小井土院長ブログ

陣痛の痛みの緩和にツボ療法

辻内 敬子 2021年05月01日

こんにちは。

せりえ鍼灸室です。5月の陽気に誘われて散歩はいかがでしょうか?!

密を避けて、帽子をかぶってお散歩を楽しんでくださいね。

今回は陣痛のお話です。

 出産はどうだった?と聞くと、「三日もかかって産んだので大変でした。もう二度とあんな思いをしたくない」と語ったNさん。

「赤ちゃんが生まれたんだね。出産はすごいことよ!」と彼女の妊娠中を知っている私は、たいしたもんだ!!!と、べたほめしました。

妊娠後期に、ラストスパートのように、一生懸命にお灸をしていたことを知っています。

来院時は、風邪をひきやすいとか、むくんで体が重いなど、たくさんの症状を訴えて見えました。「風邪をひきやすいという状態は、自分のパワーがお腹の赤ちゃんにあげてきていて、低下したからだよ」、と。

妊婦さんは、自分自身のパワーをアップすることが大事です。そのパワーは、お産の押し出す力にも関係していると思っています。

その低下していたパワーが少しずつ沸いてきて、その後、Nさんはお灸を自宅でも継続してくれていました。

赤ちゃんはちょっと大きめだったそうです。3日かかっても安産ですよ。

妊娠中からお腹の胎児を育て、そして産み育てる女性はたくましいものです。

体も心も充実するように応援しているせりえ鍼灸室です。

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分娩時の痛みの表現は様々ですが、妊婦さんも頑張るし、お腹の赤ちゃんも頑張っています。

そんなときに痛みを和らげるように働きかけるツボ療法。

もちろん、そんな場面ではすでに夫の手はちゃんと妻が気持ちいいというツボを押していると思いますよ。仙骨のあたりが割れそうな感覚を訴える妻には、その辺りを押してあげましょう。本人が望む程度ががいいですね。腰をさすってあげるのも良いですね。

さらには、痛みの緩和に、三陰交という、足首付近にあるツボもお勧めですよ。

押しやすい体制で、トライしてみてください。痛みのコントロールに通じると思うので、実践してみて感想おしえてくださいね。

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せりえ鍼灸室院長
小井土 善彦
現代はストレス社会と言われていますが、その「ストレス」という言葉の由来は、1936 年頃、カナダの生理学者ハンス・セリエ氏(Hans Selye)が発表した「ストレス学説」にあります。 セリエ氏は一定の「ストレス」を感じると、体に一連の症状が現れることを発見しました。...

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辻内敬子

せりえ鍼灸室副院長
辻内 敬子
私たちは、女性の元気と美しく輝く人生を応援しています。貴方が母となることを選択した時から、そして妊娠した時から、幸せに満ちた人生のために、体と心 のケアを行います。 妊娠したらゴールではありません。妊娠期間中に出産準備のための体作りが必要です。...

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