お尻の悩み、「痔」の時は便秘や下痢の改善も必要です
辻内 敬子 2017年09月16日
こんにちは、
せりえ鍼灸室の辻内です。
痔は便秘の女性だけでなく、下痢をよくする男性にもみられますね。
便秘や下痢に「痔」はつきもの。
食物繊維を摂ることが少なくなっている現代人。
さらに椅子に座っている時間が多く、お尻周囲の血行も悪くなっています。
そんなこんなで痔がでてしまう。
妊娠中には、痔になる妊婦さんも少なくありません。
お産をするときに、「痔」になってしまった女性も少なくありません。
分娩時には、いきみが入るので、助産師さんがしっかり押さえて介助してくれていますね。
夫くんに背負われて見えた妊婦さんがいました。
痔がでてしまって、何しても、どうしても治らない。
苦しむこと1週間。薬ももらって塗ったそうです。
お尻の悩みは恥ずかしいからと、やって治療室にお見えになったのですが、痛みで歩けなくて、おんぶされて見えました。
ご自宅では、はいはいで移動しているとのことです。
肛門様は、菊の花のように飛び出して花開いた状態だそう。
冷えも大敵だから、足を温めながら、頭にお灸。
頭のてっぺんに百会(ひゃくえ)というツボがあります。
そこへお灸(直接据えるお灸です)をしていきました。
頭のてっぺんとお尻の穴、通じていると考えているんですよ。
痔が気になってきたら、頭のつぼを押してみて下さい。
姿勢を正して、頭のてっぺんとお尻の穴に意識を集中してみる時間ももうけてみてね。
お尻に手をあてて、気を送って、
ひっこめ!戻してあげる!と手からのパワーを送ってみてください.
奥様がせりえ鍼灸室をご利用いただいている場合には、
男性でもご利用が可能ですのでご相談ください。
お待ちしております。
お尻にはお灸はしません。