果はあります。
はりきゅうは、体全体のゆがみを調整していくことにつながります。
妊活の方も大切ですし、妊娠中の妊婦さんの体は、産後の育児にも影響してきます。
産後の骨盤痛や腰痛の改善を見据えて、妊娠中から、身体をメンテナンスしていってください。
おっぱいも、負担がかかる側が硬くなっていませんか?
確認してみてください。
はりきゅうをお試しください。
辻内 敬子 2023年05月01日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
お産の始まりには、破水や陣痛、おしるしがあります。
陣痛が始まる徴候がなく、予定日を超過すると慌ててきます。
予定日近くなって、どきどきや焦りや不安が出てきたら、鍼灸治療を予定してみてくださいね。
鍼灸治療で自律神経が整い、リラックスすると、陣痛さんが来やすくなりますよ。
焦っているのを本人は感じることが出来なくなってきますのでパートナーや周りの方が勧めてあげてください。
深い眠りやゆっくりの呼吸が出来ることはとても大切です。
お灸教室を助産院で行っています。コロナ禍で開催する機会が無くなってしまった産院が多い中、妊婦さんには東洋医学の視点やお灸は必要です!と続けてくれている産院もあります。
以前の事ですが、
おしるしが来て、今朝ほど陣痛が始まったというJさん。
明け方には10分間隔の陣痛と思って、産院へ連絡したけれど、
到着する頃には、すっかり陣痛が遠のいてしまったという。
朝、診察を受けに産院へ行ったが、なんかたまに陣痛らしきものはくるけれど、
産まれそうでもないといってきた。
赤ちゃんは下がっていて押されているような感じがするけれど、
まだまだ出てくる感じでもないんですよ~と、Jさん。
それは、そこまで来ているけれど、まだ、もう少しかもってことかな?などなど、
そんな調子の会話を交わしながら、では、あぐらをかいて
できるだけ、お灸もしながら、みんなと陣痛くるぞ、うまれるかも、の会話を
楽しんでみたら、とお灸の仲間になってもらった。
この産院で出産した経験者は、参加者に語り始めました
産院の階段が一人ですたすた上れるようではまだまだって言われましたよ。
障子の桟が、はっきり見えるようでは、まだまだですって。
だいたい、座っていられませんでしたよ。
鼻からスイカがでるようだっていうじゃないですか!
おしゃべりできるような余裕はなくなってきましたよ。
陣痛が始まって産まれそうな感じは、こんな様子だとそれぞれみなさん話してくれました。
すたすた歩けるJさんは、まだまだみたいと言って歩いて帰りました。
辻内 敬子 2023年04月17日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
ホルモン変化で毛深くなったり、薄くなったりすることがいわれています。
妊娠期はホルモン変化が激しく、気分や体調の変化も激しい時です。
妊娠し自分の感情のコントロールが難しい時が多々出てきます。
悲しい気分の時も出てきますが、それは妊娠しているから!パートナーはそんな女性の変化を知って関わってあげてくださいね。
妊娠初期のつわり開始頃から気分のアンバランス状態は出てきますので、早めに、家族やパートナーに知ってもらうようにしていくことが、この先の妊娠生活でイライラしないコツになると思いますよ。
同じくホルモン変化で毛深くなる妊婦さんもいます。
「背中が毛深くなって恥ずかしいです」と発言した妊婦さん。そうですか?と見るとそうかもしれない!?、夫くんが第一発見者だという。すごく毛深くなったと言われて、妊婦さんは妊娠したせい!と思ったそうだ。
おっぱいのところに一本だけなが~い毛が一本のびている妊婦さん、
胸の谷間に毛の波ができてきた妊婦さん、
腰に毛がうっすら生えてきた妊婦さん、
背中に流れるように毛が生えてきた妊婦さん、
薄くなったというのはあまり聞きませんね。ホルモンの影響ってすごい!
ある時、妊婦さんの背中を診て、「OOさん、背中毛深くなったんですよね!」なんて言い切ってしまった。「いいえ、前から私毛深いです。あまり変わってませんけど」と返事され、しまった!!毛深くなったと語ったのは、違う妊婦さんだった!と人違いしたことがありました。前から毛深かったとは大変失礼しました。
ホルモン変化が大きい時期の更年期以降は、女性ホルモンの分泌(エストロゲン)低下し、ユニセックスになってくるようです。すね毛もひげもたくさんになりがちなのですかね(( ;∀;)
気分の変調や体の変調が激しい時は、はりきゅうでお手入れしていきましょう。
妊娠中に無理は禁物。誰かの手を借りることを覚えてくださいね。
鍼灸治療のあと、セルフケアをお伝えしていますので、それを継続しながら体調を整えていきましょう。
辻内 敬子 2023年04月13日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
子どもの時、小児ぜんそくだったけど、大きくなったら治ったというのはよく聞きます。
妊娠中に、喘息のような咳が出てきて、風邪をひいたら咳が止まらず、病院へ行き、喘息と診断されたそうです。妊娠してはじめて喘息になったという妊婦さんもいました。
妊娠すると免疫系が変化し、アレルギー体質だった方で悪化する方も少なくありません。
妊娠して、今まではよりも悪化したり、喘息が出てくるということは、自分の体力はじめ、免疫力、抵抗力などが低下している状態と考えられます。
ですので、赤ちゃんに栄養も元気もあげているお母さんは、自分自身が元気に過ごせるようにしていく必要があります。
よく寝ることが元気の秘訣です。体の元気を持ち上げるために、リラックスすること、癒されれること、楽しいこと、たくさんしてくださいね。
また皮膚のバリアを強めていくことも大切ですから、そっと手足をマッサージがいいですよ。もちろん、はりきゅうはお勧めです。
自分で行うよりも、パートナーの手がいいと思います。
手足は、手首から肘ぐらいまで、足先は足先から膝ぐらいまで、なにもつけなくても大丈夫ですので、なでてください。
最近では禁煙者は多いですが、まだ禁煙していないパートナーは、ぜひ、赤ちゃんが生まれてくることをよい機会として、妻のためにも産まれてくる赤ちゃんのためにも自分のためにも禁煙してみてくださいね。
喘息や呼吸器が弱くて、お灸のけむりが苦手という方には、煙がない灸や煙が少ないタイプのお灸もあります。無煙灸、微煙灸、火を使わないお灸なんてのもありますので、鍼灸師や薬局にご相談ください。
辻内 敬子 2023年04月02日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。
4月から新年度ですね。入学、進級、進学おめでとうございます。
桜の花びらがまだ残っている中で、これからは葉桜の時期となります。それもまたよし!
気分が変わる時期ですが、春の気分は浮き沈みが激しくなりがちな時期
一喜一憂も良いですが、エネルギ―、気を使いすぎないようにしてくださいね。
気疲れ、気をもむ、気が晴れない、など、気分に関する言葉は少なくありません。
四月は、気分に左右されやすく、それが一月もすると体に出てきてしまいます。
毎日、気をつかったら、良く寝て、
明日の朝にはエネルギーチャージが出来ているように心がけてください。
睡眠の質に問題がでてきたら、
早めに鍼灸院にご相談くださいね。
辻内 敬子 2023年03月14日
こんにちは
せりえ鍼灸室です。せりえ鍼灸室では、妊娠希望から妊娠中、産後と継続して利用してくださっている女性が少なくありません。
それらの経験を活かして、せりえ鍼灸室を会場に(以前は学校をお借りしていました)
勉強会も行っています。(こちらの主催は、女性鍼灸師フォーラムになります)
たまには、来院している妊婦さんに協力していただき、動画モデルさんをお願いすることもあります。
学習会の際にはお願いすることがあるかもしれません(( ´艸`)
学習会は日曜です。
女性鍼灸師フォーラムの開催講座です
辻内 敬子 2023年03月06日
こんにちは せりえ鍼灸室です。
鍼灸師が安心して妊娠中や産後の女性を診るためには、産婦人科医師や助産師さんからの勉強の機会は重要です。
せりえ鍼灸室の院長はじめスタッフが一丸となって取り組んでいる学習会があります。
周産期の鍼灸治療が安全に安心して提供できるように、そして利用してもらえるようになるための周産期ケア学習会が愛知で行われます。
自分たちも共に毎回学ばせてもらっています。
また妊婦さんからの質問に応えれれるようになることも学びの一つです。
元気な赤ちゃんを産んで欲しいです。
参加申し込みは開催ぎりぎりまで受け付けてくださるそうですのでぜひ会場でお会いしましょう。